福岡銀行カードローンは審査厳しい？申込み方法、借り方まとめ

1. 300万円までならWeb完結OK
2. 300万円までなら所得証明書類不要
3. 福岡銀行に口座がなくてもOK
4. 土日・祝日でも申し込みOK

福岡銀行について

九州経済圏の中心は福岡地区ですが、その中でもトップクラスの地位を占めているのが福岡銀行です。
ネットバンキングも完備し、個人顧客がメインバンクとして利用できる銀行と言えるでしょう。

そんな福岡銀行にはカードローン商品が準備されています。

最高限度額1000万、最低金利3%という大型のカードローンです。
最高金利も14.5%と控えめであり、大手消費者金融を利用する前に、福岡銀行カードローンを検討したほうがいいのではないでしょうか。

サービス、概要

福岡銀行のカードローンは「福岡銀行カードローン」というシンプルな名称です。
同一銀行で複数のカードローン商品が併設されている例が多い中、シンプルな商品構成は福岡銀行の自信の表れという事かできるのではないでしょうか。

必ずしも福岡銀行の口座をもっている必要がなく、ローンカードを利用してコンビニATMから返済することも可能です。
もちろん福岡銀行の口座を持っていれば、直接口座引落で返済できますから、手間がかかりません。

利用対象者の幅も広く、年齢は20歳から69歳、しかも収入がない専業主婦でも、配偶者の収入がしっかりしていれば利用できます。
消費者金融のような年収に応じた総量規制という融資制限がない銀行系カードローンです。
そう考えると、福岡銀行カードローンは、非常に使い勝手がいいカードローンだと言えるのではないでしょうか。

いくらなら借りられるの？

銀行系カードローンの中には、年収に応じた最高融資限度額を明示していることがありますが、福岡銀行にはそのような明示がありません。

しかし、このような明示があったとしても、あくまで「最高」であり、年収に応じた融資限度額が無条件に適用されるわけではないのです。
つまり、審査をしなければわからないのです。

カードローンの融資限度額がどの程度必要かは人によって違いますが、カードローンの融資限度額は、基本的に収入と家計支出から決まります。
ただし、ここで決まるのは「与信枠」と呼ばれる借りることができる最高金額なので、他の金融機関からの借入があれば、その金額は融資限度額から減らされます。

10万円借りたいのだけど利息はいくら？

福岡銀行カードローンの金利は、最高でも年利14.5%です。
福岡銀行カードローンを利用すると毎月の「定例返済」は必須であり、10万円借りると2千円の返済です。
10万円を1か月借りた場合の金利は約1,200円なので、定例返済の金額は利息支払額に大体等しいことがわかります。

もっとも、定例返済だけでは元本がほとんど減らず、1年間に1万4,500近くの負担になってしまうでしょう。
大手消費者金融より安めであるとはいえ、年利14.5%の金利は決して低いものではありません。
高金利の借金は、できるだけ早期に返済することが大切です。
又は、毎月の繰上返済により、ちょっとでも多額の返済をすることが重要になります。

先ほど定例返済だけでは、元本が減らないという話をしましたが、毎月8千円上乗せをして、1万円の返済とすることで完済までのスピードが加速されるはずです。
2千円ずつの返済を続けると、7年近くかかる返済期間が、毎月8千円上乗せして1万円の返済にすれば11か月程度で完済可能になります。

このような繰上返済は、コンビニATMの利用が可能である福岡銀行カードローンなら難しくありません。
福岡銀行の支店は、福岡県などに数多くありますが、自宅付近にコンビニがあればそこでも可能です。
繰上返済とはいえ難しいものではありませんから、ぜひ早期の返済をお勧めします。

来店、WEBからどちらがいい？

福岡銀行カードローンはWEBによる申込か、郵送による申込かのどちらかです。

ただし、WEBによる申込は、福岡銀行に口座を持っている人で、なおかつ融資希望額が300万円以下の場合限定されます。

福岡銀行に口座をもっていない人は、郵送によって福岡銀行カードローンの申込をすることになります。
店頭での申込はできません。

申込み方法、審査機関は？

このように福岡銀行カードローンの申込は、WEBか郵送に限定されます。

銀行系カードローンにしては審査が早い理由は、SMBCコンシューマーファイナンス、つまりプロミスが審査を行っているからです。

SMBCコンシューマーファイナンスが審査をしているので、福岡銀行は三井住友銀行の関連会社かと思われるかもしれません。
しかし、福岡銀行を保有している持ち株会社の株主に三井住友系の金融機関はありません。
プロミスの審査スピードを純粋に評価した上での審査機関という事なのでしょうか。

即日キャッシングは可能か？

福岡銀行カードローンは審査をプロミスが担当していることから、即日キャッシングが可能のように思われますが、最短でも審査結果が翌日になってしまうため、口座を持っている人であっても即日キャッシングはできません。
最短でも申込日の翌日になってしまうのです。

また、福岡銀行の口座をもっていない人は、必然的に申込が郵送になりますが、この場合は振込キャッシングができないため、ローンカードが届くまでキャッシングができません。
消費者金融のように、どこの銀行口座に対してでも振込融資ができるというわけではないのです。

融資希望額が300万円を超える場合もWEBの申込ができませんから、翌日の振込はできません。
翌日でもいいから、少しでも早く融資資金が欲しいというのであれば、最初は300万以内の融資希望額にする必要があります。
もっと大きな限度額が必要であれば、後で増枠申請をすればいいのです。

自動契約機について

福岡銀行には自動契約機がありません。

まとめ

銀行系カードローンという事もあり、金利は大手消費者金融より低いです。
また、福岡周辺の方が対象になるカードローンなので、福岡銀行の支店ATMを利用すれば手数料などの問題も発生しません。

ただし、即日キャッシングができないので、急いでお金が欲しいという人には不向きです。
特に口座を持たない人の場合、審査スピードが遅くなる上、契約書の辞書押印などをして福岡銀行に送り返す必要があるため、最低でも申込をしてからローンカードが届くまで1週間程度かかるでしょう。

福岡銀行に口座をもっていたほうがいいのか

銀行系カードローンの中には、消費者金融のように普通預金口座とは完全に切り離した形態のカードローンもあります。
そのようなカードローンは、銀行口座の有無を問わずカードローンの利用が可能です。
もちろん審査の事を考えれば、その銀行に口座を持っていたほうがいいことは当然ですが、メインバンクとしている銀行のカードローンより、別の銀行のカードローンの方が使い勝手がいい場合も少なくありません。

特に、口座を持たなくてもカードローンの契約ができる場合には、消費者金融並みのサービスとコンビニATM手数料無料と言った追加サービスを付けていることが多く、積極的に他行の利用者を取り込もうとしています。

銀行は融資をする際、融資資金を必ず自行口座に振り込むという慣習があるようです。
しかし、銀行法でこのようにするように決められているわけではなく、銀行によってはカードローン申込直後の最初の1回だけ他行への振り込みが可能なケースもあります。

福岡銀行カードローンも他行利用者が消費者金融のように利用できる環境を作ってはいますが、他行のカードローンに比べるとちょっと中途半端なイメージがあります。

ただし、福岡銀行利用者に対しては、即日キャッシングはできないものの、翌日には融資可能な態勢を整えているため、利便性が高いカードローンです。
そのため、福岡銀行カードローンは、基本的に福岡銀行に口座を持っている人が利用するカードローンだと考えたほうがいいいでしょう。

限度額は高いほうがいいのか?

福岡銀行カードローンに限りませんが、カードローンの融資限度額は高いほうが有利です。
商品説明書を見ていただければわかる通り、100万円までの融資限度額であれば最高金利の14.5%が適用されますが、100万円を超えるごとに1%から2.5%ずつ金利が下がります。

10万円借りた場合、1か月の金利は1%下がるごとに83円ずつ、1年間であれば千円ずつ下がるのです。
多額の利用を想定した場合、この差は無視できません。

しかし、自動車や住宅を買いたいという場合にカードローンを利用する人は、まずいません。
また、消費者金融と違い総量規制がないため、福岡銀行カードローンをおまとめローンとして利用しようとする人もいるかもしれませんが、繰り返しの利用はできないもののフリーローンを利用したほうが利息面でも審査面でも有利です。
もちろんマイカーローンや住宅ローンのような目的ローンであれば更に低金利です。

カードローンは銀行にとってはリスクが高いローン商品です。
そのため、金利も高めになります。

給料日前などにちょっとお金が足らない場合に利用するならともかく、100万円を超えるような資金が必要であれば、目的ローンにしたほうが有利でしょう。
つまり、カードローンの限度額をむやみに高くする必要はないのです。
金利が気になるかもしれませんが、10万円借りても1か月の金利は1%の差で83円に過ぎません。

福岡銀行カードローンはせっかく1千万まで融資限度額を上げてリニューアルをしたものの、他行利用者に対してはお勧めしにくいカードローンです。
しかし、福岡銀行利用者にとっては利便性が高く、お勧めできます。
中小の銀行をメインバンクにしている人の中には、自行のカードローンの使い勝手が悪いため、大手消費者金融を利用している人が少なくありません。
福岡銀行に口座を持っている人であれば、そのような不便を強いられることはないでしょう。