大卒フリーターはクズではない!就職含めこれからどう生きるか考えよう!
大学を卒業し、良い企業に就職できると思っていても現在は簡単に就職できる時代ではなくなりました。
でも大学卒業してすぐに就職できないと人生が終わってしまうのでしょうか?
そこで、
- 大卒フリーターとは
- 大卒フリーターのメリット、デメリット
- 大卒フリーターから就職する方法
をご紹介します。
この記事に書いてあること
大卒フリーターになることは全く不思議ではない
そもそも全員が大学を卒業してすぐに就職できる保証など存在しないため、大卒でフリーターになることなど全く不思議ではありません。
大学を卒業しても「さらに勉強して専門知識を身に付けたい人」「自分のやりたいことがある人」や「将来起業する予定であえて就職しない人」もいるでしょう。
そのため、フリーターになったとしても罪悪感や劣等感を感じる必要はありません。
大卒でフリーターをするのであれば、まずなぜ就職をしなかったのかの理由をはっきりさせる必要があります。
たとえ就活で失敗したのであれ、アルバイトをしたり、アルバイト先で社員雇用制度を利用したりと、方法はいくらでもあるため、目的意識を持つと良いでしょう。
さらに社会勉強としてフリーターを行うこともできます。
もちろん一度もアルバイト経験がない人と比べるとフリーターの方が社会経験があるといえるため、就職活動をあえて止め、一旦フリーターになり社会経験を積むという選択肢もあります。
大卒でフリーターになる人の割合
最終学歴が大卒でフリーターになる人の割合は、15歳から34歳男性の割合で5.9%となり、約17万人となっています。
さらに女性の大卒フリーターの割合は9.8%で役25万人という結果となり、男女の総計で約7%がフリーターということがいえるでしょう。
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大卒フリーターの5つのメリット
まずは大卒でフリーターになるメリットは以下の5つが考えられます。
- 時間に融通が利く
- 職場を変えやすい
- 収入が変わりにくい
- 休みを取りやすい
- 様々な働き方ができる
順番に説明しますね。
1.時間に融通が利く
フリーターは正社員に比べての大きなメリットは時間に「融通が利く」ことであるといえます。
正社員の場合、毎日決まった時間に出社し、定時を過ぎても仕事を終えないと帰宅できず、さらにはサービス残業を強いられることもあるでしょう。
一方フリーターは勤務時間はシフトで管理されており、仕事忙しかろうと忙しくなかろうと時間が来れば退社することができます。
また、勤務時間も自己申告制で自分が働きたい時間をある程度決めことができるでしょう。
正社員でも稀に働きたい時間を自由に決められる「フレックスタイム制」もありますが、フリーターの自由時間にはほど遠いといえます。
2.職場を変えやすい
フリーターの自由が利きやすい点では、職場を自由に変えられやすいという点もあります。
正社員の場合は転職で再び正社員として入社するのには相当なハードルがあり、相当な労力が必要となります。
ということは、一度入社して合わないと感じてもなかなか職を変えるという一歩を踏み出せないことが多いでしょう。
フリーターの場合は、バイト先を変えるのは正社員に比べるとかなり容易になります。
そのため、自分にとって働きやすい環境を求めて職場を変えることができる点も大きいでしょう。
3.収入が変わりにくい
正社員は転職し全くゼロからの仕事となると、今までと同じ額の給料を得ることは難しいといえます。
一方フリーターは研修期間は多少時給が安くなることがありますが、基本的には時給に大きく差はありません。
そのため、正社員よりも給料が安いことは否めませんが、仕事を変えても大きく収入が変わることはありません。
4.休みを取りやすい
フリーターは休みを自由に取得することができるのも大きなメリットでしょう。
多くの場合は時給制のため、もちろん働かなければ収入は減りますが、自分が休みたい日程にシフトを入れないだけで休みを取得できるようになります。
これが正社員の場合は、有給休暇を取得しない限り、会社で決められた休日以外は休むことが許されません。
一般的な企業の場合は土日祝日、そしてお盆や年末年始などの長期休暇しか休みを取得することができません。
さらに会社によっては休日に出勤しなければいけなくなることも出てくるでしょう。
5.様々な働き方ができる
フリーターは現在様々な働き方があります。
例えば、自宅でブログやアフィリエイトをし、半日のみアルバイトをおこなったりと、フリーターだからといってフルタイムで働く必要はないため、自分にあった様々な働き方をすることができます。
中には大卒でフリーターをしながらアフィリエイトをしながら正社員の給料以上の収入を稼ぐ人も存在します。
しかし、それだけの収入を得る人たちのほとんどは正社員として働いている人以上に時間や労力をつぎ込んでいる人ばかりのため、それだけの覚悟や努力が必要でしょう。
大卒フリーターのデメリット
では、大学卒業後に就職せずにフリーターとして働くことのデメリットはどのようなものがあるのかをご紹介すると、
- 正社員になりにくい
- フリーターと正社員とでは生涯賃金が大きく違う
- 給料が上がらず、ボーナスも無い
- 保険などの福利厚生が無い
- 偏見を持たれやすい
となります。
1.正社員になりにくい
大学卒業後、すぐにフリーターになるということは、正社員経験を一度でも経験していないということになります。
そのため、会社から見ると社会経験が乏しいと判断されがちになるため、就職する際に不利になります。
2.フリーターと正社員とでは生涯賃金が大きく違う
正社員とフリーターで一番大きな違いは生涯賃金でしょう。
フリーターとして働き続けていると、正社員と比べて月収低く、さらにボーナスも無いため生涯賃金は大幅にダウンしてしまいます。
厚生労働省も正社員とフリーターの生涯賃金の格差を統計調査しているくらいのため、かなり深刻な違いということがわかるでしょう。
3.保険などの福利厚生が無い
フリーターで働くと社会保険に入ることができないのが大きなデメリットとなります。
一定の条件を満たせばフリーターでも社会保険に入ることはできますが、自分が出したシフト時間では加入条件を満たしていない場合がほとんどです。
また、正社員の場合は通勤手当、社員割引、施設の利用など福利厚生制度が充実しており、フリーターはほとんど少ないでしょう。
さらにフリーターは何も保険に入らなければ医療費を全額支払わないといけないため、自分で国民健康保険に加入して、毎月保険料を支払う必要があります。
4.偏見を持たれやすい
大学卒業後にフリーターになっている人は、正社員と比べると印象はあまり良くありません。
特に日本では卒業後は企業の正社員になって定年まで働くことが良いという偏見もあるでしょゔ。
この、世間からの見られ方は若い時にはあまり感じることは無いでしょうが、年齢を重ねるごとに「なんで正社員じゃないの?」という見方をされることも少なくありません。
さらにフリーターは不安定であるということが結婚においても大きなマイナスとなる場合も多いです。
就職するためにやること
大卒フリーターであるからといって全く就職できないというわけではありません。
そのため、就職に必要な準備をおこないましょう。
まず、自分がなぜ正社員になりたいのかを改めて考え、自分が納得できる理由を軸に就活を進めることが成功への近道となるでしょう。
また、求人に応募してから、スーツや書類など自分の身の回りのものをきっちりと準備することが大事です。
大卒フリーターは就職サービスを使おう
大卒フリーターから就職するためには就職サービスを使用するのが良いでしょう。
その理由は、
- プロのコンサルタントが就職活動をサポートしてくれる
- 就職の悩みの相談やフリーターの経験を強みに変えてくれる
- 希望の会社を探してくれる
があげられます。
さらにフリーターの専門コンサルタントも存在するため、自分の今までの経験も強みに変えてくれるでしょう。
大卒フリーターだからといってもこれまでの経験をしっかりアピールできれば就職することもできるはず。
そのため、諦めずに就職サービスをうまく活用し、前を向いて頑張りましょう。
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