レクサスの維持費は意外に安い?まとめてみました!
「レクサスに乗る自分を想像しただけで夜も眠れない!」
「レクサス乗りたいけど自分でも維持できるのだろうか?」
彩春館学園マネー研究部の芹沢です。
国産車を代表する高級ブランドとして登場し、今や国産高級車の代名詞となっている「レクサス」。
レクサスといってもグレードは幅広く、一体維持費がいくら掛かるのかがハッキリとわからないと思います。
そこで憧れのレクサスをご検討されているあなたに、実際にかかる維持費についてまとめました。
気になるレクサスの車体価格は?
2020年時点での現行車種は11車種となり、一番お手軽なものでも最低370万円くらい〜上級モデルとなると軽く1000万円を超えてきます。
現行車種は一体いくら?
画像:レクサス公式サイトより出典
現行11車種の値段をまとめたのが、以下です。
(最低価格が一番安い順に並べてみました。もちろんグレード、オプションによって値段が上乗せされます。)
- CT 383万円〜
- NX 450万円〜
- IS 480万円〜
- RX 513万円〜
- RC 567万円〜
- ES 580万円〜
- GS 588万円〜
- LS 999万円〜
- RC F 1040万円〜
- GS F 1140万円〜
- LX 1135万円〜
- LC 1326万円〜
となっています。憧れのレクサスでも一番安いグレードだと383万円からとなり、意外(?)と現実的な価格であることも判明。
最低価格がわかると、憧れではなくなってくるはず!?
いや、まあ十分高額なんですけどね!
ということで、念願の愛車を手に入れたとして、次に愛車を維持するためには一体いくらかかるのか?という部分に触れていきます。
レクサスの維持費の内訳
レクサスに掛かる費用を分けると以下のようになりました。
車検代
一番気になる車検費用ですが、レクサスディーラーの表示価格だと基本料金59,020円+法定費用61,740円+整備費用52,068円〜で合計172,828円とのことです。
消耗品の交換も考えると、大体20万円ほど見積もっておいたほうがいいと思います。
ちなみにアウディやベンツ、BMWなどといった輸入車は技術料、部品の輸入代等がさらに重なります。
そのため、日本車の車検に比べ最低でも約10%は高く、簡単に50万円を上回ってしまうことも・・・!
輸入車に比べると低コストで済みますのでこの点は、日本車のいい点ですよね!
保険代
自動車保険もピンからキリまであると思いますが、一般的なゴールド免許オーナーで対人対物無制限+車両保険付きだと、月1万〜1万5千円ほどが相場ではないでしょうか。
通常の保険と比べて割高になってしまいますが、レクサスは「レクサスオーナーズ自動車保険」という専用の保険もあります。
内容は新車購入後3年間の間に、大きな事故が発生してしまったら、同一のレクサス車が提供されたり、24時間365日レクサス車に関する相談ができたりと、かなり手厚いサポートです。
自動車税
IS250(排気量2500cc、重量1660kg、ガソリン)だと、
- 自動車税 43,500円
- 重量税 16,400円
- 自賠責保険 13,920円
- 合計金額 73,820円
LS600h(排気量5000cc、重量2250~2380kg、ハイブリッド車)だと、
- 自動車税 87,000円
- 重量税 12,500円(ハイブリットのため)
- 自賠責保険 13,920円
- 合計金額 114,220円
※2019年10月以降に購入の場合
となり、排気量、重量、ハイブリットの有無によって金額が違いますが、平均して約10万円ほどと考えられます。
オイル代
オイル交換時期は1.5万キロごともしくは、12ヶ月となっており、比較的ロングライフとなっているようです。
金額はレクサスディーラーだと車種により一律料金となっており、ディーラーによって多少の差があるものの、レクサスGSだと7300円程となります。
オートバックスやイエローハットなどのカー用品店では、ディーラーと同等レベルのオイルで約4500円くらいが相場です。
ちなみに新車購入時に、レクサスケアメンテナンスプログラムというプランに入会すると、新車登録日から3年間はメンテナンス無料です。もちろんオイル交換も含まれています。
タイヤ代
レクサスディーラーだとタイヤ4本交換で、タイヤ代+工賃+交換したタイヤの廃棄費用で、約15万前後。
ですがタイヤ単体で購入すると、5、6万に抑えることが可能です。
それをジェームスなどのタイヤ交換サービスに持ち込むことで、圧倒的に安くすることができます。
手間はかかりますが、維持費を少しでも抑えるのなら、この方法がおすすめです。
バッテリー代
交換時期は約7年でバッテリー単体だと2万5千円となり、工賃は1500円ほど掛かります。
約3万円ほど見積もっておいたほうがいいでしょうね。
バッテリー自体はそう故障するものでもないため、あまり心配しなくてもいいかと思います。
ちなみに、気になるハイブリッド車のモーター用バッテリーの交換は、考えなくても大丈夫です。
(現在のハイブリット車のバッテリーは「リチウムイオン式」のため、使うたびに劣化するということはありません。)
ガソリン代
ユーザーの用途によって大きく違いますし、車種ごとにも大きく違ってきます。
ガソリン車のISだとリッター10キロほどで、ハイオクガソリン1L 140円とし、年間約1万キロとすると年間14万円ほどかかる計算となります。
もちろんハイブリット車だとリッター15キロ以上の車種もありますので、あくまで目安としてください。
駐車代
駐車代も地域によって違いますが、目安として東京23区でもっとも多い金額は2万円代です。地方になればもちろんガクッと下がりますが、大事な車の保管場所は安全なところを考えたいものです。ということで安いところはオススメできません。約1万円ほど見越しておいたほうがいいと思います。
年間計算だといくらくらい掛かるのか
上記の項目から1年間に掛かる金額をまとめてみました。
※バッテリーなど1年で交換しなくていいものは省いています。
- 車検代 200,000円
- 自動車税 80,000円
- 保険代 120,000円
- ガソリン代 140,000円
- オイル代 7,000円
- 駐車代 120,000円
合計667,000円
車種によってこの金額よりも高くなってしまう可能性もありますし、もちろん工夫次第で費用を抑えようと思えば、まだまだ抑えることもできます。
一般的な国産車と比べると、さすがに割高ですが輸入車と比べると相当安いのではないのでしょうか。
これだけの維持費で、しっかりとしたアフターフォローがある点が大きいと思います。
年間の維持費がわかると現実味が帯びてきますよね、ご検討の際の参考としてぜひ憧れのレクサスを手に入れてみてはどうでしょうか?