おすすめ法人クレジットカード・ビジネスカードでポイント貯まるのはこれ!
いつも当たり前のように利用しているクレジットカードですが、個人名義だけではなく法人名義で作ることも可能です。
法人名義のクレジットカードは、俗に「ビジネスカード」と呼ばれており、法人に限らず個人事業主の方でも利用できます。
多くの会計ソフトは、カード利用事績を取り込める機能があるため、法人クレジットカードを使えば経費の管理が楽になりますよ。
この記事に書いてあること
法人クレジットカードのおすすめを紹介
ご紹介する法人専用カードの中には年会費が高額のものもありますが、法人カードの年会費は経費にすることが可能です。
えっ!?と思われるかもしれませんが、アメックスのビジネスカードもオススメの法人クレジットカードといえます。
特に接待が多い社長さんにはオススメです。
アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
年会費 | 31,000円(税抜) | 還元率 | 1% |
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電子 マネー | – | ポイント | ポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 入会後のカード利用で30,000ポイントを獲得できるチャンス!
- ビジネス・カード会員限定イベントあり
- 高額利用時の事前承認制度あり
- 年会費:31,000円(税別)
- 追加カード年会費:12,000円(税別)
- ETCカード年会費:500円(税別)
※本カード分でETCカード5枚まで発行可
※追加カード1枚に1枚のETCカード発行可 - 貯まるポイント:メンバーシップ・リワードのポイント
- ポイント還元率:1.0%
※メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,000円)に入った場合
アメックスビジネスカードゴールドの一番のメリットはなんといっても「ステイタス」です。
年会費は高額ですが、それ相応のサービスもついてきます。
アメックスビジネスカードゴールドのサービスを使いこなせるのであれば、年会費も安く感じるはずです。
JCB法人カード(一般カード)
年会費 | 初年度無料 1,250円(税別) | 還元率 | 0.5% |
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電子 マネー | QUICPay | ポイント | Oki Dokiポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- ネットからの申込みで初年度年会費無料
- 新規入会で最大7,000円分のポイントプレゼント
- 弥生会計オンライン初年度年会費無料キャンペーン中
- 年会費:1,250円(税別)
※ネットからの入会で初年度無料 - 追加カード年会費:1,250円(税別)
- ETCカード年会費:無料
※何枚でも追加可能 - 貯まるポイント:Oki Dokiポイント
- ポイント還元率:0.5%
カードの見た目もサービス内容も個人向けの一般カードとさほど変わりません。
異なる点は、追加カードの年会費(個人向けカードの場合は年間400円)、ETCカードの追加枚数(個人向けカードは1枚まで)、2年目以降の年会費(個人向けカードは2年目以降も条件により無料)、カード発行速度(個人向けカードは最短即日発行)などです。
旅行補償などは同じ内容となっています。
JCB法人カード(ゴールドカード)
年会費 | 初年度無料 10,000円(税別) | 還元率 | 0.5% |
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電子 マネー | QUICPay | ポイント | Oki Dokiポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- ネットからの申込みで初年度年会費無料
- 新規入会で最大12,000円分のポイントプレゼント
- 弥生会計オンライン初年度年会費無料キャンペーン中
- 年会費:10,000円(税別)
※ネットからの入会で初年度無料 - 追加カード年会費:3,000円(税別)
- ETCカード年会費:無料
※何枚でも追加可能 - 貯まるポイント:Oki Dokiポイント
- ポイント還元率:0.5%
ゴールドカードも、一般カードと同じく、個人向けカードと法人カードは、見た目もサービス内容もさほど変わりません。
異なる点は、追加カードの年会費(個人向けカードの場合は1名無料、2人目から年間1,000円)、ETCカードの追加枚数(個人向けカードは1枚まで)、カード発行速度(個人向けカードは最短即日発行)などです。
旅行補償などは同じ内容となっています。
楽天ビジネスカード
年会費 | 2,160円(税込)※ | 還元率 | 1.0% |
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電子 マネー | Edy | ポイント | 楽天ポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 楽天ビジネスカード単体での申し込みはできない
※楽天プレミアムカードを持っていない場合は同時申し込み - 楽天プレミアムカードの年会費も必要なので年会費は2枚で12,960円
- 2枚のカードで貯まったポイントは、すべて個人カード(楽天プレミアムカード)に入る
- 年会費合計:12,000円(税別)
- 追加カード:不可
- ETCカード年会費:500円(税別)
※1枚目は無料
※何枚でも追加可能 - 貯まるポイント:楽天ポイント
- ポイント還元率:1.0%
楽天ビジネスカードの年会費は2,000円ですが、楽天プレミアムカード(年会費10,000円)が必要なので、年会費の合計は12,000円となります。
少し割高のように感じるかもしれませんが、法人カードなのにポイント還元率1%という高還元率が魅力ですし、しかもこのポイントは法人カードではなく個人向けの楽天プレミアムカードにまとめて貯まるシステムなんです。
個人向けカードとしても、楽天プレミアムカードはサービスの面からも持っていて損はないカードです。
それにプラス2,000円でビジネスカードを追加できる「楽天ビジネスカード」はかなりオススメですよ。
アメリカン ・エキスプレス・ビジネス・カード(グリーン)
年会費 | 12,000円(税抜) | 還元率 | 1% |
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電子 マネー | – | ポイント | ポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」年会費無料
- 「ビジネス情報調査代行サービス」年会費無料
- 福利厚生プログラム「クラブオフ」が無料
- 年会費:12,000円(税別)
- 追加カード年会費:6,000円(税別)
- ETCカード年会費:500円(税別)
※本カード分でETCカード5枚まで発行可
※追加カード1枚に1枚のETCカード発行可 - 貯まるポイント:メンバーシップ・リワードのポイント
- ポイント還元率:1.0%
※メンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,000円)に入った場合
アメックスビジネスカードゴールドよりもステイタス面・サービスに関しては若干劣るものの、年会費が一般的なビジネスカードと同レベルなので、比較的手を出しやすいカードです。
ポイントの還元率については、旅行商品(ツアー・航空券など)との交換で0.4%(メンバーシップ・リワード・プラスメンバー:0.8~1.0%)、商品券との交換で0.3%(メンバーシップ・リワード・プラスメンバー:0.5%)となっています。
三井住友ビジネスカードfor Owners(クラシック)
年会費 | 1,250円 ※初年度無料 | 還元率 | 0.5% |
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電子 マネー | iD | ポイント | ワールドプレゼントポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険あり
- プラスEXサービス利用可能
- ワールドプレゼントポイント1ポイントをANAマイレージクラブ3マイルへ交換可能
- 年会費:1,250円(税別)
※ネットからの申込みで初年度無料 - 追加カード年会費:400円(税別)
- ETCカード年会費:無料
※年に1回も利用しなかった場合は年会費500円
※カード1枚につきETCカード1枚 - 貯まるポイント:ワールドプレゼントのポイント
- ポイント還元率:0.5%
特別な特典はあまりないですが、会社設立間もない方でも申込み可能なカードですよ!
シナジーJCB法人カード
年会費 | 初年度無料 2年目以降2,000円(税抜) | 還元率 | 最高7円/L |
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電子 マネー | QUICPay | ポイント | – |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 海外ショッピングガード保険最高100万円
- 追加カードも同時申込みで初年度無料
- スピードパス・スピードパスプラスの登録が可能
- 年会費:2,000円(税別)
※初年度無料 - 追加カード年会費:2,000円(税別)
※同時申込みで追加カードも初年度無料 - ETCカード年会費:無料
※枚数制限なし - 貯まるポイント:なし
- ポイント還元率:※
シナジーカードの特徴は、ポイントが貯まるのではなく、利用金額に応じてガソリン値引きがあることです(個人向けカード・法人カード共通)。
前月のカードショッピング利用金額により、ENEOSサービスステーション(シナジーカード加盟店)でのガソリン・軽油が請求時に自動で値引きされます。
- 1万円未満:1Lに付き1円引き
- 1~2万円未満:1Lに付き2円引き
- 2~5万円未満:1Lに付き3円引き
- 5~7万円未満:1Lに付き5円引き
- 7万円以上:1Lに付き7円引き
法人クレジットカードを作れるのはどんな人?
法人クレジットカードに限りませんが、一時的とはいえ買い物代金を立て替える仕組みになっているため、審査があります。
ただし、個人向けのクレジットカードであればCICのような信用情報機関がありますが、法人の場合はこのようなシステムがなく、帝国データバンクなどの興信所から信用情報を取り寄せることになります。
そのため、個人向けのクレジットカードのようなスピード審査はできません。
また、法人向けのクレジットカードであるため、基本的に法人名義の預金から利用代金は引き落とされます。
そのため、法人の事業内容が重視されるだけではなく、預金残高などの所有資産も判断材料です。
さらに、法人の場合は決算書(確定申告時の控え)が必要です。
審査の通りやすさは信販会社によって差がありますし、法人クレジットカードの性格にもよります。
100万円単位の利用限度額が設定されているゴールドカードやプラチナカードの審査であれば、最低限黒字決算でありキャッシュフローもプラスになっていなければ話にならないでしょう。
しかし、ガソリンスタンドが提供している法人カードであれば、赤字決算であってもキャッシャフローがプラスであれば比較的審査に通りやすいといわれています。
決算が赤字であっても、その理由が減価償却費であることは珍しくなく、資金流出がない減価償却費を抜いた預金や現金の動きだけを確認して、資金流入額が多ければ支払は可能だと判断されるのです。
個人のクレジットカードの審査で「このカードは甘い」と言われることがありますが、それは決して審査をいい加減にしているわけではなく、ある程度のリスクを負った上でクレジットカードの発行をするわけです。
ただし、このような場合は利用限度額を下げることで、万が一の支払不能に備えています。
法人クレジットカードであっても同様のことが言えて、赤字決算でキャッシュフローがギリギリの法人であっても、ガソリンスタンド系のクレジットカードであれば、今まで支払をきちんとしているような実績があれば発行することが多いです。
もちろん、このような際には利用限度額を10万円単位にすることが多くなります。
法人クレジットカードの審査について
法人クレジットカードの審査は銀行で融資を受ける際の審査に似たものがあります。
究極的に言えば、お金を立て替えるという行為は、お金を貸すことと同じであり、返済までの期間が長いか短いという差に過ぎません。
とはいえ、長期間の返済期間に及ぶ銀行ローンや商工ローンに比べて、クレジットカードの支払期間は長くても2か月程度です。
そのため、銀行ローンほどの厳密な審査をしているわけではありません。
もちろん会社資産や代表者の個人資産を担保に入れたり、代表者が連帯保証人として登録されたりすることもありません。
ただし、審査で重視されている点として注意していただきたいのは「固定電話の有無」です。
最近は、バーチャルオフィスやレンタルオフィスが経費削減の見地からも大人気ですが、このような形式のオフィスであっても、携帯電話があれば日常業務に支障が生じることはありません。
とはいえ、携帯電話とレンタルオフィスという組み合わせでは、万が一支払が滞ったとしても連絡が取りにくいです。
携帯電話の番号などすぐ変えることができますし、バーチャルオフィスやレンタルオフィスであれば移転も容易でしょう。
信販会社の立場からすると何処へ行ったかを知る手段などなく、貸倒になります。
お金を貸す側としてはこんな不安定な相手と取引をしたいとは思わないでしょう。
個人向けのクレジットカード同様、法人クレジットカードにも「キャンペーン」はあります。
大々的に法人向けクレジットカードの宣伝をしている際には、審査は甘めになりがちです。
信じられない話かもしれませんが、アメックスのビジネスカードは携帯電話しか持っていない場合であっても審査に通ることがあります。
事業内容などからの総合判断でしょうが、現在アメックスのビジネスカードが大々的にネットなどで広告されていることはご承知だと思います。
このような法人クレジットカードは審査面からすると「チャンス」だと言えるでしょう。
まとめ
個人向けのクレジットカードの発行枚数が延びなくなってきたためか、法人クレジットカードの発行が増加しています。
とはいえ、決して審査が甘いわけではなく、自分のクレジットカード審査より厳しいと思っていただいたほうがいいでしょう。
ガソリンスタンド系の法人クレジットカードも同様です。
法人クレジットカードの活用方法
法人クレジットカードを単に経理の効率化というだけではなく、もっと積極的に利用したいのであれば年会費が有料のカードがオススメです。
法人クレジットカードには支払期日の繰延という効果もあります。
支払を月末締め、翌月払いとしているケースも多いでしょうが、それは原価や仕入れの話であり、法人の支出の中で大きな部分を占める一般管理費は現金払にしていることが多いのではないでしょうか。
法人クレジットカードに統合することで、これらの支払も1か月から2か月後に送らせることが可能です。
支払を遅らせることにより、資金繰りが多少なりとも楽になります。
もちろんアメックスのような法人クレジットカードならもっと大きな効果を狙うことができます。
アメックスは現在キャンペーンをしており、審査が緩めになっていると言われています。
個人のフリーランスの多いサイトに積極的に広告を出していますが、会員が欲しいからこその行動だと思われるため、申込をする価値は十分です。
Amazon・ネットショップを利用している
最近、法人業務の仕入にネットショップを利用するケースが増加しています。
ネットショップの決済に、個人名義のカードを使っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、そのような場合、いくら事業に利用しているとはいえ経費にすると税務署から調査の際に指摘をされるリスクがあります。
このような場合、法人カードにすることで名実ともに事業用としては主張することができます。
ネット通販サイトには、ホームセンターでも手に入らないような商品が多く販売されています。
配送も、事情が許せば顧客に直送してもらう事ができるため、倉庫費用などを節約できますし、そもそも二重に運送利用を支払う必要もありません。
法人クレジットカードを利用することで、通販サイトも気軽に利用することができます。
法人クレジットカードにメリットはあるのか?
法人クレジットカードには多くのメリットがあります。
審査の壁も思ったほど高くないのが現実です。
まず、経費処理の効率化という観点からすると、ほぼすべての事業主の方にメリットがあります。
クレジットカードの利用明細を出力して、余白に何に使ったかを書くだけで経費の集計が楽になりますし、経理ソフトと連携させればメリットはもっと上がります。
次に法人クレジットカード付帯のサービスです。
年会費が高ければそれなりのサービスが付いてきますが、それを使いこなせるかというと、事業内容によって異なります。
接待や出張がほとんどないような法人でアメックスを使っても意味がありませんし、接待が多い法人がガソリン系カードなどを利用すると接待そのものの効率が低下します。
年会費は経費として計上できますので、それぞれに合ったカードを利用するのがオススメです。
もちろんそれが個人向けクレジットカードではなく、法人カードであることが前提ですよ。