楽天ビジネスカードはメリットあるか?まとめました

「楽天ビジネスカード」は、法人・個人事業主向けのクレジットカードです。

一般的なJCBビジネスカードや、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンカードなどと大きく異なる点があります。

楽天ビジネスカードとは

楽天ビジネスカードイメージ

年会費2,160円(税込)※還元率1.0%
電子
マネー
Edyポイント楽天ポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 楽天ビジネスカード単体での申し込みはできない
    ※楽天プレミアムカードを持っていない場合は同時申し込み
  • 楽天プレミアムカードの年会費も必要なので年会費は2枚で12,960円
  • 2枚のカードで貯まったポイントは、すべて個人カード(楽天プレミアムカード)に入る

一般的に法人向けビジネスカードは、法人名義でカードの新規発行を申し込み、入会審査に合格すると法人名義のカードが1枚発行されます(本カードの他に子カードが必要な場合、同じ法人名義のカードが複数枚発行される場合もあります)。

しかし、楽天ビジネスカードの場合、まず個人名義で楽天プレミアムカードを作ることから始まります。

つまり、楽天プレミアムカードの入会審査に通り新規発行されてから、楽天ビジネスカードの入会審査が始まるという流れです。

楽天プレミアムカード・ビジネスカードセットでの申し込みが、「楽天ビジネスカードの申し込み」の形となりますが、楽天プレミアムカードの入会審査をパスした後に楽天ビジネスカードの審査が始まるという順序ですので、最悪の場合、会社の代表者名義の楽天プレミアムカードは入手できたものの、本命の楽天ビジネスカードが入手できない。という可能性があります。

また、入会申込から楽天プレミアムカード審査・発行、楽天ビジネスカード審査・発行が完了するまで、約2週間ほどかかりますので、急ぎで自社の法人名義のクレジットカードを使いたい方にはおすすめできません。

楽天ビジネスカードの特徴

カードの年会費は12,000円(税別)と楽天カードにしては高額ですが、これは楽天プレミアムカード分:10,000円(税別)、楽天ビジネスカード分:2,000円(税別)を合わせた金額です。

法人向けカードですので家族カードの設定がないのはもちろんですが、本カード発行後に従業員用に子カードを複数枚発行するということもできません。

しかし、ETCカードは何枚でも発行可能です。
※ETCカード1枚目は年会費無料、2枚目以降は追加カード1枚につき500円(税別)の年会費がかかります

また、楽天プレミアムカードは通常通り国際ブランドがVISA・JCB・MASTERの3つのブランドから選べますが、楽天ビジネスカードはVISAしか選べません。

さらに、楽天プレミアムカードは一括払いのほか、分割払いもできますが、楽天ビジネスカードは一括払いのみです。

楽天ビジネスカードの口コミ


財津
どうして個人のアカウントにポイントが貯まったほうがいいんですか?

西園寺
経費として計上する場合、領収書が必要なの。
でも、購入時にポイントで払った分は領収書に記載されないのよ。
つまりポイントが個人のアカウントに入るということは…

財津
…なるほど!

楽天ビジネスカードのメリット

✓楽天ビジネスカードは他のカードとここが違う
  • ポイント還元率1.0%
  • 審査が緩い
  • ETCカードを何枚でも発行できる
  • プライオリティパスが使える(プレミアムカード特典)

>>楽天ビジネスカードの申込みページに進む

ポイント還元率1.0%

法人カードの還元率は0.5%のところが多いのですが、楽天ビジネスカードは、通常カードと同じく100円の利用金額ごとに1ポイント貯まります(ポイント還元率1.0%)。

さらに楽天ビジネスカードで貯まった楽天ポイントは、楽天プレミアムカードに貯まります。

つまり、会社の経費で貯まったポイントを個人で自由に使える。ということなんです。

明細書が2枚出る

楽天プレミアムカードとビジネスカードのポイントは合算されるものの、それぞれのカードに対して毎月利用明細書が作成されます。

よって、

  • 会社の経費として使ったものなのか?
  • 代表者個人が使ったお金なのか?

しっかり区分されます。

楽天ビジネスカードは審査に通りやすい

楽天カード(一般カード)に比べると多少難易度はあがります。

しかし、審査が緩いと有名な楽天カードですので、他のゴールドカードに比べれば入会審査の難易度はかなり低いです。

さらに目的は楽天ビジネスカードの発行ですから、会社法人立ち上げ1年未満であるとか、赤字決算が常態化していて倒産の危機にあるなど、一般的に社会的信用度がかなり低い状態であるという場合を除けば、楽天プレミアムカードの入会審査に合格した時点で楽天ビジネスカードも入会審査合格ほぼ確定とみていいでしょう。

逆にいえば、会社法人代表者の楽天プレミアムカードの入会を条件とすることが担保となっているともいえます。

それでも、入会審査に不安があるという方には、まず、代表者個人で楽天カード(一般カード)に入会して、毎月個人で必ず支払うもの(水道光熱費・通信費・各種保険代・可能であれば家賃など)を楽天カードで決済し、必ず遅延なく支払って半年~1年間実績を作ってください。

できれば、その楽天カードを使って、買い物はできるだけ楽天市場で買うようにしましょう。

そうしてクレジットカードのみならず楽天グループ全体での実績を積み重ねた状態で、楽天ビジネスカード(プレミアムカード・ビジネスカード)の入会申込を行うと入会審査が通りやすくなります。

実際に、楽天カード所有で楽天市場愛用の会社経営者の方が、楽天ビジネスカード(プレミアムカード・ビジネスカード)の入会申込を行った結果、最初のプレミアムカードの入会審査が一瞬で合格したという話もあるんです。

その後のビジネスカードの申し込みも通常より早く合格の審査結果が出たということですよ。

プライオリティパス・プレステージ(楽天プレミアムカード特典)

楽天カード

楽天ビジネスカードと一緒に発行される楽天プレミアムカードは、特別「ビジネス用」というわけではありません。
一般の方が普通に申し込むことができる「楽天プレミアムカード」とまったく同じものです。

そのため、ビジネスカードを作る前から楽天プレミアムカードを所持している方は、新たにプレミアムカードに申し込む必要がなく、ビジネスカードのみの発行となります。

そんな楽天プレミアムカードの一番の特典は、プライオリティパス・プレステージ会員特典です。
これを目当てに、年会費無料の楽天カードではなく、わざわざ年会費10,000円(税別)かかる楽天プレミアムカードに入会する方がいるくらいの大きなメリットなんですよ。

プライオリティパスとは

プライオリティパスとは、世界100ヵ国以上の600ヶ所以上の空港ラウンジが利用できる会員制サービスです。
その中でも、プレステージ会員は最高ランクの会員資格で年間何度でも海外空港ラウンジが利用できます。

プライオリティパス・プレステージ会員の年会費は、399USドル(1USドル=115円換算で日本円45,885円)と高額のため、通常は年会費5万円以上のプラチナカードに付帯するものなんですよ。

旅行傷害保険(楽天プレミアムカード特典)

海外国内旅行傷害保険は、最高5,000万円、しかも自動付帯です。

【関連記事】そのゴールド本当にメリットある?おすすめゴールドカードまとめ

デメリット

楽天ビジネスカードには、さまざまな特典があります。

しかし、「そんなに特典いらないからとにかくビジネスカードだけが欲しい」という方にはまったく不向きのカードです。
楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの子カード扱いなので、必ず楽天プレミアムカードの申込みが必要なのです。

また、ビジネスカードはVISAしか選べないということも、人によってはデメリットとなるでしょう。

さらに、社員にもカードを渡したい場合にも不向きです。
楽天ビジネスカードには子カードがありません。

そして困るのが、楽天プレミアムカードとビジネスカードが同じ金色の券面なので、間違えやすいところです。
右上に楽天ポイント・Edyのマークが入っているかいないかだけの違いなんですよ。

ですので、楽天プレミアムカードはVISA以外(マスターカードかJCB)にするのがオススメです。
それなら右側1/3は柄が違って見えます(それでもやっぱり間違えやすいですけど)。

まとめ

楽天ビジネスカードを作るには、楽天プレミアムカードの入会が必須条件です。
ETCカードも複数枚発行でき、ポイントは個人アカウントで有効に活用できます。

ビジネスをこれから始める方にも、比較的簡単な審査で発行できる楽天ビジネスカードはビジネスの力になるのではないでしょうか?

楽天ビジネスカードイメージ

年会費2,160円(税込)※還元率1.0%
電子
マネー
Edyポイント楽天ポイント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • 楽天ビジネスカード単体での申し込みはできない。※楽天プレミアムカードを持っていない場合は同時申し込み
  • 楽天プレミアムカードの年会費も必要なので年会費は2枚で12,960円
  • 2枚のカードで貯まったポイントは、すべて個人カード(楽天プレミアムカード)に入る



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