オリコカード・ザ・ポイントのポイント活用方法とメリット・デメリットまとめました!
オリコカードは入会時のキャンペーンが多く、入会時にてんこ盛りのポイントがもらえることで有名です。
しかし、入会後はその熱狂が覚めてしまうことも事実であり、他のカードに乗り換えてしまう人も少なくありません。
そんな中、オリコが投入した「オリコカード・ザ・ポイント」は、入会時に最大1万8千円相当のポイントがもらえて、その後も1%の還元率が続くという大盤振る舞いのクレジットカードです。
オリコカード・ザ・ポイントとは
年会費 | 無料 | 還元率 | 1% |
---|---|---|---|
電子 マネー | iD QUICPay | ポイント | オリコポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 入会後6ヶ月間はポイント加算率が2倍になる。(上限5,000ポイント)
- 家族カード、ETCカードも無料。
- オリコモールを経由してショッピングするだけで、プラス0.5%分のオリコポイントが加算される。
オリコはいろいろな種類のクレジットカードを発行しています。
その中で「オリコカード・ザ・ポイント」は、名称通りポイント付与率を最大化することを目的としたクレジットカードです。
しかも年会費無料で、入会後6か月間はポイント還元率が2%になります。
その代わり、他のオリコカードに比べると他の付帯サービスは劣ることは事実です。
黒のカード表面とICチップの金色というデザインは評価が分かれるでしょうが、ゴテゴテとしたデザインのカードに比べるとスッキリしていると言えるのではないでしょうか。
このカードであれは、店のレジに出しても気恥ずかしさはないでしょう。
自分のメインカードとして利用し、最大のポイントゲットをするという目的にピッタリだと言えます。
ポイントについて
このカードのウリはポイント付与率の高さです。
また、貯めたポイントを交換する対象が多いため、無駄になることはありません。
有効期限が1年という点には注意が必要ですが、Amazonギフト券などに交換できますから使い道がないということはないでしょう。
また、通販サイトを利用する際に「オリコモール」を経由すれば、最大15%のオリコポイントが追加で付きます。
参加しているサイトはAmazonや楽天などのような有名店舗もありますし、専門店もあり、バラエティ豊かです。
特にAmazonは他の信販会社のサイトでは、このようなポイントアップには参加していないのですが、オリコモールでは0.5%のポイントが追加で付与されます。
オリコモールの加盟店は多いので、通販サイトを利用する前に一度チェックすることをお勧めします。
オリコカード・ザ・ポイントの特徴
オリコカード・ザ・ポイントの特徴は、とにかくポイント獲得に特化している点です。
また、年会費も無料なので気軽に申し込みができる点も特徴と言えるでしょう。
更にiDとQUICPayという2つの電子マネーを搭載しています。
もちろんApple Payにも登録することができるので、コンビニだけではなく飲食店などでも財布やスマホをタッチするだけで決済可能です。
メリット
オリコカード・ザ・ポイントは、ポイントゲットに特化されているため、そのメリットは非常にわかりやすいと言えます。
ポイント交換は500ポイントから交換可能です。
逆算すると5万円の利用ごとに交換できる事になりますから、ポイントゲットのメリットを常に感じることができます。
また、ポイントだけではなく年会費が無料であることも気軽に利用できるメリットだと言えるでしょう。
ポイントゲットである以上、買い物で使いやすいことも必要です。
iDとQUICPayという2つの電子マネーが付いていることで、コンビニなどでの買い物も全てこのカードを利用することができます。
今まで複数のクレジットカードを併用していた人でも、このカードに一まとめすることで利用額が多くなり、ポイントゲットもやりやすくなるでしょう。
100円のおにぎり一つでも1円相当のポイントゲットです。
少額の買い物でも1年間貯め続けると結構な金額になるのではないでしょうか。
オリコカード・ザ・ポイントは、付帯サービスが少なくて使い勝手が悪いと言われることがあります。
しかし、海外旅行傷害保険がついていても、海外旅行に頻繁に行く人ばかりではないでしょう。
信販会社でサービスを付与しているケースも多いのですが、それらのサービスをすべて利用している人は少ないのではないでしょうか。
むしろ一度も利用したことがない人の方が多いでしょう。
そのような観点からすると、付帯サービスの少なさはデメリットではなく、逆にメリットと言えるのではないでしょうか。
オリコカード・ザ・ポイントの利用者は、ポイントゲットを目的としています。
利用者はそれ以外のものをクレジットカードに求めていないことが多いでしょう。
海外旅行に頻繁に行くわけでなければ、渡航の前に保険に加入すればいいのです。
また、付帯サービスが少ないとはいえ、カード紛失時の保険のような最低限の付帯サービスは付いています。
無用なサービスを切り捨てた潔さが、オリコカード・ザ・ポイントの最大のメリットでしょう。
デメリット
オリコカード・ザ・ポイントの目的がポイントゲットだとすると、そのデメリットはポイントの有効期限が短い点と言えるでしょう。
ポイント獲得月を含めて12か月と言う有効期限は、他のクレジットカードに比べても短いと言えます。
とはいえ、それ以外に目立ったデメリットはないと言えます。
先ほど説明した通り、付帯サービスが少なすぎますが、このカードを選択する人に付帯サービスなどいらないのです。
まとめ
オリコカード・ザ・ポイントは、ポイントゲットを望む人に対象を絞ったクレジットカードです。
また、その目的でこのカードを利用する人にとっては、生活の全てをこのカードで賄うことで最大限にポイントを貯めることができるでしょう。
電子マネーのiDとQUICPayをダブル搭載していることでポイントゲットを後押しするはずです。
更に貯めたポイントの使い道も多いため、12か月の有効期限を過ぎて期限切れになる可能性も低いと言えます。
とかくターゲット層を広げてしまい、まとまりのないサービス内容になっているクレジットカードが多い中、サービスを絞り込んだオリコカード・ザ・ポイントは好感を持てます。
ゴールドカードの存在意義
オリコカード・ザ・ポイントにはゴールドカードがあります。
年会費1,950円ですが、サービス内容はオリコモールを利用すると1%、電子マネーやリボ払いを利用すると0.5%のポイント加算がある点がメリットです。
MASTERしか選択できない点の是非は別として、ポイント加算のメリットと年会費のバランスで利用の是非は決まるでしょう。
1,950円の年会費を取り戻すためには、1年間にオリコモール経由で195,000円の買い物をするか、電子マネーやリボ払いを390,000円利用すれば取り戻せます。
もっと利用すればゴールドカードのメリットがあるわけです。
ただし、リボ払いには手数料が必要なので、利用してしまうと1%のメリットは吹き飛んでしまうことが多いため注意が必要です。
もちろん年会費が必要なカードなので、他の付帯サービスは一般カードより多いです。
海外旅行傷害保険がついているし、旅行などの申込が優待価格でできます。
オリコの優待制度を利用することもできるので、それなりにメリットはあるでしょう。
しかし、ちょっと中途半端なイメージがあります。
通販サイトを多く利用する人にとっては、ポイントゲットを効率的にできるという点がメリットだと言えるでしょう。
ワールドカードの存在意義
海外渡航が多い人向けに「オリコカード ザ ワールド」という名称のクレジットカードも準備されています。
基本機能はオリコカード・ザ・ポイントを引き継いでおり、それに加えて海外利用の場合は還元率が2%に上がる特典が付きます。
海外渡航が多い方を前提にしているため、空港ラウンジが利用できたり、海外旅行傷害保険は最高5千万とグレードアップしたりしています。
この内容であれば、一般的なゴールドカードと比較しても遜色はないと言えるでしょう。
ただし、年会費1万円のクレジットカードにはもっと多くの付帯サービスがついていますから、その点を比較してしまうと見劣りすることは事実です。
「オリコカード ザ ワールド」の最大のメリットは、海外で利用するとポイント還元率が2%になる点ですが、海外渡航が多い方は米ドル建てなどのクレジットカードを持っていることが多いです。
このカードに限りませんが、円建てのクレジットカードを海外で利用すると為替手数料相当額が加算されて請求されます。
通貨によって割合は違いますが、米ドルの場合2%程度の手数料が加算されて請求されるのです。
ポイントを1%加算されても、手数料の事を考えたら規制の緩い国で外国人向けの銀行口座を作り、そこで現地通貨建てのクレジットカードかデビットカードを作ったほうが賢明な選択でしょう。
もっとも、そこまでの手間をかけて海外に銀行口座を作る気はないというのであれば、「オリコカード ザ ワールド」は為替手数料を多少なりとも補てんするという意味でメリットがあります。
1年間に海外で98万円利用すれば、年会費は取り戻せます。
海外旅行をしなくても、海外の通販サイトから直接買い物をしても2%の対象です。
個人事業主の方で商品仕入を個人輸入でしているような人にもお勧めです。
利用するターゲット層を明確に絞り込んでおり、ポイントゲットを優先したい人には最適のクレジットカードです。
高還元率カードの中には、ある程度まとまったポイントを集めないと高還元率にならないケースもあります。
そのようなクレジットカードに比べると、5万円の利用でポイント交換ができるオリコカード・ザ・ポイントは良心的だと言えます。
ポイントゲットを優先してクレジットカード選びをしたい人にオリコカード・ザ・ポイントは無条件でお勧めできます。
ただし、2つの優良カードは一概にお勧めできません。
年会費を取り戻せるだけのメリットがあるかどうかで判断すべきではないでしょうか。
年会費 | 無料 | 還元率 | 1% |
---|---|---|---|
電子 マネー | iD QUICPay | ポイント | オリコポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 入会後6ヶ月間はポイント加算率が2倍になる。(上限5,000ポイント)
- 家族カード、ETCカードも無料。
- オリコモールを経由してショッピングするだけで、プラス0.5%分のオリコポイントが加算される。