タカシマヤプラチナデビットカードの評判は?メリットデメリットまとめ

有名百貨店タカシマヤでの買い物で、お得になるクレジットカードがいくつか発行されていますが、実は、タカシマヤでの買い物でお得になる「デビットカード」があることをご存じですか?

タカシマヤのデビットカードは、「タカシマヤプラチナデビットカード」という名称で、デビットカードの中ではかなりレアな「プラチナカード」となっていて、ソニー銀行の銀行キャッシュカード+デビットカードのSony Bank WALLET(VISA)と高島屋との提携カードです。




タカシマヤプラチナデビットカード

タカシマヤプラチナデビットカードイメージ

年会費32,400円(税込)還元率2.0%
電子
マネー
ポイントタカシマヤポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 高島屋でのカードショッピングは10%のポイント還元率
  • ソニー銀行のClub Sが最上位のプラチナステージになる
  • 入会審査なし!

  • 年会費:32,400円(税込)
  • 国際ブランド:VISAのみ
  • カードの有効期限:4年間
    (解約しない場合は自動更新)
  • 貯まるポイント:タカシマヤポイント
  • ポイント還元率:2.0%~10.0%
    (高島屋での買い物は常に10.0% ※特価品・食料品以外)
  • 高島屋駐車場:最大5時間無料
  • 高島屋での買い物品配送無料サービス
  • 高島屋メンバーズサロン利用可
  • 高島屋が指定する高島屋の店舗内レストランと周辺レストランの優待
  • タカシマヤロイヤルカスタマーサービス
  • ソニーストアでの買い物4.0%のポイント還元
  • ソニー銀行Club Sが最高ランクのプラチナステージ
  • VISAプラチナトラベル
  • VISAプラチナゴルフ
  • VISAプラチナ空港宅配
  • 24時間365日対応のコンシェルジュサービス

タカシマヤプラチナデビットカードの特典は盛りだくさんで、通常のクレジットカードのプラチナカードにまったく引けを取りません。
ポイントの貯まり方については、以下の表を参照してくださいね。


通常クレジットカードとの違い

ところで、「このデビットカードとは何なの?」と思う人もいらっしゃるでしょう。

まず、「クレジットカード」と「デビットカード」と「プリペイドカード」の違いをみてましょう。

クレジットカード

カード会社の入会審査の通過が条件でカードが発行されます。
1ヶ月間の期間を区切り、その期間クレジットカードの信用でいわゆるツケ払いとなり、1ヶ月分のカード決済分をまとめて請求され、申込時に指定した銀行口座から引き落としとなります。

デビットカード

主に銀行が発行しており、その銀行口座を持っていれば無審査で発行されます。
支払いはカード利用1回ごとにデビットカードが紐づいている銀行口座から引き落としとなり、店舗などでの利用方法はクレジットカードと同じですが、「1回払い」と店員さんに申告する必要があります(デビットカードは1回払いのみであるため)。

プリペイドカード

無審査で発行されます。
プリペイドカードへ銀行口座や提携ATMからの入金、他のクレジットカードからのチャージによる入金などの手段により事前に入金することで、その入金額までがクレジットカードと同じ感覚で利用できるというものです。
店舗などでの利用方法は、前述のデビットカードと同様にクレジットカードと同じですが「1回払い」と店員さんに申告する必要があります(プリペイドカードは1回払いのみであるため)。

 

クレジットカード・デビットカード・プリペイドカードは、カードの券面にVISAなどの国際ブランドが表記されているなど、見た目は似たような外観となっていますが、上記のような明確な違いがあります。

デビットカードやプリペイドカードは、クレジットカードを持つことや利用することに抵抗がある人や、クレジットカードだと調子に乗ってつい使いすぎてしまうという人に、おすすめです。
クレジットカードと同様にポイントが付与されるという面でも現金払いよりもおすすめといえますね。

メリット

次に、タカシマヤプラチナデビットカードのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

まずは、メリットからです。

  • 年会費32,400円なのに、年会費税込54,000円の三井住友VISAプラチナカードと同じVISAプラチナサービス(VISAプラチナトラベル・VISAプラチナゴルフ・VISAプラチナ空港宅配・24時間365日対応のコンシェルジュサービス)が利用できる
  • 年会費さえ払えば入会審査なしで誰でも持てる(プラチナカードがほしいがクレジットカードの審査落ちをした人におすすめ)
  • 高島屋での買い物で常に10.0%のポイントがもらえる(特価品・食料品を除く)
  • 高島屋での買い物が非常に快適になる(駐車場最大5時間無料、メンバーズサロン利用可)
  • ソニー銀行のClub Sが最上位のプラチナステージになる(通常は、ソニー銀行の口座に月末外貨預金と月末投資信託残高の合算で1,000万円以上、毎月末キープしないとプラチナステージを維持できない)

デメリット

  • 年会費が高額
  • 最寄りに高島屋がない人や高島屋で買い物をしない人には、ほぼ意味のないカードとなってしまう
  • ポイント還元率は非常に高いが、貯めたポイントがタカシマヤポイントでタカシマヤお買い物券にしか交換できない(ANAやJALのマイルを貯めている人やTポイントなどの共通ポイントを貯めている人には使いづらい)
  • nanaco、楽天Edy、Apple Payなどの電子マネーへのチャージ不可
  • タカシマヤプラチナデビットカードの申込時にソニー銀行の銀行口座(普通預金口座)の所有が条件となっている(タカシマヤプラチナデビットカード申込時にソニー銀行の銀行口座開設の申込も可能、ネットバンクに抵抗がある人には、かなり厳しい条件)
  • ダイナースプレミアムやアメックスプラチナのコンシェルジュサービスと比較すると、VISAプラチナサービスのコンシェルジュサービスは評価が落ちる(コミュニケーション能力や多少の無理を親身になって相談に乗ってもらえるかなどの点で)
  • エポスプラチナカードをインビテーション経由や前年カード利用実績100万円以上達成で、年会費が通常税別30,000円が税別20,000円となり、同じVISAプラチナサービスが利用できるエポスプラチナカードのほうがお得(ただし、エポスプラチナカードはクレジットカードであるため入金審査がある)

VISAプラチナサービスが利用できるクレジットカード一覧

三井住友プラチナカード以外で、VISAプラチナサービス(VPCC)が利用できるクレジットカードです。

  • SuMi TRUST CLUBプラチナカード
  • デルタスカイマイルSuMi TRUST CLUBプラチナカード
  • レクサスカード
  • マイレージプラス・セゾン・プラチナカード
  • スルガプラチナカード
  • エポスプラチナカード
  • 七十七Visaプラチナカード
  • むさしのVisaプラチナカード
  • 道銀Visaプラチナカード
  • 北陸Visaプラチナカード
  • タカシマヤプラチナデビットカード

まとめ

タカシマヤプラチナデビットカードは、デビットカードでありながら、クレジットカードのプラチナカードの特典サービスが付帯しているという大変ユニークなものです。

タカシマヤプラチナデビットカードの他に、大手デパートのお得意様向けカード、いわゆる外商カード(クレジットカード)と呼ばれるものは、表にはあまり出てきませんが、実は意外と多く存在しています。

具体的には、高島屋であれば、最上位カードとしてタカシマヤカード(VIP)、三越・伊勢丹であれば、お帳場・お得意様カードGOLD、三越お帳場カード Platinumなど、西武グループであれば、ロイヤルセゾンカードミレニアムVIP(ブラックカード)、関西の阪急・阪神グループだと阪急阪神お得意様カードプレミアムなどがそうです。

いずれも最上位の外商カードは、そのデパートで年間数百万円~1,000万円程度の買い物実績により送られてくるインビテーション経由のみで入会できるもので、年会費も最上位ランクとなると100,000円程度するという、極めてハードルの高い完全招待制のクレジットカードです。

そのレベルのものと比べると、今回ご紹介したタカシマヤプラチナデビットカードはステータス性は落ちるものの、デビットカードであるため入会審査はありませんし、年会費だけ払えば入手できるものです。
また、高島屋で買い物をしない人でも、ソニー銀行をメインとして利用されるのであれば、タカシマヤプラチナデビットカードは十分に検討の余地があります。

さらに、タカシマヤプラチナデビットカードを所有するだけで、ソニー銀行の最高ランクClub Sのプラチナステージが維持できます。

実は、ソニー銀行はこれまで無条件でセブン銀行のATMが手数料無料で何度でも利用できるという利便性の高さがあり、サブカードとして利用する人が多かったのですが、2019年1月より改悪となり、セブン銀行をはじめとする提携銀行のATMの手数料無料で利用できる回数が月4回と大幅に制限されてしまいました(手数料無料での振込回数は2回のまま)。

プラチナステージになると、これまで通り、提携銀行のATMの利用は何度でも手数料無料ですし、他行への振込も月11回まで手数料無料で利用できます。

ソニー銀行Club Sステージ条件一覧

こういったソニー銀行での優遇特典に加え、VISAプラチナサービスも利用できることを考慮すると、年会費税込32,400円のデビットカードの所有は十分に検討の余地があります。

高島屋でよく買い物をする人、ソニー銀行をメインで利用する人、プラチナカードを所有したいがクレジットカードの審査に落ちてしまった人には、タカシマヤプラチナデビットカードは、十分におすすめできるデビットカードです。

 

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