中京銀行カードローンの審査と10万借りたときの返済額まとめ

1. 専業主婦でも申し込み可能
2. 所得証明書不要
3. 普通預金口座があれば来店不要

中京銀行カードローンについて

愛知県を地盤とする中京銀行は、個人向けサービスを充実させて積極的な営業をしています。
個人向けサービスの核となるのはローン商品であり、中京銀行も同様です。
ローン商品の中で人気が高いものといえばカードローンですが、限度額が高い商品だけではなく、金利が低く設定される有利なカードローンもあります。

サービス、概要

中京銀行カードローンには二つの商品が準備されています。
最高限度額が500万と大型の「C-style」と、限度額は最高300万と低めなものの、金利が一律7.5%と低めの設定がされている「ハイステージ」の二つがあり、必要に応じて選ぶことが可能です。

「C-style」は、4.9%から14.5%の幅広い金利で多くの人に対してカードローンを提供しようとするローン商品です。
金利幅が広いということは、契約者の信用に応じた保証料を設定できることを意味しています。
つまり、信用が高ければ保証料を設定する必要性が低いため、低金利でローンの提供が可能なのです。
逆に信用力が劣っていても、保証料を高めに設定することで融資を可能にしており、一般的に言われる「銀行系カードローンは敷居が高い」という悪評判を緩和することを可能にしています。

これに対し、「ハイステージ」はちょっと変わったローン商品です。
融資限度額が100万・200万・300万と3種類設定されているにもかかわらず、金利は7.5%と一定です。
通常は融資限度額が高いほど金利が下がるので、考えようによっては割の悪いローン商品とも言えそうです。
しかし、実際にはそのようなことはなく、年収に応じて融資限度額が割り振られる仕組みになっています。

カードローン利用者の全てが高い限度額を求めているわけではなく、給料日前にちょっとお金が足らなくて借りたいという人もいます。
「C-style」は信用力があれば、そのような人に対しても500万円という高額の融資限度額を提供することができるでしょうが、カードローンの融資限度額は他のローンを借りようとする場合に障害になります。
そのため、必要最低限の融資限度額で十分だと考えている人に対しては、「ハイステージ」の方がむしろ望ましいと言えるわけです。

どちらを選ぶかは人それぞれですが、他のローンから借り換えをしたいと考えていたり、必要に応じて機動的な借入がしたいと考えていたりする人であれば、大きな限度額を期待できる「C-style」のほうがいいでしょう。
これに対し、カードローンは困ったときにしか使わないという人であれば、必要に応じて他の目的ローンを申し込みやすくなる「ハイステージ」のほうがいいでしょう。

いくらまでなら借りられるの？

「C-style」の最高融資限度額は500万円ですが、誰しもがこの限度額をゲットできるわけではありません。
しかし、中京銀行では年収に応じた融資限度額の目安を提示していないため、目安が付きにくい事も事実です。

ここで一つのベンチマークとなるのが、もう一つの「ハイステージ」です。
金利が一定なので一概に同一視できませんが、100万円の限度額なら前年年収300万以上、200万なら年収400万以上、300万なら年収600万以上と下限が決まっています。
200万以上の融資限度額をゲットするのであれば、年収の半分程度が一つの目安になりますから、ここから逆算すればいいのではないでしょうか。
「ハイステージ」は先ほど述べた通りの目安があるので、自分がどれだけ借りることができそうかがわかりやすいでしょう。

ただし、これらはいずれも限度額の上限です。
他に借入をしていたり、他の金融機関で支払遅延を起こしたりしていると、審査に通らなかったり、融資限度額が少なくなったりします。

10万円借りたいのだけど利息はいくら？

「C-style」の金利幅は広く、年利4.9%から14.5%です。
年利4.9%の場合、10万円借りると1日当たりの利息は13.4円です。
14.5%の場合は39.7円なので、ずいぶんと差があります。
1週間借りると93.8円と278円、1か月だと408円と1,208円と更に差が広がるのです。

この差は先ほど説明した信用力の差による保証料です。
信用力に応じて金利が変わることをどう考えるかは人それぞれでしょうが、貸す側としては安心して貸せる人と貸せない人で差をつけるのは、むしろ自然ではないでしょうか。

来店、WEBからどちらがいい？

中京銀行のカードローンは来店でもWEBでも申込が可能です。
初めてカートローンを申し込むのであれば、担当者と話をしながらのほうがいいでしょうから、店頭での申込のほうがいいでしょう。

ただし、銀行の店頭営業時間は、平日の9時から午後3時までです。
仕事をしている人に平日の営業時間内に店頭で申込をするのは現実的ではないはずです。
この場合、電話での受付もできます。
電話であれば朝の9時から夜8時まで受け付けていますし、土日でも申込可能です。
担当者と話をしながら申込がしたければ電話による申込をお勧めします。

もちろんWEBによる申込であれば、24時間の受付が可能です。
担当者と話をしなくても申込書は作成できるというのであればこのほうが便利でいいでしょう。

申込み方法、審査機関は？

中京銀行のカードローンは郵送での申込も可能ですし、FAXの申込もできます。
FAXの場合は仮審査申込書をダウンロードして印刷し、所定の項目を記載してから送信するわけです。

ちなみに審査機関は、「C-style」はアコム、「ハイステージ」はオリコです。
中京銀行は三菱東京UFJ銀行の傘下にあり、審査も基本的に三菱東京UFJ系列のアコムが担当しているのです。

即日キャッシングは可能か？

中京銀行のカードローンはローンカードを利用したキャッシングで融資をします。
そのため、ローンカードが届かないと借入はできません。

窓口での申込ならどうかと言われますが、窓口の申込でも申請書を受け付けるだけであり、実際に審査をするのは先ほど申し上げた通り中京銀行ではありません。
そのため、即日キャッシングはできないのです。

自動契約機について

中京銀行には自動契約機はありません。

まとめ

中京銀行のカードローンは、いずれも中京銀行に口座を持っていることが条件です。

最近は口座を持たなくてもカードローンの契約ができる銀行が増えていますが、審査は口座を持たないだけで厳しくなります。
口座不要となっている銀行系カードローンでも口座をもっていたほうが有利なのです。
そう考えると、あえて口座不要としていないことで、特別に商品内容が劣っているとは言い難いことも事実です。

もともと銀行系カードローンは、口座所有者に対するサービスの一環です。
あえて不必要なサービスを提供する必要はないだろうと判断した中京銀行の判断はただしいのではないでしょうか。