P-one Wizの還元率が1.5%でメリット高そうだけどデメリットはないのか?
買い物代金から1%引きのP-oneカード<Standard>は、年会費無料のお得なカードです。
しかし、ポイントが付かないのがちょっと残念だと言えるのではないでしょうか。
安心してください!
ポイントが付くP-oneカードもあります。
それがP-one Wizカードです。
還元率1%でも十分なのに、更におまけが付いてきます。
この記事に書いてあること
P-one Wizカードとは
年会費 | 無料 | 還元率 | 1% |
---|---|---|---|
電子 マネー | – | ポイント | ポケット・ポイント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 請求時に自動的に1%オフになる。
- 家族カードも無料で追加可能。
- Tポイントへの交換がお得。
P-one Wizカードは、ポケットカードが発行するリボ払い専用カードです。
ただし、リボ払い専用とはいえ「支払い自由型」なので、最小支払額を大きくすれば事実上の一括払いカードとすることができます。
締日は毎月1日、支払日は翌月の1日とちょっと変則的です。
月末締日ではない点は、ちょっと覚えておいたほうがいいでしょう。
リボ払いカードと聞くだけで敬遠する人も多いようですが、P-one Wizカードは通常のP-oneと変わりなく利用することができます。
基本的に請求時の1%OFFという利点は、他のP-oneカードと同じであり、ポイント交換の必要なしに高還元率をゲットできるという割のいいカードです。
関連記事:リボ払いの仕組み
他のP-oneカードは、家族カードを発行すると年会費や管理費が必要ですが、P-one Wizカードはそのようなことを考える必要がありません。
ただし、ETCカードは発行手数料や更新手数料が必要な上、1%OFFの対象になりません。
この点だけは注意が必要です。
ポイントについて
P-one Wizカードは、ポイントが付きます。
1,000円の利用で1ポイントですが、交換商品によって還元率は変わります。
キャッシュバックなどの場合は0.3%ですが、ファミマのお買物券なら0.4%ですし、T-pointへの交換であれば0.5%です。
P-one Wizカード利用者にとってポケットポイントは、どちらかと言えば「おまけ」としての存在に過ぎないかもしれません。
しかし、P-one Wizカードをメインカードとして、毎月10万円程度の支払があれば1年に4,000円弱のキャッシュバックが見込めます。
特にT-pointへの交換であれば0.5%の還元率になるのはP-one Wizカード利用者だけです。
また、ポケットカードが提供しているP-oneモールを通過して通販サイトなどで買い物をすれば、追加ポイントをゲットすることができます。
Yahoo!ショッピングならポイントが4倍、楽天も3倍になります。
利用頻度が少ない通販サイトしかなければ意味がありませんが、Yahoo!ショッピングや楽天ショッピングが入っているので利用頻度は高くなるのではないでしょうか。
毎月10万円と言うと、そんなに使わないという人もいるかもしれません。
しかし、コンビニ支払いにしていたり、銀行引落にしている公共料金などはありませんか?
これらの支払をP-one Wizカードによる払いに変更するだけでいいのです。
携帯電話やネットのプロバイダーは最初からクレジットカード支払いにしていることが多いでしょう。
しかし、電気やガスなどをコンビニ支払や銀行引落にしている人が多いようです。
最近は固定資産税や自動車税などの税金もクレジットカード支払ができます。
平均すると、毎月10万円程度のクレジットカード利用はすぐにできるはずです。
P-one Wizカードの特徴
P-one Wizカードの最大の特徴は、請求の際に利用金額から細かく1%ずつ値引きしてくれる点です。
また、P-one Wizカードは単なるリボ払い専用カードではなく、自分で支払額の上限を設定することができます。
上限を超えた部分がリボ払いになるので、毎月の給与収入に合わせた金額を設定することで、支払に困ることを防ぐことが可能です。
P-oneカード<Standard>のように使いたければ、全額払いを設定すればいいですし、もし大きな金額を利用したならば、その月だけリボ払いにすればいいのです。
リボ払い専用カードの中には、毎月の支払額を限定されることもありますから、自動的にリボ払いになってしまうこともあります。
しかし、P-one Wizカードならそのようなことはありません。
リボ払い専用カードなのに、一括払いができる点も大きな魅力です。
もちろんメリットはリボ払い専用カードとして遜色ありません。
メリット
P-one Wizカードのメリットは、クレジットカードでのショッピングご請求時に「自動1%OFF」になる点でしょう。
他の大手信販会社が発行するクレジットカードのポイント還元率は0.5%が多く、1%のクレジットカードはイオンなどの流通企業が発行しているケースが多いです。
流通企業が発行するクレジットカードは、自社グループの広告宣伝を兼ねていることが多く、案外使いにくい事があります。
しかし、流通企業の影響を全く受けていないポケットカードには、そのような心配は無用です。
それに加えて、P-one Wizカードではポケットポイントが最低でも還元率0.3%で付きます。
つまり合計すれば、最低でも1.3%のポイント還元率です。
驚異的な高還元率と言っていいのではないでしょうか。
案外見過ごされがちなのが、P-one Wizカードのデザインです。
ベースの色は赤とシルバーの2つですが、ゴテゴテした装飾が一切施されていないカードデザインは、財布の中から出しても気恥ずかしさがありません。
クレジットカードは毎日利用するものです。
いくら還元率が高いクレジットカードであっても、カードデザインがゴテゴテしていて、見るだけで嫌になるようなクレジットカードは、結局すぐ解約してしまうものです。
その点、P-one Wizカードは持っていて「スマート」と思われても、趣味が悪いとは間違っても思われないでしょう。
デメリット
P-one Wizカードのデメリットは、追加カードです。
先ほど述べた通り、家族カードもETCカードも年会費が必要です。
しかも、ETCカードを利用しても「自動1%OFF」にならないこともデメリットと言えるでしょう。
必然的にETCカードを利用する人は、他のクレジットカードで対応することになります。
また、電子マネーに対応していない点もデメリットと言えるのではないでしょうか。
コンビニなどでスマホタッチだけで支払をする人を見ます。
携帯各社のおサイフケータイを利用している人でしょうが、電子マネーを付けないとこのメリットを受けることができません。
P-one Wizカードは、単にクレジットカードの決済をするだけのシンプルなカードだと言えるでしょう。
しかし、シンプルな中にも電子マネーなどのサービスが入っていないと使い勝手が悪いと思われてしまいます。
締日が1日という点も隠れたデメリットです。
多くのクレジットカードは月末締日です。
家計簿などを付けている家庭であれば、月単位で収支を計算して家計診断をしているのではないでしょうか。
そのような家庭では、翌月のクレジットカード支払いに備えた資金繰りもしているはずですが、1日締日だと資金繰りの管理が面倒になります。
また、毎月1日を支払日としているサービスは結構あります。
月末締日のクレジットカードが多いため、支払がちょっとでも遅れるようにと配慮しているのです。
しかし、P-one Wizカードを利用すると、そのような配慮が無駄になります。
2日を支払日にしているサービスは、ほぼないはずです。
まとめ
このようなデメリットはありますが、現在発行されているクレジットカードの中でP-one Wizカードは最強と言えます。
1.3%という還元率もその根拠ですが、ポケットポイントを放棄しても1%の値引は残るという「手間のかからない点」が最大のメリットです。
探せばP-one Wizカードより還元率の高いクレジットカードはあるでしょう。
しかし、そのようなクレジットカードのポイントは有効期限が短かったり、一定以上のポイントがないと高還元率にならなかったりするデメリットがあります。
それに比べれば、P-one Wizカードは実用的でお得なクレジットカードと言えるはずです。
メインカードとできるか
還元率が高いP-one Wizカードを多く利用することで、お得度がドンドンと高くなることは改めて言うまでないでしょう。
ただし、ゴールドカードではないため利用限度額は大きくできません。
申し込む人の信用にもよりますが、最初は50万円程度の限度額が精いっぱいではないでしょうか。
P-one Wizカードの締日から支払日までの期間はちょうど1か月です。
つまり、毎月の生活費支払にP-one Wizカードを利用すると、利用限度額の半分程度が限度だと言えます。
利用代金が引き落とされても、すぐには利用限度額が元に戻らないので、現実的には半分以下だと思ったほうがいいでしょう。
50万円の限度額をゲットしたとしても、生活費として定期的に支払うのであれば、余裕を見て15万円程度が限度でしょう。
もちろん大型電化製品などを購入するのであれば、その月だけは別のカードで生活費支払をすることになりかねません。
毎月の生活費を支払うためのカードとしては、P-one Wizカードはベストの選択です。
そのため、メインカードとして利用することができます。
しかし、大型家電製品や旅行の支払代金などに使うことができない点は注意が必要です。
万が一、大型の買い物が必要になった際に備えて、別のサブカードを申込むべきでしょう。
他の高還元率カードと比べてどうか
ちょっと前には1.5%という高還元率カードも存在しましたが、最近は減ってきました。
リボ払い専用カードで、毎月の支払上限額を限定しているケースでは還元率は高いのですが、リボ手数料の支払で帳消しになり無駄です。
そう考えると、リボ払い専用のカードで通常カードのように使え、さらに還元率1.3%のP-one Wizカードは全く見劣りしないはずです。
しかも、高還元率カードの使い勝手の悪さはP-one Wizカードには無縁です。
この点だけでもP-one Wizカードを選択する理由として十分でしょう。
デメリットを解消しよう
P-one Wizカードのデメリットとして、3点挙げました。
しかし、サブカードを利用することでこれらのデメリットは解消できます。
まず、ETCカードについては、ポケットカードを利用するのは不利なので、別のカードを作ればいいでしょう。
先ほど、大型の買い物をする際にはサブカードが必要だという話をしましたが、サブカードにETCカードを組み合わせればいいのです。
最近はクレジットカードとETCカードの一体化カードが増えています。
ドライブの際には、ETCカードを車内に放置しておくと盗難が心配です。
車外へ出るたびにETCカードを持ち歩くいい習慣も付くでしょう。
参考記事:最強はどれ?ETCカードおすすめと選び方まとめ
電子マネーのデメリットも同時に解消できるはずです。
多くのカードが何らかの電子マネーを付けています。
DoCoMoユーザーであればiD利用者が多いかもしれませんが、JCBならQUICPayもありますし、楽天やイオンもそれぞれ自社の電子マネーがあります。
サブカードを探す際に、電子マネーがついているものを選べばいいのです。
電子マネーを使った決済は回数こそ多いものの、利用金額はあまり多くなりません。
他のクレジットカードで1.3%という高還元率は望めないでしょうが、さほど大きなデメリットにはならないと思われます。
1日を支払日としているサービスの例として、日経IDが挙げられます。
日経購読者の中には、電子版だけの購読者も多いでしょうが、支払は当然クレジットカードです。
月末締日のカードであれば、締日翌日の支払になり、支払期間は最大限に引き延ばすことができます。
これに対し、P-one Wizカードにしてしまうと支払期間が最低限に縮まってしまいます。
とはいえ、このような支払があればサブカードを支払用のクレジットカードとすればいいのです。
毎期支払が到来する有料サービスを申し込む際には、信販会社への請求日がいつになっているかを確認することが大切です。
P-oneカード<Standard>とどちらがいいのか
また、人によってはポイントのことは考えたくないという人もいるかもしれません。
ポイントの有効期限を気にするあまり、無駄遣いをしてしまった経験者も少なくないでしょう。
そのような人は、ポイント自体がない年会費無料のP-oneカード<Standard>も一つの選択肢でしょう。
ただし、P-oneカード<Standard>も家族カードを申し込む際には「管理手数料」として年間200円必要です。
200円くらい気にならないのであれば家族カードでいいのですが、気になるようであれば家族で一枚ずつP-oneカード<Standard>を申込むのも一つの方法です。
ちょっとでもアルバイトやパート収入があれば、学生の方であっても審査に通る可能性は高いです。
支払口座を一家のメイン銀行に集中させることで、事実上の家族カード化が可能です。
P-one Wizカードにもデメリットはありますが、それを上回るメリットが存在します。
何もせずに、請求の際に1%引いてくれるメリットは、今までにクレジットカードのポイントを期限切れにしてしまった経験者ならよくわかるでしょう。
P-one Wizカードには「気楽に高還元率」という言葉がマッチします。