おすすめポイント!
  1. スマホ・パソコンから簡単申し込み
  2. パート・アルバイトでも収入があれば申し込み可能
  3. 自動融資機能があるので通帳の残高不足を回避
  4. 100万円未満の借り入れなら収入証明書の提出不要
実質年率限度額審査時間保証人総量規制職場連絡
3.975~11.975%30万~500万円無し対象外有り
遅延利率申込資格返済システム来店必要の有無
20歳~60歳定額返済来店不要

京銀カードローンについて

京都を地盤とし、近畿地方で個人向け営業を重視している京都銀行は、カードローンも規模の大きな使い勝手のいい商品を準備しています。
消費者金融と違い、総量規制の対象ではないので、申込者の信用をフル活用したカードローンを契約できます。
金利も低いので、給料日前に1万円単位で借りてもいいし、大型家電製品を現金決済で安く買うという芸当も可能です。

サービス、概要

京銀カードローンWは、最大限度額500万円という規模の大きさだけではなく、最低金利3.975%という低金利が魅力のカードローンです。

京銀の口座を持っていることが前提ですが、自動融資機能がついているカードローンなので口座の残高不足による引落不能を防ぐことができます。
クレジットカードの引落不能は信用情報に悪影響を及ぼすため一種の保険に加入するようなものと言えるかもしれません。
もちろん使わなければ利息は発生せず、年会費なども無料なので申込をしておくだけでも安心でしょう。

収入があれば申込ができる点も魅力的であり、銀行系カードローンは敷居が高いと言われる悪い評判を取り払ってくれます。
専業主婦の申込はできませんが、パートをしている主婦の方であっても30万円までの融資が可能であり、金利は11.975%と低いです。
パート主婦の方であっても収入があれば消費者金融は貸付をしてくれますが、通常の金利は年利18%から20%とかなり高い金利です。
利息支払のことを考えると利用を躊躇したくなりますが、約1%と低金利の京銀カードローンWなら安心して利用できるでしょう。

また、京銀カードローンWは年収に応じた最高限度額を公表しています。
銀行系カードローンの中でも珍しい例ですが、あらかじめ自分の融資限度額を確認してから申込ができるという点で利用者視点に立った商品構成と言えるのではないでしょうか。

いくらまでなら借りられるの?

このように京銀カードローンWは、年収に応じた融資限度額の目安が表示されています。
最高限度額の500万で契約したければ、前年の年収が700万円以上である必要があり、300万を希望するなら前年の年収が500万円以上の必要があります。
ただしパートの場合は、30万円が限度です。
銀行系カードローンの中には京銀同様に年収と融資限度額の目安を表示しているケースがありますが、たいてい年収の半分程度です。
これに対し、京銀は年収500万以上であれば年収の半分以上の融資限度額を提供してくれるので、年収が大きい人にとっては有利なカードローンだと言えます。
その反面、年収が300万以上の場合は100万円と限度額が低くなってしまいます。

この傾向は200万円以上の年収の方では50万円が融資限度額の上限となり、更に厳しい条件になってしまうのです。
ちなみにこの数字は最高限度額であり、年収だけで融資限度額を決めているわけではありません。
ちょっと考えていただければわかると思いますが、他に借入がある場合はそちらの返済もしなければいけません。
借入がないとしてもカードローンやクレジットカードのキャッシングサービスのように借りることができるローン商品を持っていたら返済の可能性があるでしょう。
そのような点を加味すれば、年収だけでは融資限度額を決めることができず、現在借りている融資残高や融資枠を考慮して審査がされることはお分かりいただけけるのではないでしょうか。

京銀カードローンWの契約は1年単位なので、もし年収が上がれば増枠申請をすることで融資限度額を上げることができます。
カードローンの金利は融資限度額と反比例しているため、必然的に金利も下がり有利なカードローンにできるわけです。
年収は自分で決めることができないのですが、自分の働きを会社が評価してくれれば年収も上がるでしょうし、同時に京銀カードローンWの融資限度額を上げることが可能になります。
努力のし甲斐があるカードローンだと言えるのではないでしょうか。

10万円借りたいのだけど利息はいくら?

先ほど年収が低いとその半分以下しか限度額を設定してくれないと述べました。
消費者金融の金利を想像した人は、借入限度額が50万円になってしまう前年度年収が300万円未満の人は金利が高いと思われたかもしれません。
京銀カードローンWは、最高金利が11.975%と低金利です。
確かに融資限度額500万の人に対する3.975%や300万の人に対する4.975%に比較すれば11.975%は高いと言えるかもしれません。
しかし、同条件では消費者金融の金利は18%なのです。

もっとも、年利の数字だけを見てもイメージがわかないかもしれません。
京銀カードローンの最高金利である年利11.975%で10万円借りると、1日の利息は32.8円です。
ちなみに年利18%で10万円を借りると1日の利息は49.3円です。
両者の差は16.5円に過ぎませんが、1か月間借り続けると500円ほどの違いになります。
大型家電製品の購入資金に利用したりして、ちょっと多額の利用をした際には、金利負担額の差は無視できないのではないでしょうか。

ちなみに最低金利の3.975%を適用してもらうと、10万円借りても1日の利息は10.8円であり、1か月借りても330円程度に過ぎません。
負担する利息の差は歴然としており、気軽に利用できるか否かが決まってしまいます。

京銀カードローンWの金利は、借入限度額100万円までは5.975%とさほど高くありませんが、50万円になると一気に8.975%と上がります。
上がるとはいえ、10万円借りても1日の利息は24.5円ですが、10.8円と比べると差は歴然です。

借入限度額は先ほど述べた通り、他の借入があるとそちらの返済資金が必要だという理由で下げられます。
年収がいくら高くても無条件で500万円の限度額を設定してもらえるわけではありません。
特にクレジットカードのキャッシング枠は知らない間に付帯していることもあり、要注意です。
申込前に一度チェックしたほうがいいでしょう。ちょっとしたことで審査結果は変わるものです。

来店、WEBからどちらがいい?

京銀カードローンWは京銀に口座を持っている人が対象です。
ただし申込と同時に口座開設申込をすればよく、さほど申込に際して障害にはなりません。

申込方法は、来店とWEBの2つの方法があります。
来店の際は平日の昼間に行く必要がありますから、働いている人はちょっと難しいかもしれません。
その場合、WEBからの申込が便利です。
いったん仮審査の申込という形式になりますが、仮審査後に電話確認があります。
また、WEBからの申込であっても、京銀に普通預金を持っていなければ契約の際に店頭で口座開設の申込が必要になります。

京銀では土日であっても「パーソナルプラザ」、「土・日ご相談プラザ」、「土曜ご相談プラザ」で普通預金の開設申込ができます。
あらかじめ普通預金開設の申込をしてから京銀カードローンの申込をしたほうが何かと便利に契約手続ができるのではないでしょうか。

申込み方法、審査機関は?

このように京銀カードローンWは、店頭でもWEBでも申込ができます。

先ほど申し上げたとおり、口座開設をしないと正式に契約ができませんから、口座を開設してから申込をした方が無難でしょう。
ただし、先ほど挙げた「パーソナルプラザ」、「土・日ご相談プラザ」、「土曜ご相談プラザ」では京銀カードローンWの申込はできません。
そう考えると口座を持っている人は最初からWEBで申込を行い、口座をもっていなければ先ほどの土日に開いている窓口で口座を作ってから申し込んだほうがいいでしょう。

また、最近の銀行系カードローンは消費者金融が審査をしていることが多いです。
しかし、京銀カードローンWは、京銀の系列会社である「京都クレジットサービス株式会社」が審査を行い、かつ保証をしています。
消費者金融ではなく、系列の保証会社なので保証料は安めにでき、それが低金利に結びついているのかもしれません。
もっとも、金利が低いことは保証料が十分に確保できないことも意味しており、審査は厳し目だとも言えます。

もともとカードローンは、フリーローンなどのように返済が進むとともに順次借入残高が減るわけではなく、追加借入が可能なため残高が滞留しがちです。
そのため、必然的に利率が高くなる傾向にあります。
他の銀行系カードローンに比べて金利が低い京銀カードローンWは必然的に審査も厳しめになってしまうと思われます。

即日キャッシングは可能か?

京銀カードローンWの審査は即日終了しません。
申し込む人によって差はありますが、契約手続が終了してローンカードが自宅に届くまで1週間程度かかると言われています。
そのため即日キャッシングはできません。

WEB経由で申込をしても、最後の契約手続きは書面ですることとなり、仮審査終了後に書面が自宅に届き、これを郵送して初めて契約成立となるためです。
結果として申込から最初のキャッシングができるようになるまで1週間程度かかってしまいます。
最初の手続きに手間がかかることは京銀カードローンWの欠点とも言えますが、京銀利用者でカードローンの必要がありそうな人は、できるだけ早く申込をすることをお勧めします。

自動契約機について

京都銀行には自動契約機がありません。
そのため、契約は店頭かWEBによる方法となります。

まとめ

即日融資はできないものの他の銀行系カードローンに比べると金利水準が低いです。
すぐにお金が借りたいという需要ならば、スピーディーな手続ができる消費者金融でもいいのですが、やはり長期的な付き合いをすることを考えると金利が低いローンのほうが有利なことは間違いありません。

京銀に限りませんが、銀行は付き合いが長い顧客を信用する傾向にあります。
銀行から信用を勝ち取れば、将来住宅ローンやマイカーローンを申し込む際にも審査で有利になるでしょう。
その意味では、口座を作り給与振込口座に指定し、更に京銀カードローンWを契約して利用と返済を続けることで信用を積み上げることは理に適っていると言えます。

また、京銀カードローンWは年収によって融資限度額にかなり差をつけ、かつ金利も下げていることから、信用力がある人を対象にしたローンであると言えます。
とはいえ、信用のない人を全く排除するのではなく、低い融資限度額ながら年収が低い人にも門戸を開いていることも一つの特徴です。

低い融資限度額であっても、もともとの最高金利が11.975%なので大手消費者金融に比べると金利負担額は軽いと言えるでしょう。
信用がない人に対しては低金利を実現できないのですが、年収が低くても京銀との取引が長かったり、信用情報の内容が非常に優良であったりすれば審査は通ります。

カードローンに限ったことではありませんが、信用力があれば年収が低くても金融機関の融資審査に通るものです。
京銀カードローンWはそのことを如実に示していると言えるのではないでしょうか。