MUFGカード・ゴールドのメリットデメリットまとめ
年会費税別1,905円という破格の年会費を実現したゴールドカードです。
年会費1万円クラスのゴールドカードに比べればサービス内容に見劣りすることは当然ですが、必要なサービスは付いていますから不便を感じることは多くないでしょう。
このカードを知ってしまうと、他のゴールドカードが無駄だと思えるかもしれません。
MUFGカード・ゴールドとは
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,905円(税抜き) | 還元率 | 0.5% |
---|---|---|---|
電子 マネー | – | ポイント | グローバルポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- Apple Pay対応はVISAとMASTERのみ
- 最短で翌営業日に発行可能
- 楽Payに登録し一定の条件を満たすと2年目移行の年会費が半額になる
- 付帯保険が充実している
MUFGカード・ゴールドは、機能限定版のゴールドカードと言えばわかりやすいのではないでしょうか。
ゴールドカードに付帯しているサービスのうち保険のみを主に残し、他を切り捨てたという潔いクレジットカードです。
もっとも、海外旅行の際には一部の空港ラウンジを利用することができます。
ゴールドカードですから、信用力があれば最大200万円の利用限度額が設定できます。
海外旅行もいかないし、飛行機に乗る機会がないという人であっても、ちょっと高い買い物をする際に限度額が大きいと安心して利用することができます。
ポイントについて
MUFGカード・ゴールドのポイントはMUFGカード共通のグローバルポイントです。
ポイント還元率は0.5%と他の信販会社のポイントプログラムと比較すると平均的と言っていいでしょう。
MUFGカード・ゴールドにはポイント優遇サービスがあります。
自分の好きな月を選ぶと、その月はポイント付与率が1.5倍になります。
つまり、ポイント付与率が0.75%になるわけです。
また、1年間の利用額が50万円以上だと、翌年のポイント付与率は2割増しに、100万円以上になると5割増しになります。
MUFGカード・ゴールドの特徴
乱発気味のゴールドカードの中、1万円単位の年会費を支払っているゴールドカードユーザーにとってはゴールドカードに入会している意味が分からなくなっているかもしれません。
MUFGカード・ゴールドは、コストがかかる空港ラウンジなどのサービスを削り、その代わりユーザーが必要としているサービスは残しています。
今までのゴールドカードユーザーにとっては「これで十分」と思う人も少なくないはずです。
これこそがMUFGカード・ゴールドの特徴だと言えます。
メリット
先ほど述べたポイント優遇サービスは、他の一般カードにはありません。
このようなポイントがらみのサービスは利用者全員に恩恵が及びます。
MUFGカード・ゴールドを利用するメリットと言っていいのではないでしょうか。
MUFGカードは三菱東京UFJグループのカードですが、NICOSなどのカードと違い銀行の直轄下にあるカードです。
そのため、三菱東京UFJ銀行のユーザーにとってメリットがあるサービスを提供しています。
三菱東京UFJ銀行のネットバンキングに申し込みをし、預金残高30万円等の一定条件を満たすと優遇があります。
優遇の内容はコンビニATM利用手数料が月間3回無料というもので、近くに銀行ATMがなかったり、長蛇の列に並びたくなかったりする人にはメリットありと言えるでしょう。
預金残高が少なかったりして、この条件を満たさない人であってもMUFGカード・ゴールドを持っているだけで優遇を受けることができます。
空港ラウンジサービスは省略されていると述べましたが、一部の空港ラウンジは国際線利用時に限り利用可能です。
国内線はチェックインを省略するような搭乗方法があるため、あえて空港ラウンジを利用する必要性が少なくなっていますが、国際線搭乗の際にはちょっと早めにチェックインをしなければいけない場合もあります。
このような場合に、空港ラウンジを利用できるのはありがたいです。
また、旅行傷害保険を海外だけではなく、国内についても保障を残した点もメリットだと言えます。
海外旅行や出張がある人にとって、海外での病気やけがは不安要素です。
それに対応する旅行傷害保険は、使わないことが前提であっても安心感があります。
更にショッピングセーバーも付いていますから、せっかく買い物をした商品を壊してしまったとしても保障があるため安心です。
デメリット
潔いサービスカットでメリットが上昇している半面、コールセンターなどのサービスを利用したい人にとってはサービスをカットしすぎだと言われるかもしれません。
MUFGカード・ゴールドとワンランク上で年会費1万円のMUFGカード ゴールドプレステージを比較すると、空港ラウンジの利用範囲とコールセンター、そして保険の範囲に違いがあります。
この3つの差をどう考えるかが、MUFGカード・ゴールドはサービスカットがデメリットだと言われるか否かの境界線だと言えるでしょう。
まとめ
MUFGカード・ゴールドは、各種のゴールドカードのサービスに食傷気味の方にヒットするカードだと言えます。
サービスを追い求めるのであれば、プラチナカードやアメックスやダイナースなどのプレミアムブランドのカードを利用すればよく、年会費1万円のゴールドカードは中途半端だと言われかねません。
一般カードではサービスが不十分だと考える人や魅力的な追加サービスが欲しい人にはMUFGカード・ゴールドはお勧めです。
三菱東京UFJ銀行直轄のクレジットカードでもあり、銀行利用者にとってはかなりお勧めしたいクレジットカードと言えます。