モナーコイン(MONA)の買い方、購入方法

買い方、購入できる取引所

モナーコイン(モナコインと表記されることもあります)は、2013年末に公開された日本発祥の仮想通貨です。

このモナーコインのモナーは、2ちゃんねるのアスキーアートのキャラクター「オマエモナー」に由来しており、開発者で当時ライトコイン採掘プール「2chpool」を運営していたわたなべ氏が、ビットコインを見てふざけて2ちゃんねるらしい仮想通貨を開発したと言われていました。

詳しくは後述しますが、モナーコインは、技術的にライトコインをベースとして開発された仮想通貨で今後の発展性も見据えた仕組みとなっており、ビットコインやイーサリアムほどのメジャーコインでないにも関わらず、すでにリアル店舗などでの決済で利用できるのはもちろん、イラストレーターなどこれから売れていくかもしれないアーティストへ投げ銭ができる仕組みがあるなど、ユニークで興味深い仮想通貨なのです。

実際に、モナーコインを買おうとすると実はまだ買える取引所は少なく、国内取引所では、

の3つしかありません。
しかも、大手国内仮想通貨取引所の1つであるビットフライヤーでさえ、モナーコインの取り扱い開始(コイン上場)が2017年10月3日でしたから、それまでモナーコインが買える国内取引所はたったの2つしかなかったことになります。

特徴

モナーコインは、わたなべ氏が開発したと言われていますが、実際には真偽のほどはわからず、ビットコインの開発者サトシ・ナカモト氏と同様に実在するのかどうかもわからないというのが本当のところです。

モナーコイン自体は、ライトコインを元に開発されており、ビットコインやイーサリアムと比べると、取引の処理速度がかなり速く送金時間が短く、よって手数料も安価にできるといった大きな特徴があります。

少し難しい技術的な話に入りますが、モナーコインは日本初の仮想通貨であるだけでなく、世界で初めてsegwit(セグウィット)を行い成功させた仮想通貨でもあり、技術的に非常に注目すべき仮想通貨なのです。
ちなみに、segwit(セグウィット)とは、仮想通貨の「取引量を増加させる」アップデートのことをいいます。

モナーコインの技術的な基本仕様は、

  • 取引処理の速さビットコインの6倍超
  • 発行枚数1億512万枚(発行枚数上限、ビットコインは2,100万枚)
  • マイニング(採掘)はビットコインと同じくプルーフオブワークを採用(マイニング用コンピューターの処理能力が高ければ高いほど有利)
  • 仮想通貨時価総額ランキング83位(2018年2月現在)

となっています。

モナーコインの価格推移(日本円ベース)を見てみると、新規発行後3円程度で長期に横ばっていたものが一気に500円まで急騰し、さらにビットフライヤー上場(取り扱い開始)のニュースにより爆騰し一時約2,300円の高値をつけたあと利益確定売りに押され下落、コインチェックの不正流失事件のあおりも受け2018年2月5日現在443円程度で推移しています(モナーコインの日本円価格はザイフから抜粋)。

今後の将来性

モナーコインは2ちゃんねる発祥の仮想通貨ということもあって、他の仮想通貨にはない「コミュニティ」の結束力の強さが大きな特徴の一つとなっており、相手に感謝や応援の気持ちを伝える意味合いの「投げ銭」のシステムがあります。

これは「Ask Mona」という掲示板においてFacebookやInstagramの「いいね!」のようにモナーコインを投げ銭できますし、Twitter上で「tipmona(チップモナ)」という投げ銭ができる仕組みがあり、Twitterアカウントさえあれば誰でも使えて、「@tipmona tip (ユーザー名) (数量)」とツイートするだけで気軽にモナーコインを送れます。

早い段階でモナーコインの将来性に気づいたあのホリエモンこと堀江貴文氏が、モナーコインを購入した趣旨の内容をTwitterでつぶやいたことから人気に拍車がかかったと言われています。

あと、これはあまり知られていないことですが、実は、モナーコインはビットコインに次いで日本国内で2番目に多い場所で仮想通貨決済ができるコインなのです。
モナーコイン決済ができるリアル店舗は、パソコンショップarkをはじめ各種飲食店、カフェ、整体院などがあります。

さらに2017年10月、モナーコインのコミュニティの結束力の強さを印象づける出来事がありました。
東京・秋葉原の駅前ビル・「秋葉原UDX」と「秋葉原ラジオ会館」の巨大ビジョンで2017年10月末の1週間、個人投資家の田中さんが、完全に個人で約130万円を投じてモナーコインをPRする動画CMが流したのです。

同時期に、そばちょくさんという60代の男性がAsk Monaでオリジナルコインの配布を事前告知し、モナーコインをイメージしたキャラクターイラスト入りの金銀のコイン2枚セットを1,000円以上/枚の製作費を自費で投じて120セットを無料配布したということもありました。

なぜ、自腹を切ってそこまでするのでしょうか?

彼らは「モナーコインで仲間ができて楽しい」、「モナーコインを世界に普及させたい」と本気で思っており、普及活動の一環として自費を投じて様々なことを行ってきたということで、さらに「なくなると寂しい」という単純な理由からモナーコインが値上がりしても決して売らないということです。
その他にも、「手作りモナーコインクッキー」や「手作りモナーコインのロゴ入りポーチ」を秋葉原で無償配布する人も現れたそうです。

モナーコインには、このような考えを持つ投資家が多く、モナーコインのコミュニティは強力で、もはやファンクラブと化しています。

2ちゃんねる発祥の仮想通貨で、アスキーアートのキャラクター「オマエモナー」の愛くるしいデザインが連想され、前述した「投げ銭」のシステムにより強烈なコミュニティが作られていき、ブロックチェーン技術の強み以上に、それが大きな強みとなっている世界的にもめずらしい仮想通貨コインとなっているのです。

まとめ

モナーコインは、ブロックチェーン技術の面でも取引時間が各段に速いことから、マイナー通貨であるにも関わらず、リアル店舗での決済導入店舗が増加しておりビットコインに次ぐ店舗数となっています。
さらに、前述した「モナーコインの強力・強烈なコミュニティ」により、今後も期待できる仮想通貨の一つといえます。

モナーコインの価格推移の面では、前述した通り、1mona=約2,300円の高値を付けた後、下落が続いておりコインチェック事件のあおりを受けてさらに下落が継続している状況となっており暴落といっていい状況ですが、そもそも、「仮想通貨投資とは少額を投資し数年放っておく程度がちょうど良い」とホリエモンこと堀江貴文氏も自身のYouTubeチャンネルで発言していることもあり、下げ止まったところで買うというのが現状では一番の王道でおすすめの仮想通貨の買い方です。

モナーコインのコミュニティの強力さは尋常ではなく、ある程度下がったところで、このコミュニティの熱心の人たちがモナーコインを買い支えるのではないか?とさえ言われています。

国内取引所で買えるアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)の中では、イーサリアムリップルなどのメジャーコイン以外では、モナーコインはかなりおすすめです。

 



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