おすすめポイント!
  1. おまとめや借り換えローンとしても使用可能
  2. オリックス銀行に口座を開設しなくても申し込み可能
  3. 限度額300万円以下なら所得証明書が原則不要
  4. 月々の返済は7,000円から
  5. 提携ATMの利用手数料0円。
実質年率限度額審査時間保証人総量規制職場連絡
3.0%~17.8%800万円最短即日無し対象外有り
遅延利率申込資格返済システム来店必要の有無
借入利率+2.1%(年利)20歳~65歳残高スライドリボルビング方式Web完結も可能

オリックス銀行について

オリックス銀行

オリックス銀行は一般的な銀行とはちょっと違います。
一般的な銀行業務はせず、富裕層向けに定期預金などの固定性預金や投資に特化した銀行です。
そして、一般顧客に対しては使いやすいカードローンを提供しています。

最高融資限度額800万で最低金利3%というデータを見せられれば、銀行カードローンをここで申し込んでみようかなと言う気になるでしょう。
そして篠原涼子さんのCMを見てとどめを刺された人も少なくないのではないでしょうか。

実際に借りられるのは年収の半分程度

先ほど述べた通り最高限度額は800万円ですが、ほとんどの方はこの限度額をゲットできないでしょう。
実際にはオリックス銀行の審査で決まった融資限度額でカードローンを利用することになります。
ただし、800万円でないとしても自分の信用にあった融資を受けることができることは確かです。

審査内容や要領を公開しているわけではないのですが、

銀行系カードローンは、年収の半分程度が融資限度額の上限だと言われています。

そのため、自分の年収の半分を目安にしていただければ間違いないのでしょうが、もし他の無担保ローンを借りているようならその金額を差し引く必要があります。

最近はマイカーを銀行借入金で買うケースがありますが、オリックス銀行のカードローンを申し込む際に融資限度額算定上不利になる可能性があります。
これは、クレジットカードのキャッシング枠なども含まれます。
使っていないキャッシング枠や他社のカードローンは解約してから申込をした方が賢明です。

また、利用中のローンについてはすぐに返済することはできないかもしれませんが、もし繰上返済が可能であれば返済したほうが融資限度額を多く設定してもらえる可能性があります。
オリックス銀行カードローンの金利は、融資限度額が上がるほど低くなりますから、少しでも限度額を上げた方がいいのです。

自分の信用力の力試しとしてはいい機会かもしれませんが、ちょっとしたことで一つ下のランクに落とされてしまうとあまりにもったいない話です。

10万円借りた利息は1日約27円

オリックス銀行カードローンの最高金利は年17.8%です。
この数字は大手消費者金融と同じで銀行カードローンにしては少し高いと感じるかもしれません。

orix3

300万円以下のコースで借入残高が30万円以下の場合、月々の返済金額は7,000円~です。
最高金利である年利17.8%で10万円を借りて、毎月7,000円を返す場合、

返済月 利息 借入残金
1月 ¥1,511 ¥94,511
2月 ¥1,291 ¥88,802
3月 ¥1,342 ¥83,144
4月 ¥1,216 ¥77,360
5月 ¥1,170 ¥71,530
6月 ¥1,046 ¥65,576
7月 ¥991 ¥59,568
8月 ¥901 ¥53,468
9月 ¥782 ¥47,251
10月 ¥714 ¥40,965
11月 ¥599 ¥34,564
12月 ¥523 ¥28,087
1月 ¥425 ¥21,511
2月 ¥294 ¥14,805
3月 ¥224 ¥8,029
4月 ¥117 ¥1,146
5月 ¥17 ¥0

※うるう年ではない年で、1月から返済した場合
※利息の小数点以下は四捨五入
※各種キャンペーンは考慮なし

  • 返済にかかる年月:17ヶ月
  • 支払利息総額:13,164円

となります。
しかし、ちょっとがんばって月々1万円ずつ返すと、

  • 返済にかかる年月:11ヶ月
  • 支払利息総額:9,000円

と、返済完了までが半年早まり、1日の利息は約27円ほど。
支払う利息は4,000円以上も安くなるのです。

20万円を借りた場合支払う利息は1日約53円

10万円借りたときと同じ条件(年利など)で20万円借りた場合も最低支払い金額は月々7,000円となります。

  • 返済にかかる年月:38ヶ月(3年2ヶ月)
  • 支払利息総額:61,976円

やはりここは月々1万円は返済したいですね。
月々1万円の返済だと、24ヶ月(2年)で、総支払い利息も38,903円、1日あたりの利息は約53円と随分お得です。

30万円を借りた場合支払う利息は1日約82円

同じ条件で30万円を借りた場合はどうでしょうか?
毎月7,000円の返済だと、なんと!

  • 返済にかかる年月:69ヶ月(6年9ヶ月)
  • 支払利息総額:179,887円

6年半以上も払い続けることになります。
支払い利息も借りた30万円の1.5倍以上の金額を支払うことになるんです。

少しがんばって毎月2万円返済すれば、

  • 返済にかかる年月:18ヶ月(1年6ヶ月)
  • 支払利息総額:41,691円

随分違うと思いませんか?

毎月1万円の返済で、40ヶ月(3年4ヶ月)・支払い利息総額99,658円で、1日あたりの利息が約82円となります。

少しでも早く、少しでも多く返していくことが、利息と返済期間を最小限に抑える一番の方法です。

もちろんもっと金利が低ければ、支払利息の金額は少なくなります。
例えば、同じ10万円を借りる場合でも、200万円の融資限度額を得られれば金利は最高でも12.8%と軽減されます。

オリックス銀行の申し込みはWEB

オリックス銀行は店舗をほとんど持たない銀行です。
全国に3か所住宅ローン利用者向けの相談所を設けていますが、カードローンの受付をする店舗はありませんし、自動契約機の類もありません。
そのため、ネットでの申込に限定されますが、申込書の入力内容は、他の銀行や消費者金融の申込内容と変わることはないです。

ただし、申込の入力をして送信をしても簡単に返事は来ません。
他の銀行や消費者金融のようなハイスピードの審査をしていないのです。

運のいい人だと、その日のうちに審査の回答が来る人もいるようですが、申込当日に返事が来ることは期待しない方がいいでしょう。
この点は土日に申込をしても審査をしてくれる消費者金融との違いです。

審査が一通り終わると、オリックス銀行から電話があります。
審査結果を教えてもらえることと、その後に職場への在籍確認の電話をする説明がされます。
在籍確認の電話はオリックス銀行の名前を出しませんからとりあえず心配はいりません。
自分が不在の際に電話があっても、不在だと確認できればそれで在籍確認の目的は達せられるのです。

大手消費者金融のように申込をしたその日に連絡があるわけではないのですが、2日か3日程度後には審査が終わるはずです。
そのくらいの日にかかってくるかなと腹積もりをしておけばいいのではないでしょうか。

在籍確認の電話が終わると、ローンカードが発行され送付されます。
ただし、翌日届くというわけではなく、2日か3日後くらいになります。
しかし、ローンカードが届いてすぐに利用できるわけではなく、運転免許証などの必要書類をスキャナーなどで画像データにしてオリックス銀行に送付する必要があります。

オリックス銀行で確認が終わると、手続が完了した旨のロールが届きます。
これでやっとオリックス銀行カードローンを利用することができます。

オリックス

オリックス銀行カードローンには2つの審査機関が関与している

通常の銀行や消費者金融は審査を一つの会社が行います。
言い方を変えると、審査で落とされたらそれで終わりです。
審査がハイスピードで完了する理由とも言えます。

しかし、オリックス銀行カードローンには2つの審査機関が関与しています。
ひとつは自行のグループ会社であるオリックス・クレジット株式会社です。
もう一つは新生フィナンシャル株式会社、つまり新生銀行です。

銀行の保証会社でも審査をするのですが、銀行の審査はどうしても厳しい目で審査をします。
しかし、信販会社の目で審査をすれば通すことができる人もいるのです。

ただし、オリックスの審査に通った人は別として、レイクの審査で通った人は融資限度額が低くなり、かつ金利も高くなります。
オリックスの審査は厳しいですが、その審査に通る人はリスクが低くて低金利でも貸せる人です。

オリックス銀行では即日キャッシングできない

上記の通り、オリックス銀行カードローンで即日キャッシングをすることは不可能です。
そのため、即日融資が必要であれば別の銀行や消費者金融を探す必要があります。
オリックス銀行は、審査のハイスピードをウリにしているわけではないので仕方ないでしょう。

自動契約機はない

上記の通り、オリックス銀行には店舗がほとんどありません。
提携している消費者金融などもありませんから、自動契約機と言う手段を使うこともできません。
低コストで低金利を実現させているオリックス銀行カードローンなのです。

まとめ

普通の銀行に比べてオリックス銀行カードローンはいろいろと違っている部分があります。
しかし、このカードローンを簡単に言えば、オリックスクレジットのVIPローンとレイクが一体化したようなカードローンなのです。

信用が高ければ金利も低くて融資限度額も高くする半面、信用が低ければ金利は高くて融資限度額も低くなるのです。
金融機関側としては当然の選択ですが、利用者としては若干ながら割り切れないものを感じるかもしれません。

大企業の正社員や公務員の方のように信用力があれば、自分の信用力を最大限に引き出してくれるでしょう。
しかし、自分には信用力はないかなと思ったら他の消費者金融や銀行系カードローンを選択したほうがいいかもしれません。