仕事で心が疲れた時の対処法
こんにちは、もう4年ほど専業主婦として子育て中の石原です。
このブログを読んでくださってる方の中には、もうご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実は石原は今から10年〜15年ほど前にうつ病になったことがあります。
うつ病を発症してしまったメインの原因は別のことにあるのですが、その当時シフト制の仕事をしていて朝7時ごろから夕方まで働く日と昼過ぎから夜の11時頃まで働く日が混在し、睡眠や生活リズムがそれまでとはガラっと変わってしまったと言うことも原因の一つにあったように思います。(つまりは仕事が原因でうつ病を患ってしまった部分もあると言うことです。)
仕事自体は楽しかったのですが、ちょっと調子に乗って飛ばしすぎちゃったかな?
石原、完全に燃え尽きてしまいました(苦笑)
仕事をしていると、調子の良い時と悪い時があります。
何をしてもうまくいき成果が目に見える時期と、何をしても空回り続きでうまく行かない時…
調子が良い時は気づかないのですが、ちょっと何かにつまずいた時に、自分って実はこんなに無理してたんだ…と気づくこともありますよね。
そして自分が仕事におって神経をすり減らしていること、疲れていることを自覚するんです。
働いていると誰にだってそのような時がいつかは訪れます。
今は仕事をしていない石原でさえ、毎日の育児に疲れてしまうこともあります。(ただ育児疲れは子供の寝顔を見ると毎晩必ずリセットできるのですけど。笑)
今日は仕事で心が疲れた時の対処法について考えていきたいと思います。
この記事に書いてあること
心が疲れる時とは
心が疲れる時とは、具体的にどのようなことが考えられるでしょうか。
ここでは「仕事」のみにフォーカスはせず、人が日常生活を送る中でどのような時に心が疲れると感じるのか、どのような時にストレスを強く感じるのか、について挙げてみたいと思います。
①職場の人間関係、友人関係等が上手くいっていない時
職場での人間関係につまずくと、だんだん出勤時間が近くにつれ、息苦しさを感じたり胸のあたりがズドーンと重く感じられるのですよね。
また大切な友人や恋人との関係が上手くいっていない時にも心はギスギスしてしまいます。
人間関係は一度つまずいてしまうと、なかなかそれを挽回するのが難しい物。
それを自分でもわかっているから、ものすごく気が重くなってしまい心が疲れてしまうのですよね。
特に職場での人間関係がこじれると、仕事自体にも支障をきたす可能性が出てくる為、あまり軽く安気には構えていられません。
②仕事で何か大きなミスをしてしまったり小さなミスを連発してしまった時
仕事で何か取り返しのつかないようなミスをしてしまった時や小さなミスを連発してしまうような時は、注意力が散漫になっている時。
何か注意力を欠いてしまうような原因に心当たりはありますか?
休みが少なかったり睡眠時間が足りなかったり、もしくは体力的にきつい仕事をしていたりで物理的に体が疲れているとそれと相まって心も疲れてきます。
仕事面以外でみても、何をしても上手くいかないと感じる時、またはそのようなことが続く時には心が疲れてしまいますよね。
③悩みがある
仕事内容で、職場や学校の人間関係で、恋愛や家族のことで、将来のことや経済面などで、人は何かしら悩みを持ちながら生きている物ですが、その悩みも長期に渡り過ぎるとその悩み事について考えてしまう時間がどうしても多くなり不安になったり悲しくなったりと情緒不安定気味になってしまう人も少なくないでしょう。
何か悩み事があり特にその悩みが長期に渡り解決される気配がない、解決の糸口が見つからない状態でい続けると、そのうち心が疲れて壊れてしまう可能性があります。
石原もうつ病になった時には長期に渡り解決する目処が立たないとある悩み事がずっと自分の中にあり、気付けばうつ病になってしまっていました。
④我慢し続けている時
本当はしたくない(けどやらなければいけない)ことをしている時や、苦手なことを強いられている時、また不満があるのにその不満を自由に口にできない環境にいて我慢に我慢を続けている時というのは、心がガッチガチに硬くこわばってしまいます。
そのような我慢をし続けている状態が続くと心が疲れてしまいます。
⑤仕事やプライベートが忙しい時
朝出勤してその日一日のタスクがたくさんある日というのは、休憩なんてしている暇があったら少しでも作業を進めたい!と思うほど忙しいですが、1日が終わるのもあっという間で暇な日よりも忙しい日の方が石原は好きでした。
仕事が忙しくてバタバタしているような時に限って友達がごはんに誘ってきたりデートの約束が入ったりとプライベートでもバタバタ。
いっけん、公私共に充実しているようにも見えますが、仕事でもプライベートでも忙し過ぎるとその忙しなさから心が疲れてしまうのですね。
充実していて忙しいことは良いことだと思われがちですが、気をつけないと充実しすぎても心が擦り減ってしまうなんて意外ですよね。
心が疲れた時に旅行に行くのはあり?
心が疲れたと感じる時は、一度自分の日常から離れる必要があるかもしれません。
叶わぬ恋も、相手に会わなくなると徐々にその距離があなたの心の傷を癒してくれる物。
物理的な距離は心の距離と比例します。
これと全く同じで、もしあなたが仕事で疲れたと感じるのであれば、一度休みをとってその仕事から自分を完全に切り離してあげる必要があります。
あなたの日常のルーティンワークからあなたを切り離すためには、非現実的、非日常的なことを体験したりそのような場所に行って見るのが手っ取り早い!
つまり、旅行に行くということはあなたの疲れた心をリセットしてあげるのに大変良い方法なのです!
もしまとまった休みを取れるのであれば、是非遠くの知らない場所に旅行に行ってみましょう。
国内旅行では面白くないので、できれば今まで行ってみたかった海外にこの際思い切って旅行してみてはどうでしょうか。
…と本来ならば言いたいところなのですが、なんせ今世界中が新型コロナウイルスで大変なことになっていますよね。
このような時期にわざわざ海外旅行へ行くことは、自分と自分の大切な人を守るためにも推奨されたことではありません。
コロナが終息するまで旅行はお預けですね…(苦笑)
対処法
ここでは心が疲れた時の対処法について挙げていきたいと思います。
体を動かす
心が疲れているときはたいてい、体も同じようにだるいと感じたりいつものようには動けないと思いがちですが、このような時だからこそ体を動かして良い汗をかいてみましょう。
何も激しい運動でなくてもゆっくりゆったりとしたスローテンポの運動で良いのです。
実は最近の研究結果では、激しく体を動かす運動よりもスローテンポでのんびりと体を動かす運動をしたほうが心身の回復がより早く見込めるということがわかってきているのだとか。
運動をするとリラックスした気分を作り出すエンドルフィンというホルモン、そして心の回復を促すセロトニン物質が分泌されるからなのだそう。
じわっと汗ばむ程度で構わないので、心が疲れた、体がだるい、と感じた時にはぜひゆっくりで良いので体を動かしてみてください。
②しっかり食べて寝る!
食べたい物を好きなだけ食べて、しっかり睡眠を取り体を休めましょう。
体力が回復すると心も少し回復しますよ。
また好きなものをお腹いっぱい食べると幸福感を感じやすくなります。
みなさんもお腹が空くとなんだか悲しくなる、イライラしてくる、という経験はありませんか?
また睡眠時間が極端に減ると心のバランスも保ちにくくなってしまいますので、しっかり食べてしっかり体を休めましょう。
③自分の好きなことをめいっぱい楽しむ時間を作る
仕事で慌ただしくしていると、休みの日はグダ〜っと一日中寝溜めをしないと持たない、という人も多いでしょう。
うちの夫も結婚前は仕事が多忙すぎて、休みの日の前夜仕事帰りにコンビニでお菓子を買い込み、翌日はトイレ以外お布団から出ずにずーっと寝ていたりお菓子を貪り食うという生活をしていたのだそう。(そうしないと体も心も持たないんだとか…)
うちの夫もそうだったので、仕事が休みの日は何もする気にならない、しんどい、だるい!というのもわかります。
ただし人間は「寝溜め」ができない生き物なのだそうで、休日に一日中寝ているだなんて勿体無い!
寝溜めができないのであれば、休日のフリータイムは自分の好きな事、好きな物のためにしっかり時間を割いてはどうでしょうか。
好きなこと、趣味を楽しむ時間が持てると、心にも余裕が生まれます。
そして日々仕事で溜まった疲労やストレスを上手に発散できるようになりますよ。
④主観を捨てて客観的に!
何かを判断するとき、人はついつい自分の主観から物事を見て判断しがち。
ところが、ずっと主観で判断をしていると人の心は疲れてしまうのです。
主観が入るということは、例えそれが自分には直接関係がないことであっても真剣に、親身になって、時には自分に置き換えて考えることもあるでしょう。
そうするとついつい熱が入ってしまい、心が常に頑張ってしまう状態になるため疲れてしまいやすいのです。
直接自分に関係のないことであればある程度客観的に一歩引いた目線から物事を冷静に見てみましょう。
主観から離れて客観的に物事をみることができれば、心が頑張りすぎることもなく少しだけ楽になれます。
⑤誰かに相談してみよう
悩み事や漠然とした不安があるときは、誰かに相談をしてみましょう。
一人ですべてを抱え込まず誰かと共有することで少し気が楽になり、安心します。
心が疲れている時はもうすでにあなたは一人で十分頑張りすぎているほど頑張っている状態です。
これ以上一人で頑張りすぎると、うつ病気などの心の病に発展してしまう可能性もゼロではありません。
とにかく誰かに話を聞いてもらいましょう。
誰かと話をしてコミュニケーションを取ることで気分転換にも繋がり、あわよくばその悩み事の解決方法も見つかるかもしれません。
⑥何も考えなくてOK!
あれやこれやと思いつめてしまう性格の人は常に心が窮屈になってしまっています。
仕事でもプライベートでも、何か嫌だな、と思うことがあれば一回現実から目を背けてしまってもOK!
何も考えず無の状態になり、一度冷静さを取り戻してからゆっくり解決方法を模索すれば良いのではないでしょうか。
⑦生活リズムを整える
石原が鬱になった時、仕事の都合で毎日夜寝る時間がバラバラ、出勤時間もその日によって違うので朝起きる時間もバラバラでした。
就寝時間、睡眠時間や起床時間にバラつきがあると体内時計やホルモンバランスも狂ってしまい、うつ病などのリスクも上がってしまいます。
そうでなくても仕事が忙しくしていると心も疲れてしまいがちだというのに、その上毎日就寝時間や起床時間がバラバラだということになれば自ずと心が疲れうつ病などになってしまうリスクも高くなってしまいます。
うつ病の予防のためにも、毎日の生活リズムはできるだけ一定に保つように努力しましょう。
⑧日記をつけよう!
心が疲れているときは情緒不安定気味にもなるし、ちょっとのことでも気分がふさぎ込んだりイライラしたりしてしまいがちです。
心が疲れるときというのは、何かしら不満や満たされない思いが積み重なっているとき。
それをストレートに周りにぶつけられればそれほどストレスフリーなことはありませんが、実際は自分が日々思うことを思うままに周りの人に伝えたり不満をぶつけるというような事は難しいですね。
だからといって不満をそのままため込んでいてはいつかは爆発してしまいます。
ここでいい仕事をしてくれるのが紙とペン。
大学ノートでもその辺の紙でも広告の裏でも何でもいいので、何か嫌なことがあったり不満を抱えているときは自分の思いを周りの人にぶつける代わりに紙とペンでその思いを文字にしてそこにぶちまけましょう。
不満を書き殴ったあとはスッキリしますよ。
石原はうつ病の時よくやっていました(笑)
今では見返すのもおどろおどろしい、不平不満だらけの日記帳が石原の実家の机の引き出し奥には今でも眠っているのです、ふふふ…
⑨ペットに癒しを求めよう!
アニマルセラピーやペットセラピーという言葉を聞いたことはありますか?
実は石原、鬱になった時に心配してくれていた当時の同僚(今でも交流があります)Fちゃんのすすめで犬を飼い始めました。
彼女の家も多頭飼いで当時中と外に8匹ぐらいいたんじゃなかろうか…(笑)
とにかくたくさん犬を飼っていて、ペットがもたらしてくれる癒しの力を彼女は良くわかっていたのでしょうね。
彼女の計らいで「ウチで先月子犬が生まれたのよ〜どの子でもいいから1匹連れて帰ってくれない?」という彼女の知り合いのおばちゃんから子犬を1匹もらい、そこからなんとあれよあれよと犬が増え、なんと最終的に6匹の犬たちと暮らすことに(笑)
1匹飼うともう1匹欲しくなり、そのうちその2匹の血を引く子犬が欲しくなり、結局素人の繁殖は危険だということを知り自家繁殖は諦めたのですが、別のところから3匹目、4匹目…とわんちゃんを譲り受け、最終的に6匹になりました(笑)
まさに最初の1匹目を譲り受けた時は石原はうつ病の真っ只中。
自傷行為のようなことにも走るぐらい病んでいたのですが、石原がどんな状態の時もチョチョチョチョっとそばに寄ってきて膝にちょこんとのってきたり横にチョンと寄り添ってくれるわんこたちにとても癒され、生きる活力のような物を少しずつですが取り戻せたのも事実。
ペットセラピーって本当に効くんだ!と、石原は身をもって体験済みなのです。
なので、心が疲れて元気になれない、しんどいな、という人に一つの方法としてぜひお勧めしたいのが「ペットを飼う」ことなのです。
ただし、安易にペットを飼うことは絶対にお勧めしません。
ペットは命がある生き物ですので、その子が逝く最期の瞬間まで、しっかり責任を持ってその命に寄り添える覚悟と自信がある人のみに許される方法です。
もし自分の不在時にもペットを見れる人が家に常にいるだとか、マンションやアパートでもペットOKの物件に住んでいるだとか、ちゃんと飼える、一緒にペットと暮らせる環境にある人のみ実践してみてくださいね。
余談ですが石原、実を言うと今から約8ヶ月前に6匹のわんこを飼うキッカケとなった最初の1匹目の子を見送ったところです。
あの子には本当に感謝しかありません。
ありがとう。
5)まとめ
人生生きていると色んなことがありますね。
良いことばかりではありません。
嫌なこと、ズシーンと心が重たくなるほどショッキングな出来事、悲しいこと、辛いこと、たくさんあります。
でも人間はそのような嫌なこと、辛いこと、すべてとうまく折り合いをつけながら成長していくものですし、良いことも悪いことも何かが起こる度に私たちこ人生は色濃く豊かになっていくのです。
時には心が疲れ切ってしまって生きていく気力すら失ってしまうよなこともあるかもしれません。
でもそこで諦めてはいけません。
何の為にあなたは生まれてきたのでしょう。
何のためにあなたのお母様は命をかけてあなたをこの世に産み落としたのでしょう。
心が疲れてしまった時はちょっとその場で足踏みです。
少しずつ見方を変えたり気分転換をしながら、一歩ずつ歩みを進めていきましょう。