ZOOM通話におすすめのカメラ、マイク(ヘッドセット)5選
「コロナウィルス」の影響で、職場で仕事ができなくなってしまった方はとても多いのではないでしょうか?
政府が「緊急事態宣言」を4月初旬に出して以降、外出自粛を行うという流れは日に日に一般化してきているようにも思えます。
自粛自粛とやたらと耳にする今の社会情勢において、「直接人と会う」ということもかなり制限されてしまい、ストレスをため込んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな中、最近よく耳にするようになったのが、Zoomなどのビデオ通話アプリをしようした「オンラインミーティング」です。
直接接することなく、カメラを通してオンライン上で対面しながらコミュニケーションをとることができるので、「Web会議」や「オンライン会議」と言った手法として取り入れている企業も非常に多いです。
最近では、そんなZoomを利用した「オンライン飲み会」というものが流行していたりするので、Zoom通話の波は日に日に大きくなっています。
今の世の中の状況では、安易に集まることはできません。
そんな中でこの方法は、まさにうってつけの手法であるとも言えますね。
しかし、Zoom通話の波が大きくなるにつれ、このような声も多く耳にするようになりました。
- ノートパソコンのカメラだと映像が汚い…顔がはっきり見えないんだけど?
- なんか音が割れてる気がする…こんなんじゃ会話が成り立たない!
- カメラとかマイクを買おうと思うんだけど…いろいろありすぎてわからない…
多くの方が抱えている悩みとして挙げられるのが、「ハード面」での悩み。
つまりは、「カメラ」や「マイク」はどのような物がいいのかという悩みです。
ビデオ通話をするのだからこそ、相手の顔と声はしっかりとクリアに見聞きしたいものですよね。
Zoom通話を円滑に、かつストレスなく行うためには、しっかりとした性能のカメラとマイクは必要不可欠であると言えます。
今回は、そんな悩みを抱える方たちのために、Zoom通話に適したオススメのカメラとマイクをご紹介いたします。
この記事に書いてあること
カメラとマイク(ヘッドセット)の選び方
- 「Webカメラって何?ビデオカメラみたいなやつを用意すればいいの?」
- 「マイクって調べてみるとものすごく高いんだけど…こんなの買わなきゃダメ?」
- 「スピーカーで音を流さない方がいいって聞いたんだけど、イヤホンも買うの?」
Zoom通話を行う上では、カメラやマイクをそろえることは必須と言っても良いでしょう。
しかし、だからと言って高額なものをわざわざ買う必要はありません。
Webカメラの選び方
選び方の基準は以下の通りです。
- Webカメラは「設置型」の物
- 画素数は100万画素以上
基本的に上記の基準を満たしてさえすれば、Zoom通話を通して快適な会議を行うことが可能です。
「設置型」のカメラを用意しておけば、わざわざ携帯電話の自撮りのように手に持つ必要もなくなります。
画素数についても、100万画素のものであれば自身の顔をぼやけることなくしっかりと映すことが可能です。
コスト面については、2000円~5000円ほどあればそれなりのものが手に入りますので、Webカメラについてかかるコストは比較的少ないとも言えます。
マイク(ヘッドセット)の選び方
選び方の基準は以下の通りです。
- 「ヘッドセット」のような「一体型」の物
- 音質がクリア、かつマイクの質が高い
マイクについては「ヘッドセットマイク」のような、ヘッドフォンとマイクが一体になっているようなものがおススメです。
「Zoom通話」と言うくらいなので、あくまでもメインになるのは「通話」です。
通話をする上で、あまり質の良くない物を選んでしまうと相手の声が聞き取れなかったり、こちらの話す音に耳障りなノイズが混じってしまうこともあります。
ノイズが混じらないものを選ぶためには、ヘッドセットの接続方式についてをしっかりと把握しておくことが重要です。
ヘッドセットの主な接続方式については以下の通りです。
- 3.5mmオーディオジャック接続
- USBタイプB接続
- Bluetooth方式無線接続
一般的な、ノイズが混じりにくい接続方式としては、「3.5mmオーディオジャック接続」>「USBタイプB接続」>「Bluetooth方式無線接続」の順にノイズが混じりにくく安定しているとされています。
Bluetooth接続においては、近年のBluetooth4.0以上の接続帯なら比較的安定しており、ノイズも少なく快適に使用できるとされていますが、使用環境によっては無線が途切れたりノイズが混じることもあるため、このタイプを選ぶ際には注意が必要です。
Zoom通話は、音質にしっかりとこだわれば快適な環境で相手と会話をすることが可能になります。
ヘッドセットについては、しっかりとコストをかけてこだわって選ぶ方がおススメです。
注意点
基本的にZoom通話を行うということは、Webカメラをインターネットに接続し、そのデータをオンライン上で配信するという形になります。
Zoom通話は非常に手軽かつ便利なものですが、それと同時にインターネットに接続されているということについても気にかけておかなければなりません。
実際の過去の事例としては、イギリスの男性が複数の女性のパソコンを「トロイの木馬型マルウェア」に感染させてPCを遠隔操作し、Webカメラを外部から操作してのぞき見行為を行っていたという事件がありました。
加えて、アメリカにおいても同様の手口で女性のPCをハッキングしてWebカメラで盗撮。
更には、その写真を利用して女性を脅迫するという事件も起こっています。
インターネットに接続する以上、このような不正アクセス事件に巻き込まれる可能性がありということについては、しっかりと注意しておかなければいけません。
しかし、しっかりと対策をして細心の注意を払っておけば回避できることでもありますので、その点についても留意しておくべきでしょう。
具体的な対策としては以下の通りです。
- パソコンのパスワードはこまめに変更する
- 定期的にウイルスチェックを行う
- OSは常に最新状態にする
- Webカメラを使用しない時は、ケーブルを抜いて無効にしておく
- Webカメラを使用しない時は、カバーなどをかぶせて物理的にふさぐ
安心してZoom通話を行うためにも、上記の内容についてはしっかりと心にとどめておく方が良いでしょう。
Zoom通話におすすめのカメラ5選
- 「カメラを選びたいんだけど、種類が多くてわからない…どれがいいの?」
- 「値段もピンキリ…せっかく買うなら間違いのないものを選びたい!」
ここでは、そのような方にお勧めのカメラを厳選してご紹介したいと思います。
Webカメラを選ぶ際は上記にも挙げた通り、「設置型」、そして「100万画素以上」の物を基準にするのが望ましいです。
そして、代表的なメーカーとしては
- サンワサプライ
- ロジクール
- バッファロー
- エレコム
上記のメーカーのものであればどれもコスパもよく、品質についても問題ありませんので、それらを満たすものを厳選してご紹介したいと思います。
サンワサプライ FULL HD Webカメラ CMS-V37BK
メーカー | サンワサプライ |
画素数 | 200万画素CMOS |
ビデオ解像度 | 最大1920×1080 |
画角 | 56度 |
対応OS | Windows7・Vista・XP・10 |
値段 | 4,300円(2020年4月21日現在) |
ロジクール C310n
メーカー | ロジクール |
画素数 | 120万画素CMOS |
ビデオ解像度 | 最大1920×1080 |
画角 | 60度 |
対応OS | Windows7・Vista・XP・10 |
値段 | 5,899円(2020年4月21日現在) |
iBUFFALO Webカメラ BSWHD06M
メーカー | バッファロー |
画素数 | 120万画素CMOS |
ビデオ解像度 | 最大1920×1080 |
画角 | 60度 |
対応OS | Windows7・Vista・XP・10 |
値段 | 1,424円(2020年4月21日現在) |
エレコム UCAM-C980FBBK
メーカー | エレコム |
画素数 | 800万画素CMOS |
ビデオ解像度 | 最大1920×1080 |
画角 | 68度 |
対応OS | Windows7・Vista・XP・10 |
値段 | 6,227円(2020年4月21日現在) |
サンワサプライ CMS-V43BK
メーカー | サンワサプライ |
画素数 | 100万画素CMOS |
ビデオ解像度 | 最大1280×720 |
画角 | 150度 |
対応OS | Windows7・Vista・XP・10 |
値段 | 5,322円(2020年4月21日現在) |
Zoom通話におすすめのマイク(ヘッドセット)5選
- 「ヘッドセットって形もたくさんあるし種類多すぎ…」
- 「音質とか言われてもよくわかんないし…どれを選べばいいの?」
ここでは、そのような方にお勧めのマイク(ヘッドセット)を厳選してご紹介したいと思います。
選ぶ基準としては、上記で挙げた通り「ヘッドセットのような一体型の物」、「マイクの質が高く、かつ音質のクリアな物」を基準としたいと思います。
加えて、ヘッドセットには大きく分けて「開放型」と「密閉型」という2種類の形状が存在します。
「開放型」の特徴としては、構造として耳が完全に密閉されないようになっています。
耳の周りのイヤーカップと呼ばれる部分に通気性があり、外音をしっかりと取り込む構造になっていることが特徴です。
「密閉型」の特徴としては、その名の通り耳を完全に密閉してしまうような構造になっています。
遮音性が高く、聞こえてくる音にしっかりと集中できるようになっているのが特徴です。
今回はその形状ごとに、そして最後にコスパ重視のお勧めのマイク(ヘッドセット)をそれぞれご紹介したいと思います。
●開放型おすすめ5選
Logicool G433BK
メーカー | Logicool |
マイク | 取り外し式 |
重量 | 259 g |
接続方式 | USB、3.5mmオーディオ |
価格 | 8,950円(2020年4月21日現在) |
Razer Kraken RZ04-02830200-R3M
メーカー | Razer |
マイク | 格納式 |
重量 | 780 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 8,980円(2020年4月21日現在) |
HyperX Cloud II KHX-HSCP-GM
メーカー | ハイパーエックス(HyperX) |
マイク | 取り外し式 |
重量 | 322 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 7,980円(2020年4月21日現在) |
Logicool G331
メーカー | Logicool |
マイク | 折り畳み式 |
重量 | 259 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 6,980円(2020年4月21日現在) |
Astro A40TR-002
メーカー | Astro |
マイク | 折り畳み式 |
重量 | 358 g円(2020年4月21日現在) |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 14,800 |
●密閉型おすすめ5選
SteelSeries
メーカー | SteelSeries |
マイク | 取り外し式 |
重量 | 286 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 6,827円(2020年4月21日現在) |
ゼンハイザー GSP 300
メーカー | ゼンハイザー |
マイク | 折り畳み式 |
重量 | 363g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 8,600円(2020年4月21日現在) |
Logicool G-PHS-003
メーカー | G-PHS-003 |
マイク | 取り外し式 |
重量 | 322 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 14,900円(2020年4月21日現在) |
SteelSeries Arctis 5
メーカー | SteelSeries |
マイク | 格納式 |
重量 | 363 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 10,908円(2020年4月21日現在) |
HyperX Cloud Revolver S
メーカー | HyperX |
マイク | 取り外し式 |
重量 | 376 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 12,980円(2020年4月21日現在) |
●コスパ重視おすすめ5選
Glazata 日本語音声ヘッドセット
メーカー | Glazata |
マイク | 内蔵式 |
重量 | 13.6 g |
接続方式 | Bluetooth |
価格 | 2,080円(2020年4月21日現在) |
TTMOW Bluetooth 5.0 イヤホン
メーカー | TTMOW |
マイク | 内蔵式 |
重量 | 99.8 g |
接続方式 | Bluetooth |
価格 | 3,998円(2020年4月21日現在) |
エレコム ヘッドセット マイク HS-NB05TSV
メーカー | エレコム |
マイク | 内蔵式 |
重量 | 77.1 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 1,437円(2020年4月21日現在) |
BizoeRade Bluetoothヘッドセット
メーカー | BizoeRade |
マイク | 折り畳み式 |
重量 | 159 g |
接続方式 | Bluetooth |
価格 | 4,299円(2020年4月21日現在) |
バッファロー BSHSHCS300BK
メーカー | TRIPROC |
マイク | 折り畳み式 |
重量 | 358 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 2,163円(2020年4月21日現在) |
まとめ
「自粛中、自宅でも誰かと会話できる環境が欲しい」という人が増加している中、Zoom通話を用いて会話を行うニーズは日々高くなってきています。
頻繁に通話するなら、しっかりと環境を整えてZoom通話を行いたいという方も非常に多いことでしょう。
Zoom通話のする上で最高の環境を整えたいということで「Webカメラ」、そして「マイク(ヘッドセット)」の購入を考えているという方は、是非この記事を参考にしてください。
最後に、「このWebカメラとマイク(ヘッドセット)を購入しておけば間違いない!」というWebカメラとヘッドセットをご紹介いたします。
Webカメラ
エレコム UCAM-C980FBBK
メーカー | エレコム |
画素数 | 800万画素CMOS |
ビデオ解像度 | 最大1920×1080 |
画角 | 68度 |
対応OS | Windows7・Vista・XP・10 |
値段 | 6,227円(2020年4月21日現在) |
このWebカメラをおすすめする理由としては以下の通りです。
・画角が比較的広め
・コスパもそれほど悪くない
・卓上にもディスプレイ上にも設置可能なマルチスタンドを採用
・マイクも内蔵している
コスト面においても比較的安く、マイクも内蔵しているので「あまりコストをかけたくない」と言う方には最適のモデルになっています。
ヘッドセット
Razer Kraken RZ04-02830200-R3M
メーカー | Razer |
マイク | 格納式 |
重量 | 780 g |
接続方式 | 3.5mmオーディオ |
価格 | 8,980円(2020年4月21日現在) |
このヘッドセットをおすすめする理由としては以下の通りです。
・格納式マイクなので、邪魔にならない
・音量調節リモコンの使い勝手が良い
・大きめのイヤーカップにより耳が痛くならない
・イヤークッションの間に隙間があるので、眼鏡をかけても使いやすい
ゲーマー向けのヘッドセットではありますが、価格の割には使い勝手がかなり良い商品なので、下手に安いヘッドセットを買うよりははるかに安心感を持って使用することが可能です。
「すぐに快適な環境でZoom通話をしたい!」ということであれば、上記2点の商品を購入しておけばまず間違いはありません。
是非この機会にWebカメラとヘッドセットを購入し、快適な環境で自粛中のコミュニケーション手段としてZoom通話を行ってみてください。