楽天カードでガソリン代を安くする方法2020年版

芹沢
こんにちは
楽天カードについて詳しい芹沢です。

地方都市では、自動車は未だに公私問わず日常生活に欠かせない「生活の足」となっています。

このような事情から、水道光熱費や食費などと同等に自家用車の燃料代(ガソリン代・経由代)に気を遣う人が案外と多いものです。

各ガソリンスタンドの店舗のキャンペーンや石油元売り会社の施策により、「週末〇日間ポイント〇倍」、「当店指定クレジットカード入会で入会後1ヶ月間ガソリン〇円/L引き」など、派手なのぼりがロードサイドに設置してあることを見たことがあるという人は多いと思います。

しかし、自家用車を毎日利用する人にとって、ガソリンなどの燃料油を給油することは定期的なことですから、できれば手軽な方法で1円でも安くガソリンを給油したいものですよね。

よく知られていることですが、大半のガソリンスタンドでは、そのガソリンスタンドの石油元売り会社が発行しているクレジットカード(ENEOSカード、シェルPontaクレジットカード、出光カードまいどプラスなど)で、ガソリンなどを給油すると常に〇円/L引きなどの特典サービスが設定されてあり、これらのクレジットカードで決済をするだけで常にガソリンを割引価格で給油できるので、おすすめです。

しかし、ENEOSカードや出光カードといったいわゆる給油系クレジットカードは、ガソリンスタンドで利用する分には十分お得ですが、それ以外での買い物や貯めたポイントの使い勝手の悪さなど、トータルで考えるとガソリンスタンド以外では、あまり役に立たない使い勝手の悪いクレジットカードだとも言えます。

また、ガソリンスタンドでの給油のためだけに、クレジットカードの枚数を増やしたくないという人もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回は持っている人が多く、使い勝手が非常に良い人気の楽天カードで、ガソリン代を安くする方法をお伝えしていきますね。

楽天カードの還元率

楽天カードイメージ
年会費無料還元率1.0%
電子 マネーEdyポイント楽天ポイント
即日 発行年会費 無料マイルが 貯まる
ラウンジ 利用可Apple Pay旅行 保険
  • 楽天市場内の利用であれば、一般カードは3%、プレミアムカードであれば5%と驚異の還元率
  • 年会費無料のカードでは実用性ナンバーワンかも!
  • 入会特典で5000ポイントGETできるチャンス!

まずは、楽天カードの基本スペックからご紹介しましょう。

  • 年会費:永年無料
  • 家族カード:永年無料
  • ETCカード年会費税別500円(ただし、楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド・プラチナ会員の場合、ETCカード年会費が無料)
  • 国際ブランドはVISA・JCB・MASTER・AMEXの4つから選択
  • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
  • ポイント還元率:1.0%(カード利用100円につき1楽天ポイントが貯まる)
  • 電子マネー、QRコード決済の対応:楽天Edy、Apple Pay、楽天Pay

楽天市場で利用する分には、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)により最大43倍までポイント還元率が上がりますが、楽天のサービス以外の利用時には、ポイント還元率1.0%と高還元率のクレジットカードで、年会費も永年無料とかなり使い勝手の良い人気のクレジットカードです。

楽天カードを使ってガソリンを安くする方法

次に、楽天カードでガソリン代をお得にする方法ですが、実は、楽天カードを使ってガソリンなどの燃料油を給油するとポイントの還元率がアップするなど特典サービスが用意されているガソリンスタンドがあります。

具体的には、下記の5つのガソリンスタンドで設定されてあります。

①ENEOS:ポイント還元率1.5倍(通常の100円につき1ポイントに加えて、特典ポイントとして200円につき1ポイントが貯まる)

②出光:燃料油(ガソリン、軽油、灯油)2Lにつき1ポイント付与

③キグナス:燃料油(ガソリン、軽油、灯油)1Lにつき1ポイント付与、カーケア商品(エンジンオイル、添加剤など)に関しては税別100円につき1ポイント付与

④SOLATO:燃料油(ガソリン、軽油、灯油)1Lにつき1ポイント付与、油外商品に関しては税別100円につき1ポイント付与

⑤コスモ:燃料油(ガソリン、軽油、灯油)1Lにつき1ポイント付与

現在、ガソリン価格が1Lあたり100円を切ることはあり得ないので、上記の5つのガソリンスタンドの中では、ENEOS以外で楽天カードを使ってガソリンを給油するとポイント還元率が1.0%を下回りあまりお得ではありませんね。

楽天カードで、ガソリン等の燃料油を給油する際に最もお得になるのは、ENEOSだといえます。

楽天カードは、楽天が各ガソリンスタンドと提携して特別に割引が入るような仕組みになってはいますが、しかし、基本的には、ENEOSカードなどといった自社のクレジットカードを最も優遇する傾向が全てのガソリンスタンドにあるため、例えば、ENEOSであれば、ENEOSカード以上のクレジットカードによる割引はありません。

あくまでも最安値でガソリンを給油したいという人には、楽天カードよりも各ガソリンスタンドの給油系クレジットカードのほうがおすすめとなります。

参考記事:給油が格安にできる!お得なガソリン用クレジットカードまとめ2019

また、楽天カードで最もお得となるガソリンスタンドのENEOSに関しては、日本で最大のガソリンスタンド数を誇る業界ナンバー1の石油元売り会社(JXTGエネルギー)ですので、最寄りにENEOSがないということはあまりないでしょう。

また、この5種類のガソリンスタンドの中で、出光だけが楽天ポイントを貯めることができるだけはなく、使うことができるので、利用期限の迫った楽天の期間限定ポイントの消化などに便利ですよ。

余談ですが、ENEOSに関しては、ENEOSカード以外にお得になるクレジットカードは、楽天カードだけではなく、計9種類のクレジットカードがENEOSとの「特別提携カード」として設定されています。

特別提携カードの具体的なクレジットカード名とENEOSにおける特典サービスを簡単にご紹介しておきますね。

  • 楽天カード:ポイント1.5倍(ポイント還元率計1.5%)
  • dカード:ポイント1.5倍(ポイント還元率計1.5%)
  • TS CUBICカード(トヨタカード):ポイント1.5倍(ポイント還元率計1.5%)
  • JALカード:マイル2倍(マイル付与率計1.0%)
  • ANAカード:通常の1.0%マイル還元に加えて、100円につき1マイル追加(マイル付与率計2.0%)
  • ビューカード:ポイント2倍(ポイント還元率計1.0%)
  • Tカードプラス:200円につき1ポイント付与(ポイント還元率0.5%)
  • レクサスカード:ポイント1.5倍(ポイント還元率計1.5%)、さらにガソリン3%引き
  • セブンカードプラス:ポイント2倍(ポイント還元率計1.0%)

実は、ENEOS特別提携カードについては、2019年7月より改悪となり、以前は、楽天カードやdカードは特典ポイントも含めて計2.0%のポイントがもらえていたので、かなりお得でしたが、今現在は1.5%となっています。

あと、注意しておきたい点として、ENEOSのガソリンスタンドでは、

  • ENEOSカード会員価格
  • Tポイントカード会員価格
  • 現金会員価格

とガソリンなどの燃料油の基本単価が3段階に分けられており、上から順番に割引が大きく一番下の現金会員価格が値引きなしの定価となります。

同じ現金払いでも、クレジットカード機能のないTカードの提示で、真ん中のTポイントカード会員価格となりENEOSカードほどではありませんが割引が発生します。

ここで大きな注意点があり、楽天カードでガソリンを給油した場合の価格設定の扱いですが、同じENEOSのガソリンスタンドでも「Tポイントカード会員価格」の場合と「現金会員価格」の場合があり、いくらポイント還元率が1.5%まで上がるとはいえ、定価の現金会員価格がベースとなるとお得感はかなり薄れてしまいますよね。

一度、最寄りのENEOSのガソリンスタンドで楽天カードを決済した場合のガソリン価格を確認しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、楽天カードでガソリン代を安くする方法をまとめてみました。

前述のとおり、楽天カードであればENEOSのガソリンスタンドが最もおすすめです。

また、最後に楽天カード以外で使い勝手が良くガソリン代が安くできるクレジットカードとしてエポスゴールドカードもおすすめしておきます。

ゴールドカードとはいえ、格安ゴールドカードに分類されるカードで、年会費は税別5,000円、一般カードからのインビテーションによるグレードアップ、もしくは一般カードで一回でも年間50万円利用でゴールドカードへグレードアップとなり、かつ年会費永年無料となります。

さらに、エポスゴールドカードで最もお得で有名な特典サービスで、選べるポイントアップショップというものがあります。

これは、カード加盟店3つまでの選択分が常にすべてポイント3倍(ポイント還元率1.5%)となるというものですが、この中にはENEOS、ESSO、コスモ、シェル、出光と主要なガソリンスタンドはすべて含まれているため、給油系クレジットカードとしても、かなり使い勝手がとても良くおすすめですよ。



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