ビットコインの購入方法と国内3大取引所徹底比較!

取引所のアカウント開設からスタート

今、仮想通貨が話題ですよね。
今回は、仮想通貨投資の入口となるビットコインの購入方法についてお伝えしていきます。

※仮想通貨投資全般についてはコチラ

仮想通貨投資をしようと思えば、まず取引所のアカウントを開設して日本円を入金し、ビットコインを購入(両替)することが大前提であり、ビットコインの購入がすべての仮想通貨投資のスタートとなります。

購入したビットコインから各種アルトコインを購入(海外取引所を開設することにより、国内取引所で購入したビットコインを送金することにより国内取引所では購入できない100種類以上のアルトコインを購入することができるようになります)、購入したアルトコインの値上がりにより差益を狙う、また、ビットコイン版の先物取引やFXのようなレバレッジを効かせた投資上級者向けの取引(預託金を入れることで預託金の〇倍の取引ができるようになること)をすることで利益を狙っていくことが仮想通貨投資の基本です。

もちろん、国内取引所で購入したビットコインをそのまま放置してビットコインの値上がりを待って売却益を狙うといった簡単な取引もできますよ。

いずれにしても、国内取引所のアカウント開設が仮想通貨投資の第一歩となりますし、前述したように仮想通貨投資の基本中の基本が仮想通貨の代表コインであるビットコインの購入となりますので、まずは国内取引所のアカウントを開設しましょう。

どの国内取引所を利用すればいいの?

ところで、日本国内にあるビットコインが購入できる取引所はどのくらいの数があるのでしょうか?

2017年9月現在、ビットフライヤー・ビットバンク・BTCBOX・コインチェック・クラーケン・コインエクスチェンジ・ザイフ・マネー365・ビットポイント・みんなのビットコイン・フィスコ仮想通貨取引所・FIREX・Z.com by GMOの13の取引所があります。

この中から仮想通貨に投資する多くの日本人が利用する人気の3つ(コインチェック・ビットフライヤー・ザイフ)をおすすめします。

国内3大取引所の比較

次に国内3大取引所、

  • ビットフライヤー
  • コインチェック
  • ザイフ

の主な特徴を挙げていきます。

ビットフライヤー

三井住友グループ・みずほフィナンシャルグループ・リクルートホールディングスなどの多く国内大手企業が株主として参画しています。
安心感・日本一のビットコイン取引量・ポイントサイトと同様にクレジットカード発行・物品の購入などのインセンティブで直接ビットコインをもらうことができます。
>>申込ページはこちら

コインチェック

コールドウォレット(インターネット上から完全に隔離された場所で秘密鍵をつけた状態で利用者の日流動コインを保存)・東京海上日動保険株式会社との提携による1被害100万円までの保証が無料でつくことから人気となっています。

ザイフ

取引手数料がマイナス(現物取引に限る、つまりビットコインを購入したらさらにビットコインがもらえるということ)、コインの積立が可能、別途マネパカードを発行しザイフアカウントからビットコインを日本円で出金&チャージできるためビットコインをリアル店舗で使うには非常に使い勝手が良い(海外旅行時のショッピング時など外貨両替よりもお得)という特長があります。
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初心者にはコインチェックがおすすめ

コインチェックの1事故100万円までの保証無料サービスは初心者の方にはかなり魅力的ですね。

過去にマウントゴックス事件があったことや、日本国内において、ビットコインなどの仮想通貨に対して預金保護法のような法的保護がまだ一切ない状態ですので、こういった自社努力による利用者保護策はかなり評価できます。

マウントゴックス事件

ビットコインそのものは問題なかったが、マウントゴックスという日本国内取引所がセキュリティ管理の甘さを突かれ、2014年3月7日から10日のわずか3日間でハッキング行為により当時の換算で115億円相当のビットコインが消失した事件。

 

また、いずれの取引所も個人アカウント作成の方法は簡単で、各社の公式ホームページ上で個人情報の入力、運転免許証など身分証明書の写真データを送信、最後に本人確認のはがきが簡易書留で送られてくるので、それを受け取ったらすべての取引ができるようになります。
ここまでおよそ5~7日間・ザイフのみハガキに本人確認コードが記載されているので、個人アカウントページ内で本人確認コードを入力・認証で完了です。

ビットコイン取引所の個人アカウント取得に関して、日本株を取引するために日本国内の証券会社に証券口座を開設する時のような審査は今のところ一切ありませんし、時間もかなり短く済み、証券口座の開設と比べるとかなり簡単ですね。

日本円でビットコインを購入する方法

国内取引所のアカウントの開設が完了したら、次にビットコインを購入ですが、いきなりビットコインを購入することはできません。
ビットコインを購入するためには、まず日本円を取引所の自分のアカウント内のウォレット(証券口座のようなもの)に入金する必要があります。

ビットフライヤー・コインチェック・ザイフいずれも同じような方法が用意されていて、銀行振込・コンビニ入金などのクイック入金・クレジットカード(ショッピング扱いとなり手数料を引いた金額が取引所の個人ウォレットに入金される)の3つが主なビットコインの購入方法となります。

気になる入金手数料ですが、煩雑になるので表にまとめてみました。

ビットコイン国内3大取引所入出金手数料比較

コインチェックビットフライヤーザイフ
銀行振込(日本円)無料(別途振込手数料必要)無料(別途振込手数料必要)無料(別途振込手数料必要)
銀行振込(米国ドル)25米国ドル(別途振込手数料必要)
コンビニ入金・クイック入金(Pay-easy)●3万円未満:756円
●3万円以上~50万円未満:1,000円
●50万円以上:入金金額×0.108%+486円
324円/件(一律)●3万円未満:486円
●3万円以上:594円
日本円出金400円(一律)●受取口座が三井住友銀行の場合:216円(3万円未満)・432円(3万円以上)
●受取口座が三井住友銀行以外の場合:540円(3万円未満)・756円(3万円以上)
●50万円未満:350円
●50万円以上:756円
米国ドル出金2,500円
クレジットカードでビットコイン購入購入金額の約10%購入金額の約10%購入金額の約10%

コインチェックのみ、米国ドルでの入出金が可能ですが日本在住の方にとって手数料が高いだけとなりますので、この点はあまり気にする必要はありません。
また、三井住友銀行の口座をお持ちの場合は、日本円の出金はビットフライヤーが最もお得です。

いずれの取引所もクレジットカードで入金しビットコインを購入するという方法が便利に思えますが、手数料が約10%弱かかりますのでおすすめはできません。

コンビニ入金などのクイック入金も、一見手軽で便利そうに見えますが入金した日本円でビットコイン購入まではできるものの、マネーロンダリング防止のため入金後1週間、他の取引所への送金や日本円での出金はできずに資金が拘束されてしまいます。

銀行振込による入金が、銀行の振込手数料のみで取引所の手数料がかからないので最もおすすめです。

さらにネットバンクから振込を行うことで、ネットバンクによくある「毎月〇回は他行への振込手数料無料」の優遇施策を活用すれば、取引所に日本円を入金するまでに一切手数料等がかからずに、例えば1万円なら1万円まるまる取引所の自分のウォレットへ入れることができますよ。

販売所と取引所の違い

ここまで来たら、ようやくビットコインの購入です。

ところで、ビットフライヤー・コインチェック・ザイフの3つとも、いずれも「販売所」と「取引所」の2つがあり、どちらでもビットコインが購入できることをご存じでしょうか?

販売所

「販売所」は、ビットフライヤーなどの取引所(会社)が直接ビットコインを販売しており、購入のボタンをクリックすれば、すぐにビットコインを購入できる場所になります。
しかし、その反面、販売所でのビットコインの販売価格には各取引所の手数料が上乗せされており、若干、割高な価格設定となっています。
(ビットコインは株価と同様に随時変動しますので、販売価格もすぐに変動していきます)

取引所

次に「取引所」ですが、これは文字通り取引所で、証券会社を通じて日本株を現物で購入するイメージとなります。
株価の板のように買い板と売り板が並び、成行(すぐに買うことを優先、価格はその時に約定できる価格)・指値(自分の希望金額で注文、そのため希望金額に達しない場合は買えない場合もあり)で買うことができます。

この場合は、株価と同じように随時変動するビットコインの価格そのもので購入できるため、販売所で買うよりも安く買うことができるというメリットがあります。
日本株の投資経験もないまったくの投資初心者の方は、割高であってもすぐに気軽に買える販売所での購入がおすすめです。

ビットフライヤー・コインチェック・ザイフの販売所での取引手数料の比較を見てみましょう。

ビットコイン国内3大取引所の「販売所」・「取引所」手数料比較

コインチェックビットフライヤーザイフ
販売所でビットコイン購入約0.5%を手数料として上乗せ別途0.01~0.15%(10万円未満で0.15%)の手数料約1.0%程度手数料として上乗せ
取引手数料無料しばらく無料
(終了予定あるが詳細は未定)
0.00%

ザイフのみ取引所手数料がマイナスとなっていますが、これはビットコインを買えば、さらに上乗せで0.001%ビットコインがもらえるという謎の仕様となっています。

販売所での購入はビットフライヤーがお得です。
ちなみに、ビットフライヤーの取引所手数料「しばらく無料」という記載は公式ホームページによると、あくまでキャンペーン中であって、キャンペーン終了については終了2週間前に告知するとしています。

まとめ

今回は、ビットコインの購入方法について、国内3大取引所の比較を中心にお伝えしてきました。

これからさらに盛り上がる可能性大の仮想通貨投資ですが、投資・取引のスタートはお伝えしてきたようにビットコインの購入です。

おさらいすると、日本円の入金からビットコインの購入まで最もお得なルートは、ネットバンクの振込手数料無料キャンペーンなどを活用した銀行振込、ザイフの「取引所」にてビットコイン購入で+0.001%のビットコインの上乗せをもらうです。
初心者の方や仮想通貨投資に不安がある方には、保証が充実している(1事故100万円まで保証)という点で、コインチェックの「取引所」でのビットコインの購入でもいいと思います。

これから仮想通貨の世界はどんどん拡大していき、現にリアル店舗でも普通にビットコインが決済できるようになりつつあります。

仮想通貨は、日本国内において法的な保護がないなど、まだまだリスクがありますが投資を始めるにはまだまだチャンスがありますので、少額からでもぜひ仮想通貨投資を検討してみてくださいね。

 



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