会社を辞めたい!けど辞められないあなたへのアドバイス
「毎日夜遅くまでがんばってるのに上司に認められない・・・」
「労働に対して給与が低い・・・!」
会社辞めたい!
もしかしたら、この記事を読んでるあなたはこんなことで悩んでるかもしれません。
就職のため、働き方について研究している芹沢です。
ここ最近ブラック企業は淘汰さらる傾向にありますが、まだまだ残っています。
一方で入ってみると、就職する前の印象とは違ったという方も多いようです。
ストレスを抱えたままずるずる行くと、あなた自身が体調を崩してしまいかねません。
続けるにしても、辞めるにしても、1日も早く決断した方が人生の貴重な時間をムダにしなくてすみます。
「会社を辞めたいけど辞められない 」
そんな決断できない方のためにこの記事を書きました。
この記事に書いてあること
会社を辞めたくても辞められない理由
理由の一つがまず日本の転職市場は、転職回数が多いと不利になることではないでしょうか。
この点で辞めることを躊躇してしまう人が、意外に多いようです。
また日本では、中間管理職以上は中途入社がきわめて難しく、転職可能な年齢は 35 歳までです。
つまり辞めたくても辞められない、こんな人が会社の中で増えると会社の業績も上がらず、その人にとっても能力を発揮できない・・・悪循環ですよね。
このような裏付けから会社は脅してきます。
「会社を辞めたら大変なことになる」、「会社に居続ければ昇進するだろうけど、転職したら戻って来れないよ」などといってあなたを会社に残らせようとします。
しかし本当に、会社を辞めたいなら他人の意見ばかりでなく、自分でよーく考えるべきです。
このような理由から会社に残っても、あなたの将来にいい影響は与えないでしょう。
会社を辞めたい理由別の対策をまとめました!
給与が低い
1,昇給交渉
給与アップするには、昇給交渉が必要です。
給与が上がらないので、転職を考えていますとハッキリ言いましょう。
会社側も引き留める必要があると判断すれば、交渉に応じてくれるでしょう。
この交渉には覚悟が必要です。
退職をちらつかせて昇給の条件を引き出すわけですから、会社が拒否すれば、退職しなければいけません。
ですので、「昇給がないのなら辞める!」といったはっきりとした意思が必要です。
なぜならあなたは、給与が原因で会社を辞めたいと考えてるわけですから。
2,副業OKの会社であれば副業してみる
月収をアップしたいのであれば、なにも会社からの給与を上げるだけが手段ではありません。
副業という方法もあります。
現在ではインターネットを使った、データ入力などの仕事もあります。
また文章力や、イラストなどのスキルを売買することも可能です。
マーケティング力に自信があれば、アフィリエイトや転売ビジネスなどに挑戦してみてもいいでしょう。
上司のパワハラがひどい
毎日のように、吐き気をもよおすような酷い言葉や態度をとられると、体調を崩してしまいますよね。
しかし、過去と人を変えることはできません。
変えられるのは未来と自分だけです。
世の中には、どんな人にも優しくできる素晴らしい人もいますが、反対にパワハラをするようなどうしようもない人達もいます。
どんなに酷いことを言われても、「あなたが彼らに劣っているわけではない」ということは覚えておいてくださいね。
彼らに反撃したいのはわかります。
しかしだからと言って、彼らを論破して屈服させても意味がありません。
さらなる復習が待っているだけなんです。
まずはパワハラされているという証拠をメモ、ボイスレコーダーなどで集めましょう。
またパワハラによって、病院にかかった場合は診断書も証拠になります。
対策1 部署を変更してもらうよう掛け合う
会社内で相談できる上司がいれば、部署を変更してもらえる可能性がないか聞いてみましょう。
そういった上司がいなければ、人事部や現在の上司よりも役職の高い上司へ相談することをオススメします。
もし今後、上司が配置換えの可能性もあって、あなたが耐えられそうなら少し待ってみてもいいでしょう。
対策2 法的対処
- 証拠をそろえる
- 会社に相談する
- 弁護士を探す
参考記事:https://enjin-classaction.com/column/detail/?columnId=865&category=labor
対策3 退職する
先述したように、パワハラする上司の心を変えることは難しいです。
一緒にいれば、あなたの心が病んでしまいます。
社内でどうにもならない、訴訟も起こせないのであれば、あなたが退職するしかありません。
現在は退職代行と呼ばれるサービスもあります。
上司や同僚に認められない
そもそも認められるとは
そもそも認めらたいとはどういうことでしょうか?
- 仕事が出来ると判断される
- あなたのことを褒める
- 周りにあなたの高評価を広めてくれる
まず上司に仕事ができると判断され、褒められる、その後周りにあなた自身の高評価を広めてくれる。
結果的に昇給や出世に、つながるのではないかと思います。
それではどのような人が認められるのでしょうか。
- 謙虚
- 他人の悪口を言わない
- 敵を作らない
認められる人には、このような特徴があると考えられます。
あなたの周りにいる認められてる人もそうではないでしょうか?
では仕事ができているにも関わらず認められないのは、単純にあなたのことを認めたくない理由があるとも考えられます。
- 上記3つの特徴どれにも当てはまらないので、あなたのことを認めたくない
- 他人を認められることのできない人間
- あなたを認めてしまうことで、自分の立場が危うくなる。
この仕事向いていないかも
「仕事向いていない」はよく使われる言葉です。
向いてない仕事をずっとするのは苦痛なので、早い段階で方向転換をしたほうがいいです。
しかし単純に、努力不足なのに「仕事に向いてない」と判断している人もいます。
ですのでなぜ、仕事に向いてないと思うのかを掘り下げて考えてみたいと思います。
まず仕事が向いてないなと感じるのはどのような場面でしょうか?
- 1,周りと比較して
- 周りが優秀であれば、劣等感から自分は向いていないのかも?と感じてしまう。
- 2,仕事に求められるレベルが、自分の能力よりも高い
- 自分の能力よりも上のことを要求されてしまうケースです。
- 3,向いていないと言われた
- 上司が結果を早く求めすぎてる可能性があります。
またなにかしら、あなたを傷つけたい意図があるのかもしれません。 - 4,仕事が好きになれない
- そのままですが、仕事を好きになれないケースです。
こればかりは、どうしようもありません。
続きまして、あなたに向いてることとは何でしょうか?
そのためには、あなた自身と対話してみることをオススメします。
自分は何者なのか?
1,仕事内容:自分のやってきたことを1年単位で整理する。
2,感想:今考えるとそのときにどんなことを考えていたか?
3,意味づけ:それは今の自分にどのような影響、変化を与えたのか?
その仕事から何を学んだか?
その経験を普遍化すると、どのように活かせるのか?
自分に何が合う・合わないことがわかったのか?
自分が最高の力を発揮できたのはどんなときか?
参考書籍:白いネコは何をくれた?
このように、自分らしさとは何なのか?を整理してみましょう。
向いてなくても続けたほうがいいケース
基本的には向いてないことを続けるのはオススメしません。
しかしそうではないのが、苦手なことが得意なことのボトルネックになっているケースです。
たとえばあなたが、面白い作品を創造する力がある作家だとします。
しかし文章力がないので、面白い作品を世に出すことができません。
この場合は苦手でも、ボトルネックとなっている文章力を磨いたほうがいいですよね。
その他には、人前で話せる力は身につけておいたほうがいいスキルの一つです。
なぜなら人とのコミュニケーションは、あなたを知ってもらう上で一番大事なことだからです。
あなたがいくら魅力的な内面でも、発信しない限りは理解されづらいですし、人を見抜く力が優れた人でも、あなたを理解するまでに時間を要します。
それはやっぱり損です。
早い段階で、「私はこういう人物だ」と発信できる力を身につけておいたほうがいいでしょう。
仕事が暇すぎる
暇で給料もらえるなんて羨ましいなぁと思われるかもしれません。
しかし仕事が暇というのは苦痛なんです。
たまに暇ならまだいいのですが、ずっと続くと「自分はこれでいいのだろうか・・・?」と焦りが生まれてきます。
人間は、ずっと暇ですることがないと精神が病んでしまいます。
有名な5億年ボタンがまさにそれです。
何もない空間で5億年過ごすだけで100万円が貰えるというアルバイトを持ち掛けられる、というもの。
ボタンを押すと空間に飛ばされて、そこは餓死などの心配もなく、寝る事も出来ない。自分の身一つで5億年生きられる設計となっている。5億年経過すると、すべての記憶が消去され、元の場所へ戻る。
そして100万円を入手できる。
押した本人はボタン押して、ただ100万円出てきた様な錯覚に陥るが、実際は気が狂う程の5億年を過ごしている。
作中でも大した事無いと思い、再びボタンを押してしまい、また気の長い5億年を体験するハメになる。
https://dic.nicovideo.jp/a/5%E5%84%84%E5%B9%B4%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3
本当にやることがないか?
- 手が空くことが多いのでと上司に相談してみる
- 掃除をする
暇な時間を使ってスキルを取得するチャンスです。
会社で昇給するような資格があれば、目指しましょう。やみくもな資格取得はあまりオススメできません。
なぜならほとんどの資格が役に立たないからです。
資格をとらせることで、お金を儲けてる人達がいるんですね。
いわゆる資格ビジネスです。
参考書籍:資格ビジネスに騙されないために読む本
私がオススメするのは、今後の日本について自分で考えてみることです。
まずは今後重宝されそうな仕事を探すことから始めていきましょう。
「AI」「少子高齢化」などkwはさまざまありますよね。
たとえばAIに奪われる職業を考察すると、そっちの方向に行っても勝てないというのが、見えてくるはずです。
外科医や弁護士など報酬が高くて、専門性の高い職業はAIにとって変わられます。
長いこといるので会社に愛着を覚えてる
どんな場所であれ、そこにいたという事実があれば人は愛着を覚えます。
しかしその愛着は本当でしょうか?
それはホワイト企業、ブラック企業 関係なく帰属意識が生まれてしまいます。
昔住んでいた場所、知り合いを懐かしく思うことはないでしょうか?
特別好きでなかったとしても、「そこにいた」という事実だけで人は愛着を持ってしまい、会社を辞められなくなるのではないでしょうか。
ですので、その愛着は本物なのか?をじっくり考えてみましょう。
多少割り引いて考えてもいいかもしれません。
仕事がやりたくないことだ
まだ入って間もない新卒の方や、経験が浅い社員の場合は、雑用やあまりやりたくない仕事をやらされるのもしかたありません。
会社を辞めるタイミング
もし精神的、時間的な余裕があるのなら、タイミングを見計らって辞めたほうがいいです。
1,会社の繁忙期は避ける
2,転職を考えて求人数の多い時期を狙う
3,ボーナスをもらってから
以上のタイミングがオススメです。
また退職する意志を書面にしたものが「退職届」ですが、実際にこれを上司に渡す前にきちんと退職したい旨を話しておきましょう。
民法では「退職申出日より2週間後に雇用関係が終了する」と定められていますが、会社の就業規則に退職届の期限に関する規定が記載されている場合、そちらに従う必要があります。
多くの企業では、「申し出は1ヶ月前まで」となっているはずです。
参考記事:会社を辞めるタイミングについて
会社を辞める理由
日本には「本音と建て前」という言葉があるように、本音を伝えないほうがいいシーンがあります。
上司と本音でぶつかり合うことは大切なことでもありますが、もしあなたが給料面や待遇に関しての不満や職場の人間関係の不満などをありのままに上司に打ち明けたとしても、話し合いや円満退社どころか喧嘩別れのような形になってしまう可能性もあるからです。
退職理由には当たり障りのないような退職理由をというよりは、上司があなたを引き留めづらい、辞めないように説得するには相当な理由がないと難しいと考えられるような理由を考えておくといいのではないでしょうか。
たとえば、
やりたいことが見つかった、新しい分野に挑戦してみたい
独立(開業)する
海外留学や海外への移住
妊娠、出産、結婚
家庭の事情(看病、介護や引っ越しなど)や自分自身の体調不良
家業を継ぐ
などなどが考えられます。
これらの理由であれば、上司がムリにあなたを引き留めることは難しく、上司や会社もあなたの退職理由に納得せざるを得ません。
参考記事:仕事を辞める理由と伝え方
まとめ
冒頭でも言いましたが、1日も早く決断した方が人生の貴重な時間をムダにしなくてすみます。
会社を辞めたいけど、「人に気を遣って辞められない・・・」なんてことのないようにしてくださいね。
貴重な時間は他人のためではなく、あなた自身のために使ってあげてください!