ANA銀聯カードがおすすめなのはどんな人?メリットデメリットまとめ
年会費 | 永年無料 | 還元率 | 0.5% |
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電子 マネー | - | ポイント | ワールドプレゼント |
即日 発行 | 年会費 無料 | マイルが 貯まる |
ラウンジ 利用可 | Apple Pay | 旅行 保険 |
- 年会費は無料だが、カード発行手数料が必要(初回のみ無料)
- ANAマイルに交換可能
- ANA銀聯カードのみの発行は不可
この記事に書いてあること
ANA銀聯カードとは
多くの中国人が愛用するクレジットカードが「銀聯カード」です。
「銀聯」とは中国発祥の国際ブランド(日本でいうところのJCB)なので、中国国内では、北京や上海といった大都市以外の地方都市でも広く利用できます。
現在、中国国内650万店で利用可能で、中国に行くのなら、とりあえず銀聯カードがあれば安心できそうです。
そのため、日本人が中国へビジネスや観光で訪れる際に銀聯カードを利用できるように、三井住友VISA、三菱UFJニコス、アメリカン・エキスプレスが銀聯ブランドのクレジットカードを発行しています。
現在、日本国内で日本人が入手できる銀聯カードには、
- JALアメリカン・エキスプレス銀聯カード
- MUFG銀聯カード
- 京急プレミアポイントゴールド HANEDA AIRPORT PLUS 銀聯カード
- 三井住友銀聯カード
- ANA銀聯カード
などがあります。
三井住友銀聯カードは、三井住友VISAカードを所有していなくても新規申込ができ銀聯カード単独で保有できますが、ANA銀聯カードは三井住友カード株式会社とANAの提携カードである
- ANA VISAカード
- ANAマスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO カード
の4枚のうちどれかを所有していないと申込ができません。
その他のJALアメリカン・エキスプレス銀聯カード、MUFG銀聯カード、京急プレミアポイントゴールド HANEDA AIRPORT PLUS 銀聯カードもANA銀嶺カードと同様に本カード保有が銀聯カード入会申込の条件です。
ANA銀聯カードの特徴
- 年会費:永年無料
- 家族カード年会費:永年無料
- ETCカード:なし
ただし、ANA銀聯カードの新規入会時に、カード発行手数料が本カード2,000円(税別)、家族カード500円(税別)が必要で、さらに、カード更新時に、またカード発行手数料が本カード1,000円(税別)、家族カード500円(税別)が必要です。
ANA銀聯カードの口コミ、評判はどうなの?
羽田空港で最もおトクな買い方がJALやANAのカードではなく銀聯カードという罠
— onorikae (@onorikae) 2018年2月11日
ANA銀聯カード、ネットでの決済できるようになってる…?
ローソンもサインレス、PINレスだったぞ!
いよいよやっとシステム変わったのかなー?— ねぎやま さん (@negiyamasan) 2018年3月7日
三井住友の銀聯クレジットカード。エアアジアの決済で画面を進めてみました。最後まで進めていませんが行けそうな感じです。これで、1600円の手数料が150円に節約できます。★ANAの銀聯カードでしたら、1000円の利用でANA 5マイレージが付与されます。 pic.twitter.com/feBBvY7sYq
— Pastelcolor@ぐぴー教団 広報部 (@bkk_zakki) 2018年8月12日
…これ何って読むんですか?
銀聯カードは、UnionPay(ユニオンペイ)とも呼ばれているの。
何語ですか?
ANA銀聯カードのメリット
- 中国によく行く人には必須カード
- 年会費無料
中国で一番使い勝手がいいクレジットカード
ANA銀聯カードのメリットは、なんといっても、中国国内で鬼のような強さと使い勝手の高さを発揮することです。
中国国内の大都市部はもちろん地方都市に至るまで650万店舗で利用でき、かつANA銀聯カード利用分に関してもワールドプレゼントのポイントの対象となりANAマイルを貯めることができます。
この利用店舗の多さとネットワークの強さは、中国国内においてはVISA・MASTERを上回るほど強力です。
年会費無料
2つ目のメリットは、ANA銀聯カードは、ANAカードのサブカードとしての位置づけで別途カードが発行されるわけですが、カード発行手数料・更新手数料が必要となるものの、年会費が無料ということです。
ANAカードを所有している人で、中国へ出張や旅行で行く予定が発生した場合、追加費用が一切発生しないため、とりあえずANA銀聯カードの申込をするということもできます。
その後、中国に行くことがなくなったとか、実は中国へ行く機会がそこまで多くなかったと思ったら、ANA銀聯カードを解約してしまえばいいのですから。
サブカードの扱いであるために、ANA銀嶺カードを解約したところで本カードのANAカードは残るので気軽に解約することができるます。
中国へ行く予定が立ったら、とりあえず、ANA銀嶺カードを申し込むというのは、アリですよ。
ちなみにANA銀聯カードの有効期限は原則5年間です。
デメリット
1つ目のデメリットは、ポイント還元率(マイル付与率)が0.5%と低い点です。
しかしこれは、ANA VISAカードと同じ還元率なので仕方がないのかもしれません。
海外事務手数料が高い
2つ目のデメリットは、海外事務手数料が高いことです。
日本国内で一括払いのカード決済した場合、手数料は1円も発生しませんが、海外で利用した場合、一括払いでも海外事務手数料がかかります。
この海外事務手数料は、クレジットカードの国際ブランドごとに決められており、VISA・MASTERブランドだと1.63%、ダイナースブランドだと1.30%です。
しかし、ANA銀嶺カードは2.50%とダイナースの2倍近くかかります。
そのため、中国国内でもVISAが使えるお店であれば、親カードであるANA VISAカードを使ったほうがお得です。
お買い物安心保険(ショッピング保険・動産総合保険)補償がない
3つ目のデメリットは、ANAカードに付帯しているショッピング補償が、ANA銀嶺カードにはないことです。
ショッピング補償
ANA VISAカードには、年間100万円までのお買物安心保険が付帯しています。
条件は、
- 海外での利用
- 国内でのリボ払い
- 国内での3回以上の分割払い
です。
ANA銀聯カードのポイントについて
貯まるポイントは、三井住友VISAカードでお馴染みのワールドプレゼントのポイントです。
ANAカードですので、ANAマイルへ自動移行(移行手数料無料)し、カード利用1,000円=1ワールドプレゼントのポイント=5マイルたまります。
ちなみに、三井住友銀聯カードで貯めたポイントをANAマイルへ移行する場合は、カード利用1,000円=1ワールドプレゼントのポイント=3マイルとなりますので、ANAとの提携カードということで優遇されているのがわかりますね。
しかし、ANAカードで貯めたポイントとANA銀聯カードで貯めたポイントは、別々に貯まり、合算することはできません。
また、ANA銀聯カードのポイントからマイルへの移行は、自動では行われないため、その都度インターネットまたは専用申込用紙から申込まないといけません。
まとめ
仕事やプライベートで頻繁に中国に行かれる方に、ANA銀嶺カードはおすすめです。
逆に中国にあまり行かない方、初めて中国に行かれる方には買い物時などのトラブルの補償保険がないことなどからも、VISA・MASTERが利用できる店舗であればANAカードのほうを利用したほうが無難でしょう。
また、銀嶺カードにもショッピング保険が付帯したクレジットカードのほうが安心だという方には、三菱UFJニコスが発行しているMUFGゴールド・京急プレミアポイントゴールド HANEDA AIRPORT PLUS・JALアメリカン・エキスプレス・カードがサブカードである銀嶺カードには、ショッピング保険の補償が担保されていますので検討してみてくださいね。