おすすめアルトコインの買い方と取引所【2019】
※この記事は2018/02/13更新されました。
彩春館学園、マネー研究部(仮)部長の芹沢です。
このページにたどり着いた多くの方はわかってると思いますが、まだイマイチわからない方のためにもおさらいしておきますね。
この記事に書いてあること
そもそもアルトコインとは?
仮想通貨は「ビットコイン」とビットコイン以外の「アルトコイン」の2つに大別されます。(アルトコインは発音によってはオルトコインと表記されることもあります)
つまり、ビットコイン以外は全てアルトコインと呼びます。
最もアルトコインの取り扱い種類が多い国内取引所はコインチェックで、2018年1月現在12種類のアルトコインが購入できます。
※コインチェックは、1/26にNEMがハッキングによって580億円相当流出し、2018/01/27現在は登録、取引など一切できません。
現状、国内取引所でアルトコインを購入するならzaifがいいでしょう。
しかし、未公開株がどんどん新規上場していくように、新しいコインがどんどん発行されていて、海外取引所を利用すれば100種類以上のアルトコインが購入でき、その中には国内取引所では買えないものも数多くあります。
コインチェックの登録は2018年からもますます増えていき、パンクすることも考えられるので、早めに申請しておきましょう。
おすすめのアルトコインは?
100種類以上のアルトコインが買えるわけですが、では、その中でどのアルトコインを購入すれば良いのでしょうか?
かなり迷いますよね。
ここでは、4つのアルトコインをおすすめしておきます。
- Ethereum(イーサリアム)
- Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)
- Ripple(リップル)
- LISK(リスク)
Ethereum(イーサリアム)
イーサリアムは、時価総額がビットコインに次ぐ2位で取引量も多く最も信頼の持てるアルトコインとも言えます。
また、その将来性を見込んであのホリエモンこと堀江貴文氏が投資していたことでも有名なアルトコインで、2018年はイーサリアムの年になるだろうと言われてます。
zaifで購入できます。
Zaifの口座開設方法を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)
イーサリアム・クラッシクは、イーサリアムから分裂によって登場したアルトコインの一種で、その背景は、2016年6月17日、約65億円相当のイーサリアムが不正送金された事件が発生し、ハードフォーク(該当仮想通貨のルールを変える際に旧ルールを無視し、新ルールを新たに適用することで旧ルールの互換性が無くなる事)を行うことで早期に信頼性を取り戻したのですが、その際の対応に不満を持ったグループがハードフォークを拒否した結果、登場したのがイーサリアム・クラッシクです。
よって、値動きはイーサリアムに連動性があるというのが投資上の特徴となります。
Ripple(リップル)
リップルは、ビットコイン・イーサリアムに次ぐ時価総額がある有力アルトコインで、グーグルやSBIホールディングスが出資しており、さらに東京三菱UFJ銀行やバンクオブアメリカなどの大手銀行がリップルの技術を活用すると発表していることからも将来性は抜群です。
リップルとは、特に国際送金を高速かつ安全に安く行うためのもので、外国為替送金を行うための即時決済ネットワークとして機能することを意図して作られたものです。
たとえばドル、ユーロ、日本円やビットコインなどをリップルのプラットフォーム上において数秒で送金、トレードすることが出来ます。
リップルの具体的な特徴としては、リップルネットワーク内で送金を行う際の手数料としての位置づけと、米国ドルと日本円などの異なる通貨間をまたぐ決済の際に米国ドルと日本円の2つをつなぐ役割をリップルネットワーク上で果たす中間通貨としての役割を果たす点があげられます。
LISK(リスク)
リスクは独自技術のサイドチェーンを持っています。
メインのブロックチェーンと別に分散型アプリケーション上にブロックチェーンを用意していて、リスクのプラットフォーム上に問題が発生したとしても開発者がコントロールできることが大きなメリットとして注目されているアルトコインです。
bitflierで購入できます。
以上4つのアルトコインを具体的にご紹介しましたが、これらが近い将来、爆上げするので必ず買っておいてくださいというものではないということをよくご留意ください。
アルトコインはどこで買えるの?
では、これらのアルトコインはどこで買えるのでしょうか?
2018年2月現在の国内3大取引所の取り扱いアルトコインです。
コインチェック
イーサリアム・イーサリアムクラッシク・リスク・ファクトム・モネロ・オーガー・リップル・ジーキャッシュ・ネム・ライトコイン・ダッシュ・ビットコインキャッシュの計12種類
ビットフライヤー
イーサリアム・イーサリアムクラッシク・ライトコイン・ビットコインキャッシュ・モナコイン・リスクの計6種類
登録ページ→https://bitflyer.jp
ザイフ
ネム・モナコインの計2種類(ただし、ネムは取引所でのみ購入可、販売所では購入不可)
ICO(イニシャル・コイン・オファリング/未公開コイン新規発行への抽選販売権)への挑戦や、もっとマイナーなアルトコインも投資対象としたいと考える方、各種手数料が少しでも安価なほうがいいと考える方で、かつ英文が苦でない方には海外取引所をおすすめしますが、正直、コインチェックで買える12種類のアルトコインの取引程度であれば、日本語フル対応であること、日本の取引所での安心感と対応の早さ(海外取引所では問題が発生して英文でリクエストをメールで送信しても問題解決まで1ヶ月程度かかるなどザラです)は、大きなメリットといえます。
登録ページ→https://zaif.jp
2018年、最も飛躍すると言われているイーサリアムを購入するのであればzaifがおすすめです。
以下のキャプチャにもあるように販売所であるコインチェックの場合は手数料が余分に必要です。
この時、XEMはコインチェックで193円くらいで推移してましたが、実際の購入価格は197.65円となってます。
これはどういうことでしょうか。
販売所と取引所の違い
取り扱ってるコイン以外にも販売所と取引所の違いがあります。
コインチェックでビットコイン以外を購入する場合は手数料が必要になります。
zaifでは手数料無しでアルトコインを購入することが可能です。
この違いは?というと、直接コインをやりとりするか、仲介を通して購入するかの違いとなります。
コインチェックなど販売所の場合はスプレッドが広く(手数料が高い)、zaifなどの取引所で現物取引する場合は手数料は必要ありません。
オススメの海外取引所
また、海外取引所は中国が仮想通貨の取引所を閉鎖するなどの悪いニュースが出てきていますが、基本的には米国の、
- ポロニエックス
- ビットレックス
の2つをオススメしておきます。
この2つの取引所は、取扱いアルトコインの種類が豊富で国内取引所と比べても出金手数料がかなり安い(例えば日本円換算で10,000円分のビットコインを出金する際の手数料は40~50円、国内取引所のコインチェックは一律400円)ことがメリットです。
アルトコインは高確率で儲かる?
2017年の年初からビットコインをはじめ各種アルトコインが急騰し価値が10倍となったアルトコインが多く存在していましたが、残念ながら2017年10月現在では、今からアルトコインを買いさえしておけば儲かるという状況ではなくなってしまいました。
しかし、中長期の視点で見れば仮想通貨はまだまだ上昇局面であると言えますので長いスパンで仮想通貨に投資をしようとしている方にはおすすめですが、短期トレードで利益を上げようという方にはチャンスが少ない局面となってきています。
2018年は乱高下の激しい相場が続くと思われますので、ビットコイン、アルトコイン共に購入するにはドル・コスト平均法を使用したzaifコイン積立もリスクヘッジとして取り入れてみてもいいでしょう。
zaifコイン積立について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
信用取引・先物取引で下落時でも利益が取れるか
一方的な右肩上がりの上昇相場の局面を抜けて、調整局面(短期的な下落)を経て直近高値へトライしていく、あるいは、もみ合い局面が継続するなど仮想通貨各種の相場が新たな局面に入ってきた感がありますが、株取引にある信用取引や先物取引のように下落時に利益が狙える「空売り」の手法が仮想通貨においても活用できるのでしょうか?
それは取引所によります。
前回おすすめした国内3大取引所(ビットフライヤー・コインチェック・ザイフ)は信用取引や先物取引が利用できます。
具体的には、
と様々な売り(ショート)ポジションからトレードに入れる取引ができるものの、基本的にレバレッジ(証拠金・預入金を入れることでその金額の〇倍の取引が可能となるもの)を効かせた買い(ロング)・売り(ショート)両方のトレードができるというものです。
ちなみに、前述したおすすめの海外取引所の一つポロニエックスでも信用取引が可能となっています。
信用取引や先物取引を活用することで、資産を増やすスピードを速めることができますが、あくまでも預入金の数倍のレバレッジの効いた取引になりますので、逆にすぐに資金を溶かしてしまう可能性もある取引になります。
特に、初心者の方やトレードにまだ自信のない方には、おすすめできませんのでご注意ください。
まとめ
今回はおすすめのアルトコインをご紹介しましたが、「とりあえずアルトコインを分散投資で買っとけば儲かる」というスパンではなくなりました。
ネット上で「アルトコインの購入でこれだけ儲かった!」という記事をよく目にしますが、これは2017年5月前後に書かれたものが多く、「その時点での話」であって今は状況が変化しています。
しかし、中長期的な視野でみるとイーサリアムをはじめとする時価総額・取引量共に多い主要アルトコインは独自技術に裏付けされた魅力があり、将来性が極めて高いアルトコインといえますので、短期的な視点で上がった・下がったという感覚ではなく長期で無理のない範囲で投資(購入)し保有しておくこともおもしろいと思いますよ。
最後に、仮想通貨の売買も投資にあたりますので、投資はくれぐれもご自分の判断による自己責任でお願いいたします。