ANA VISAカード(三井住友)のポイント、マイルなどまとめました!

こんにちは
彩春館学園、マネー研究部(仮)副部長の西園寺です。

航空会社のフライトマイルを貯めることで、無料航空券を発行してもらおうと考えている人が増えています。

もともとANAのヘビーユーザーであれば、さほど苦労せずにマイルを貯めることが可能です。
しかし、あまり飛行機に乗る機会がなく、それでもクレジットカードを利用してマイルを貯めようとする人は少なくありません。

そのような人であっても無理なくマイルを貯めることができ、かつ日常生活でも便利なカードとしてANA VISAカードが挙げられます。

ANA VISAカードとは

ANA VISAカードイメージ

年会費2,160円~還元率0.3or0.5%
電子
マネー
iDポイントワールドプレゼント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • ANAヘビーユーザーならマイルがガンガン貯まる
  • プラチナカードならマイル移行レート3倍
  • iDが付いてるので使い勝手抜群

マイルを貯めることができるクレジットカードは数多くあります。
ポイント移行型のクレジットカードも入れれば、世の中のクレジットカードはほとんどマイルを貯めることができると言えるのではないでしょうか。
しかし、どうせ貯めるなら効率的に貯めたいものです。

ANA VISAカードは、名称からわかる通りANAが直接企画し、三井住友カードが発行しているクレジットカードです。

ANA VISAカードは、プラチナカードから学生向けのカードまで5種類あります。
プラチナカードは年会費8万円と高嶺の花でもあり、審査基準も高いので除外するとして、他の4つのカードでどれがいいかを選ぶことになるでしょう。

ポイントについて

三井住友カードのポイントは「ワールドプレゼント」と呼ばれ、千円の利用ごとに1ポイント付与されます。
ポイント還元率は交換商品によって差がありますが、キャッシュバックであれば0.3%、電子マネーのiDであれば0.5%です。

基本的に三井住友系の電子マネーに交換する際は0.5%であり、他の場合は0.3%です。

そのためあまりポイント還元率が高いとは言い難いのが実情です。
とはいえ、このカードを検討している人にとってポイント還元率はどうでもいい話でしょう。

肝心な点は、ポイントがどのような換算でマイルに変わるかなのです・・・

ANA VISAカードの特徴

飛行機

ANA VISAカードの特徴として、カードの種類によってマイルの交換比率が違う点が挙げられます。
ANAのヘビーユーザーであれば、通常のフライトマイルだけで無料航空券をゲットできるものの、通常のクレジットカード利用によるマイルを上乗せしようとする人もいるでしょう。

これに対し、ANAの利用を最低限にして、ワールドプレゼントのポイントだけで無料航空券をゲットしようとする人もいます。
ANA VISAカードは、マイルへの交換に当たり交換割合に差を付けたり、割のいい交換をする代わりに移行手数料を徴収したりしています。

この移行手数料の存在により、毎年のカード利用額がいくら以上ならより効率的にマイルと交換できるかが決まります。
一種のパズルのようなものですが、年会費が高いほど積算率が上がるので、マイルを有利に貯めていくことができます。

また、ワールドプレゼントのポイントをANAのマイレージに移行する際のレートも手数料の有無やカードの種類によって、倍の違いがあります。

具体的に例示すると、一般カードなどの場合は1ポイントで5マイルに交換できます。
しかし、年間6,480円の交換手数料を支払うことで1ポイントが10マイルになります。
一般カードの年会費に比べれば3倍の移行手数料を支払えば、2倍のマイルをゲットできるわけです。

一番割がいいカードはプラチナカードであり、一般カードで移行手数料を支払わない場合に比べると3倍の移行レート差があります。

つまり、1ポイントで15マイルの移行ができます。
しかし、それだけで8万円支払うのかと言われれば、審査に通るか否かは別として疑問でしょう。

メリット

ANA VISAカードは、ANAが企画しているカードだけあり、他のクレジットカードのようにポイントから移行する場合に比べれば、効率のいい移行ができます。

また、Apple Payにも登録できますし、クレジットカードの基本機能として、iDなどの電子マネー機能がついているため、日常の使い勝手も悪くありません。
出張の多い方であれば、旅行傷害保険がついている点もメリットだと言えるでしょう。

デメリット

ただし、ANA VISAカードは学生カードを除いて年会費が必要です。

年会費は2年目以降という場合が多いものの、マイルを貯めていくためには1年だけでは難しいため、2年目の年会費は回避できません。
また、現実にマイルを貯めてANAの特典航空券を実際にゲットするためには、東京大阪間で片道5000マイル、往復なら10000マイル必要です。

逆算すると、一般カードで1万マイルを貯めるために2千ポイントが必要ですが、千円の利用で1ポイントなので、200万円の利用が必要です。
ワールドプレゼントの利用期限は2年間ですが、この間に200万円の利用をしなければいけないことになります。

もちろん6千円の移行手数料を支払えば、このハードルは100万円に落ちます。
しかし、マイルを貯めたいと考えている人にとって、この事実は認識すべきことではないでしょうか。

まとめ

一般的に「陸マイラー」と呼ばれるようですが、ANAに搭乗する機会が少なくても、無料航空券をゲットしたいという人がいます。
しかし、多くの人は自分の貯めているANAマイルを「ひと押し」したいだけではないでしょうか。

そう考えると、ANAカードで全力投球をしてマイルを貯めるという姿勢ではなく、自然体で貯めるという選択がベストでしょう。
要するに6千円の移行手数料を支払う必要はないという判断もあり得ます。

ANA VISAカードにはゴールドカードがあります。
旅行傷害保険の最高補償額が5千万になりますし、移行手数料なしで1ポイント10マイルの移行ができます。
年会費は14,000円ですが、移行手数料が含まれていると考えれば8千円の年会費とも言えます。

先ほどパズルのようなものだと述べましたが、自分がそのカードで年間にいくら程度利用するかで判断は分かれるでしょう。
格安航空券が多くなったとはいえ、東京大阪間を往復で6千円という航空券はあり得ません。

2年間で100万円利用し、かつ6千円支払うかゴールドカードにすれば東京大阪間の無料航空券がゲットできます。
しかし、それほどの利用をする見込みがなければ、一般カードで十分ではないでしょうか。

もっとも効率的に貯めたいことは間違いないでしょうから、ANAマイルを貯めることに特化したANAカードはお勧めでしょう。

ANAカードはVISAに限らず、JCB、アメックスやダイナースなども発行しています。
もっとも、アメックスやダイナースは、プラチナカード級なので、普通の人は用がないでしょう。

JCBかVISAかは好みも分かれるのでどうとも言い難いのですが、最近JCBが利用できない店舗が増加しています。

加盟店として登録する際、VISAとMASTERを選択するグループと、そこにJCBやアメックス、ダイナースを加えるグループ分けがされているようです。
グルーピングの基準は信用が低い加盟店はVISAとMASTERの二つだけという事になっているようです。

しかし、大手外食チェーンなどの中には手数料率の低いVISAとMASTERだけを選択することが多くなっているようであり、JCBは使えないという加盟店が増加しているのです。
海外旅行ではJCBが一番親身になって相談や対応をしてくれると評判ですが、肝心な国内の利用ができなければ意味がありません。

ANAカードを選択するのであれば、ANA VISAカードがベストチョイスではないかと判断できそうです。

ANA VISAカードイメージ

年会費2,160円~還元率0.3or0.5%
電子
マネー
iDポイントワールドプレゼント

即日
発行
年会費
無料
マイルが
貯まる
ラウンジ
利用可
Apple Pay旅行
保険
  • ANAヘビーユーザーならマイルがガンガン貯まる
  • プラチナカードならマイル移行レート3倍
  • iDが付いてるので使い勝手抜群



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