コインチェック取引所の口座開設方法まとめ
ビットコインとか仮想通貨という言葉を聞いたことがあるという方は多いと思います。
おさらいですが、ビットコインに代表される仮想通貨とは、世界各国の仮想通貨の取引所を通じて入手・利用できるインターネット上に存在する電子通貨・デジタル通貨のことです。
仮想通貨の主な特徴は、
- 法定通貨との換金性がある
- 暗号化と分散化技術により仮想通貨利用時の不正や消失を防ぐことができる
- 仮想通貨は法定通貨と異なり特定の国や銀行に依存しない
が挙げられます。
●詳しくはコチラ⇒仮想通貨投資は本当に稼げる?リスクを少なくして稼ぐ方法【2018年版】
まもなく、日本国内でもこの仮想通貨のブロックチェーン技術の活用により、自分の銀行口座から他行の他人の口座への振込時間が大幅な短縮、振込手数料の大幅な値下げなど目に見える利便性が出てくるでしょう。
一方、ビットコインなどの仮想通貨は、将来性の高さから価値の向上と発展途上であるが故のボラティリティの高さ(値幅の変動の大きさ)に着目し、投資対象として捉え、この1~2年の間で仮想通貨の投資をする人がかなり増えました。
一部のニュース記事によると、仮想通貨に投資を行っている一番大きな割合を占めているのは日本人だそうです。
仮想通貨の取引には仮想通貨取引所の開設が必須で、仮想通貨取引の最初のステップとなりますが、今回は日本国内の大手取引所の一つ、コインチェックの口座開設についてご紹介します。
2018年1月26日、仮想通貨のNEMがハッキングされ日本円にして約580億円の仮想通貨が不正流失したという過去最大額の事件が発生しましたが、コインチェック社は、コインチェックにおけるNEMの売買停止時から補償方針に関するリリースまでの加重平均の価格88.549円×保有数で返金すると発表し、大幅安となったNEMをはじめ、連れ安となった各仮想通貨も値を戻す展開となっており、ひとまず落ち着きを取り戻しました。今後、コールドウォレット、マルチシグの活用などによりセキュリティが強固となることは確実であるため、当サイトでは今回事件を起こしたコインチェックを最もオススメする国内取引所としてご紹介するわけではありませんが、使い勝手の良さや取り扱い通過の種類の多さから今回ご紹介するものです。
では、具体的に写真(キャプチャ)を使いながら、コインチェックの仮想通貨取引口座開設の流れをお伝えします。
この記事に書いてあること
口座開設の流れ(キャプチャ付き)
①ユーザー登録
Facebookのアカウントかメールアドレスとパスワードを登録します(今回は、メールアドレスとパスワードを設定します)。
②メールが届く
すぐにコインチェックから認証のeメールが届くのでリンクをタップします。
③「本人確認書類を提出する」のアイコンをタップ
リンク先のページに飛ぶと、
- 本人確認の提出をしていない場合:サービスの閲覧とアフィリエイトの利用が可能
- 本人確認の提出が完了して、郵便を受け取っていない場合:入金、売買のみ利用可能
- 上記全てが完了した場合:全ての機能が利用可能
の3つの項目が出てきますが、この時点でコインチェックの口座が開設されており、1.のサービスの閲覧とアフィリエイトの利用が可能な状態となっています。
当然、仮想通貨取引を行うために口座を開設したわけですから、「本人確認書類を提出する」のアイコンをタップして、仮想通貨の売買ができる状態に手続きをしていきます。
④電話番号を入力
「本人確認書類を提出する」のアイコンをタップすると、電話番号の認証のページに飛びますので、電話番号(スマホの電話番号)を入力し、SMSを送信します。
⑤SMSが届く
コインチェックからSMSが届きます。
⑥認証
SMSでコインチェックから受け取った認証番号で認証します。
⑦本人確認書類を提出
次にいよいよ本人確認書類を提出です、「本人確認」をタップすると、「サービス利用における、各種重要事項承諾について」という画面に飛びますので、各種規約を確認の上、各種同意のチェックを行い「各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する」をタップします。
画面が切り替わり各種重要事項に承諾済みとなり、「本人確認確認書類を提出する」をタップします。
⑧個人情報入力
住所、氏名、生年月日等の個人情報を入力した上で、「本人確認書類」と「IDセルフィー」のデータを送信します。
この際、「主なご利用目的」の項目は、「仮想通貨に投資のため」を選択します。
また「本人確認書類」のデータは運転免許証をお持ちの方であれば、表面だけでなく追記事項が一切なく白紙であったとしても裏面のデータも必要です。
最後に「外国PEPsに該当しますかの該当しない」にチェックし、「本人確認書類を提出する」をタップし、口座開設の登録作業はこれで終了です。
この後、1~2日で「本人確認が完了しましたので、簡易書留を郵送します」というeメールが届きます。
⑨ハガキが届く
さらに5~7日後に簡易書留の普通のハガキを受け取り、コインチェック側がハガキの到着を確認したというeメールが届きコインチェックの口座開設が全て完了し、コインチェックの全ての機能が利用できるようになります。
IDセルフィーが銀行口座や証券口座の開設にまったくない写真データの提出方法ですので、少し戸惑いを覚えますが、これは海外の仮想通貨取引所の口座開設でも全く同じものが要求されますし、今後、IDセルフィーが一般化していく可能性が高いので慣れておくと良いでしょう。
取り扱い通貨
さて、仮想通貨取引の口座開設が完了したら、日本円を入金して仮想通貨を買うわけですが、気になるコインチェックの取り扱い通過をお伝えしておきます。
2018年1月現在のコインチェックの取り扱い仮想通貨は、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- モネロ(XMR)
- オーガー(REP)
- リップル(XRP)
- ゼットキャッシュ(ZEC)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ダッシュ(DASH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
の13種類となります。
まとめ
仮想通貨の海外取引所では、国内取引所では買えない100種類以上のアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)が買えますので、中・上級者の仮想通貨投資家には魅力的で利便性が高いのですが、デメリットとして基本的に日本語のよるサポートは期待できないので、不具合や質問などの問い合わせはすべて英語によるeメールが基本となります。
また、国内取引所のような数日での対応は期待できませんし、1ヶ月程度待たされることも当然のようにあり、初心者にはかなりハードルが高いと言わざるを得ません。
よって、まずは国内取引所の仮想通貨取引口座を開設し、メジャーコインを日本円で購入することからスタートすることを強くおすすめします。
また、仮想通貨の取引に慣れてきたらコインチェックではレバレッジ取引というものもあり、こちらは日本株の株式取引の先物取引のようなイメージで、日本円での証拠金を差し入れることで最大レバレッジ5倍までのビットコインの取引が可能となり(イーサリアムなどのアルトコインのレバレッジ取引は2018年1月現在できません)、少ない投資資金でより大きな利益を狙えますし、ビットコインの上昇時における売却益だけでなく、下落時でもショートポジション(売り)を取ることで利益を狙うことができますので、頭の片隅においておくと良いと思います(ただし、最大レバレッジ5倍の取引となりますので、予想外に大きな損失を被る可能性がありますので初心者の方は手を出さないほうが良いでしょう)。
仮想通貨自体、まだまだ発展途上で通貨の種類によっては今後まだ何百倍となる可能性があるとも言われていますので、これから仮想通貨投資に参加することは遅すぎるということは決してありません。
なお、日本株の株取引と同様に仮想通貨投資に関しては自己責任でお願いいたします。