副業の種類とおすすめをまとめました!

政府が働き方改革を提唱するようになり、副業の普及・促進を図っています。
これを受けて、今まで就業規則などで副業を禁止していた企業も、解禁するところが多くなりました。

かつては副業をしようと思うと肉体的、時間的な拘束を受けることが多かったのですが、現在は趣味、特技、仕事で得たノウハウなどを活用した副業を自宅にいながら行うことができます。

そこで、インターネット等を利用してできる「新しいスタイルの副業」を中心にさまざまな種類の副業をまとめました。

働き方改革の意味と副業

多くの人が副業に興味・関心を持ち、現在では約2割の人が何らかの副業をしているといわれています。

働き方改革が会社員に突きつける本当の意味

働き方改革は、

  • 長時間労働の是正
  • ワーススタイルの変革
  • テレワークの推進
  • 女性の活躍の推進
  • 少子化対策

のための「一億総活躍社会」を実現する改革である。と、政府は説明しています。

この背景には、年金制度の崩壊や人件費を圧縮のための年功序列の崩壊・非正規雇用社員の増大などがあります。

国や企業は、「あなたの生活はあなたで守ってください」つまり今後は、「私たち国や企業は、あなたの生活を保障しません」ということなんです。

副業による所得が個人の生活を守るための唯一の手段というわけではありません。
しかし、国や会社による保障が薄くなっていくなかで、生活を守るための1つの手段、自己防衛として副業を考える視点を持つことは重要ではないでしょうか。

副業で所得を得ることの意義

日本はすでに人口の減少が始まっており、人口が減少すれば他に条件が変わらないかぎり経済規模は縮小していきます。
その結果、国民個々の豊かさが維持できなくなる可能性が高まります。

特に日本は急速に生産年齢(15~64歳)の人口が減少していくため、1人あたりの労働生産性が高まらねば確実に豊かさは失われていくでしょう。

そして、生産性の上がらない業界、業種、企業は最初に淘汰されていきます。
淘汰されるなかにいては、個人としてスキルアップに投資しているだけでは生活を守れない可能性があります。

また、「AI(人工知能)やロボット技術の急速な進化で人間が行う仕事の約半分が失われる」というオックスフォード大学の研究論文が過去に大きな話題になりました。

このことは、単なる話題では終わっておらず確実に今まで人間が行ってきた業務の一部が取って代わられ始め、一部の業界の企業は大幅な人員削減を進めると発表しています。

このように私たちの生活を支える地盤の大きな構造変化が緩やかですが確実に進んでいるなか、その一部は突発的に自分の身の回りに起きないとも限りません。
本業をおろそかにはできませんが、副業で何ができるかの検討はしておくべきです。

主にインターネットを介して大きな投資が不要な副業について紹介します。

なお、紹介している副業ができるサイトはサービスが途中で中止される可能性があります。
また、一部のサービスは提供されている地域が限定されており、在宅でできない副業についてはどこでできるか事前の確認が必要です。

特別な知識を活用できる副業

業務で得た企画、マーケティング、開発、生産、購買、物流、営業などに関する技術、資格、知識、ノウハウをスタートアップ企業や専門スタッフのいない企業、ノウハウや技術力のない企業へ提供・コンサルティング…これにより時間給が数千円以上と本業を上回る時間単位の収入が得られる可能性があります。

また、副業をすることでスキルアップが可能なほか、副業を通じて人脈ができて今後のキャリア形成に役立てられます。

企業と個人を結びつける新しいマッチングサイトが生まれており、これらのサイトには無料で登録が可能です。
なお、会社の秘密に属する業務ノウハウや技術などを提供することは労働契約違反、就業規則違反に問われるため、提供するのは普遍的なものに限らねばなりません。

ビジネスコンサルタントが可能な人向けのマッチングサイト

  • 「ビザスク」
  • 「サンカク」
  • 「Xbook」

特定の知識、技術を持った人向けのマッチングサイト

エンジニア・Webデザイナー向け

  • 「flexy」
  • 「CODEAL(コデアル)」

動画クリエイター向け

  • 「Viibar(ビーバー)」
  • 「Crevo」

デザイナー、イラストレーター向け

  • 「99designs」
  • 「Skillots(スキロッツ)」
    *漫画家、動画クリエイター、ライターも利用可能
  • 「Panda Graphics」

翻訳者向け

  • 「gengo」
  • 「Conyac」

プログラム、プロジェクトのテスター

  • 「TESTERA」
  • 「Uiscope」

人脈を活用できる副業

仕事関連の人脈やプライベートな友人・知人で転職を希望する人がいたら、その人を紹介し、転職が決まれば報酬を得られます。
また、その転職者の相談に応じるだけでも時給と食事代が支給されます。
ただし、審査があり合格しないとできません。

・「SCOUTER(スカウター)」

日常生活で必要な知識・スキル・ノウハウを活用できる副業

日常生活で知り得た、あるいは体験したなど他の人が知らない貴重なことを知りたい人に提供して収入を得る副業です。
いままでは、この種の知識・体験は自分の自慢にできる程度で収入にできませんでしたが、情報を求めている人に提供できるマッチングサイトができています。

例えば次のようなことを紹介することで収入につなげられます。

  • 化粧方法や美肌になるノウハウ
  • 読みごたえのある本や話題の本
  • 料理レシピの一歩上をいくレシピ
  • 地域ごとの喜ばれるお土産品の紹介
  • 英会話上達のノウハウ・方法
  • 旅行で行く価値のある日本や海外の地域
  • 掃除のマル秘テクニック

知識やスキルを提供するマッチングサイト

  • 「ココナラ」
  • 「WoW!me(ワオミー)」
  • 「TimeTicket(タイムチケット)」

趣味や特技を活用できる副業

かつては、趣味や特技で制作した作品は同じ愛好家同士で見せ合うか、狭い範囲の人たち向けに即売会を実施して収入を得るのが一般的でした。

しかし、最近はインターネットを利用して、既成の作品を販売したり、希望に応じて制作したりすることで収入が得られるようになりました。
作品と購入者をマッチングするサイトができており副業として活用できます。

楽曲制作

・「Artistcrowd(アーティストクラウド)」

写真や写真の加工

  • 「Instaprints」
    *英語サイト
  • 「shutterstock(シャッターストック)」

裁縫

・「nutte(ヌッテ)」

コピーライティング

・「Blabo!(ブラボ)」

ハンドメイド作品の販売

  • 「minne(ミンネ)」
  • 「Creema(クリーマ)」

スキルがあればできる副業

文章を書く、デザイン・イラストを書く、ソフト・アプリを開発する、データを入力する、写真を撮影する、翻訳するなどが一定のレベル以上にできれば、副業として収入を得られます。

このような副業をしたい個人と企業(個人)をつなぐマッチングサイトができています。
なお、なかには法律違反に違反するような内容、報酬の低すぎる業務も募集されており注意が必要です。

さまざまなニーズとキルを総合してマッチング

  • 「Lancers(ランサーズ)」
  • 「CrowdWorks(クラウドワークス)」
  • 「Craudia(クラウディア)」
  • 「Bizseek(ビズシーク)」
  • 「shufti(シュフティ)」

ライティングに特化したマッチングサイト

  • 「Shinobiライティング」
  • 「サグーワークス」
  • 「REPO(るぽ)」
  • 「ポチタマライター」

隙間時間・空き時間を活用する副業

旅行に行く人の犬を預かって保護

・「DogHuggy」

自転車、小型バイクで料理のデリバリー

・「Uber EATS」

家事代行

  • 「CaSy(カジー)」
  • 「タスカジ」
  • 「SERUSAPO(セルサポ)」

ベビーシッター

・「KIDSLINE(キッズライン)」

困りごとの解決

・「ANYTIMES」

介護保険では利用できない介護保険外(自費)の業務

・「CrowdCare(クラウドケア)」
*ヘルパー資格がなくても可能

ノンアダルトのチャットレディ(女性のみ)

チャットとは、在宅で男性とパソコンでビデオ通話をすることです。高額な報酬が得られます。

・「ライブデゴーゴー」

治験

治験とは、病気に効果があることが動物実験などで確認できている薬を人に服用しても効果があり、安全かを調べるための試験のことです。
安全に十分な注意が配慮されて行われます。
病院へ通院または入院して薬を服用することで短期間に高額な報酬を受け取れます。

  • 「生活向上WEB」
  • 「VOB」
  • 「NEW-ING」

ブログを書いて広告収入を得る副業

  • 「A8ネット」
  • 「afb」
  • 「JANet」
  • 「ValueCommerce(バリューコマース)」

オリジナル動画を配信して広告収入を得る副業

・「YouTube」
*「YouTube」のパートナープグラムに参加、その他条件あり

まとめ

働き改革で副業が容認されるようになり、副業に興味を持つ方が増えました。
個人の生活は個人で守ることが強く要求されていくなか、本業以外の収入元を持つことは大切です。



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