- セブン銀行の口座を持っていれば即日借り入れ可能。
- セブン銀行の口座を持っていない場合は、同時に申し込む必要あり。
- 審査をするのは保証会社のアコム。
- セブン銀行のATMから曜日や時間帯にかかわらずいつでも無料で利用可能。
- 返済額は月々5,000円か10,000円。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 保証人 | 総量規制 | 職場連絡 |
---|---|---|---|---|---|
15% | 10万・30万・50万円 | 最短10分 | 無し | 対象外 | 有り |
遅延利率 | 申込資格 | 返済システム | 来店必要の有無 | ||
– | 20歳~69歳 | 元加方式 | Web完結も可能 |
この記事に書いてあること
セブン銀行カードローンについて
セブン銀行カードローンは銀行系カードローンですが、審査に通りやすいと言われています。
他の銀行系カードローンのように融資限度額を100万円単位にしておらず、最高でも50万円です。
申込はWEBからできますし、既にセブン銀行の口座を持っていれば審査もスピーディーに進んでいきます。
また、ローンカードとキャッシュカードが一体化されているので、家族に内緒で申し込みたい場合にもぴったりです。
サービス、概要
セブン銀行カードローンは、セブン銀行に口座を持っている人に対するキャッシングサービスです。
そのため、口座を持っている人が対象になり、カードローンだけの申込はできません。
ただし、セブン銀行の口座申込とカードローンは同時に申込みできますから、これを機に口座開設をするのも悪い選択ではないでしょう。
セブン銀行のATMは、全国のセブンイレブンやイトーヨーカ堂などに設置してあります。
ここまで広範囲に細かくATM網を張り巡らせている銀行が他にあるでしょうか?
セブン銀行カードローンは、セブン銀行のATMを自由に使うことができますから、他行のATMなどを使うことによる手数料の支払がありません。
毎月の返済額から余計な手数料を控除されないため、返済もスムーズに進みます。
もっとも、毎月の返済額は、5千円か1万円と低い金額のため、これだけでは返済が進まないことが多いです。
金利は年利15%と大手消費者金融より低いものの、絶対的な水準は低くないです。
毎月の返済額が低いなら、自分でできるだけこまめに繰上返済をすることをお勧めします。
セブン銀行カードローンなら、手数料支払不要のメリットを生かして何回でも返済ができます。
また、セブン銀行の特徴として、キャッシュカードとローンカードが一体化していることが挙げられるでしょう。
これは家族に内緒にできるというだけではなく、財布のスリム化にも貢献するはずです。肥大化しがちな財布にローンカードまで追加されたら、財布はパンパンでしょう。
見栄えが悪いだけではなく、紛失の危険性も高まります。
また、ネットバンキングを利用したカードレス取引も可能です。
そのため、口座残高が少なくなってきたと思ったら、すぐにカードローンの利用ができます。
クレジットカードの残高不足などの際に強い味方になるでしょう。
セブン銀行の限度額は10万・30万・50万と低額
セブン銀行カードローンの限度額は10万、30万、50万の3種類とシンプルです。
他の銀行では100万円単位の利用ができることを考えると、見劣りするように思われますが、金利が高いカードローンの多額な利用はかえって危険と言えるのではないでしょうか。
一見低いと思われる利用限度額は、利用者がカードローンの返済で苦労することがないようにしているセブン銀行の心遣いだと考えることもできます。
実際にカードローンを利用するシーンを考えてみると、給料日前にちょっとお金が足りないから借りようというような場合が多いです。
大型家電製品などを買う際は、クレジットカードのリボ払いを利用することが多いでしょう。
そう考えると100万円単位の限度額って無駄だと思われる人も多いのではないでしょうか。
急にお金が必要になって消費者金融などに契約する人も少なくないようです。
しかし、その原因として多いクレジットカードの決済資金であっても、相当の利用をしていない限り50万円を超えることはないでしょう。
確かに、急な事故などで加害者になり、百万円単位のお金が必要になったという場合もあるでしょうが、それは非常に稀なケースではないでしょうか。
つまり、一般的なカードローンの使い方であれば、50万円の利用限度額があれば十分なのです。
また、下手に100万円単位のカードローン限度額を設定されると、どうしても使ってしまうのではないでしょうか。
当然無駄遣いが多くなる原因にもなりますので、カードローンのように借入が自由自在にできるローンの限度額は最低限にしたほうがいいのです。
10万円借りた利息は1日あたり約22円
セブン銀行カードローンの金利は年利15%と一定です。
月々の返済額は原則、
- 限度額10万円…5,000円
- 限度額30万円・50万円…10,000円
となっています。
つまり、限度額50万円の人が10万円借りた場合、月々1万円の支払い。
限度額10万円の人が10万円借りた場合、月々5,000円の支払い。
と同じ10万円を借りても月々の返済額が異なるのです。
「えっ? だったら限度額10万円のほうが特じゃない?」
となりそうですが、そんなに単純なものでもありません。
10万円を年利15%で借りて毎月1万円返した場合
返済月 | 利息 | 借入残金 |
---|---|---|
1月 | ¥1,274 | ¥91,274 |
2月 | ¥1,050 | ¥82,324 |
3月 | ¥1,049 | ¥73,373 |
4月 | ¥905 | ¥64,278 |
5月 | ¥819 | ¥55,097 |
6月 | ¥679 | ¥45,776 |
7月 | ¥583 | ¥36,359 |
8月 | ¥463 | ¥26,822 |
9月 | ¥331 | ¥17,153 |
10月 | ¥219 | ¥7,371 |
11月 | ¥91 | ¥0 |
※うるう年ではない年で、1月から返済した場合
※利息の小数点以下は四捨五入
※各種キャンペーンは考慮なし
限度額30万・50万円の人が10万円を借りた場合、
●返済完了まで11ヶ月
●総支払利息約7,462円
となります。
1日あたりの利息は約22円です。
しかし、限度額10万円の人が10万円借りた場合、
●返済完了まで2年
●総支払利息約15,749円
となります。
完済するまでの期間も支払う利息も倍以上となります。
もちろん随時返済も24時間可能ですから、10万円の限度額の人でも毎月1万円以上返済することは可能です。
1ヶ月後に全額返済するのであれば、利息は1,300円以下です。
突然の飲み会などでお金がちょっと足りないなという場合に大活躍します。
キャッシュカードで出金する感覚で利用できますから、同僚などと一緒にセブンイレブンのATMを使う際にもカードローンを使っているとはわかりません。
手軽な利息はセブン銀行カードローンの利用シーンを拡大します。
その他の利息は以下の通りです。
20万円を毎月1万円返した場合1日あたりの利息43円
●返済完了まで約2年
●総支払利息約31,449円
となります。
30万円を毎月1万円返した場合1日あたりの利息68円
●返済完了まで約3年2ヶ月
●総支払利息約78,205円
となります。
随時返済を利用して毎月2万円返済すると、
●返済完了まで約1年5ヶ月
●総支払利息約34,190円
となります。
随時返済を利用して毎月3万円返済すると、
●返済完了まで11ヶ月
●総支払利息約22,387円
早めに返済するのがお得に借り入れるコツです。
セブン銀行カードローンの申込は来店より断然WEB
セブン銀行には支店がほとんどありません。
そのためセブン銀行カードローンの申込は必然的にWEB経由となります。
セブンイレブンの店舗はセブン銀行の店舗ではないのです。
店舗では、口座開設や海外送金事務をしているだけであり、支店によっては住宅ローンの取り扱いもしている程度です。
つまり、支店ではカードローンの申込はできません。
既にセブン銀行の口座を持っている人ならば、審査開始後30分程度で審査結果が出ます。
土日祭日でも午後3時30分までは審査業務をしていますから、休日のお出かけの前にセブン銀行カードローンを申し込んで、お出かけの途中でキャッシングという離れ業も可能です。
こんな便利な金融機関のカードローンはどこにもないと思われます。
申込み方法・審査機関はアコム
このようにセブン銀行カードローンの申込はWEB経由だけになります。
口座を持っていればスピーディーな対応が可能ですし、口座を持っていなくても口座開設と同時に申し込みをすることができます。
また、口座開設には1週間ほどかかりますから、口座開設前に審査結果を聞き、審査で落とされたら口座開設をやめるということも可能です。
セブン銀行カードローンの審査はアコムがしています。
このような話を聞くと、アコムは消費者金融なので、アコムの審査に通る人ならば、セブン銀行カードローンの審査にも通ると思われるかもしれません。
しかし、アコムとは審査基準が違います。
金利がアコムより低いため、アコムのようにリスクを取って融資をすることができません。
いざという際の貸倒引当金を多く設定することができないためです。
カードローンは他のローン商品に比べて、自由自在に借入ができるため、貸倒などの危険性が高いと言われています。
金利が低いと、貸倒に備えた内部留保を積み立てることができないためです。
金利が低いことは、審査の厳しさにつながります。
即日キャッシングが可能
既にセブン銀行に口座を持っている人ならば、審査終了とともにセブン銀行カードローンを利用することができます。
先ほど述べたとおり、審査は30分程度で終わりますから、即日融資が可能です。
しかも、他の銀行口座に振り込むわけではありませんから、ほぼ24時間365日の利用ができます。
つまり即日キャッシングが可能なのです。
もともとセブンイレブンやヨーカ堂のATMを自由に使うことができる利便性の高さを誇っているセブン銀行カードローンですが、審査終了と同時にATMでのキャッシングもできるという点は非常にありがたいと言えるのではないでしょうか。
ここまで確実に即日融資をアテにできる銀行系カードローンはほとんどありません。
自動契約機がない
セブン銀行には自動契約機がありません。
そのため、セブン銀行に口座を持っていない人は即日キャッシングができないのです。
セブン銀行カードローンはキャッシュカードをローンカードとして利用するため、自動契約機の必要性がないとも言えます。
自動契約機を多く持つ大手消費者金融も、最初の申込はWEB経由の人が多いです。
自動契約機は、そのような人がスムーズにローンカードを受け取ることができる役割も担っています。
しかし、ローンカードがなければ自動契約機の存在価値はかなり低くなります。
つまり、自動契約機を必要としていないのです。ネットバンクの性格を持っているセブン銀行の強みでしょう。
キャッシュカードだけで用が足りるなんて便利だと思いませんか?
まとめ
セブン銀行カードローンは小口のカードローンではありますが、ちょっとお金が足りないからというピンチの際に頼もしい助っ人になります。
また、ローンカードを発行しないので、他人に完全に内緒にすることができます。
銀行系カードローンであることから、専業主婦の方も貸付対象としていますが、ローンカードがないという点は、専業主婦が夫や姑に完全に内緒でカードローンの契約をすることを可能にしています。
セブンイレブンのATMを自由に使えることから、セブン銀行自体の利便性も高いです。
自分のメインバンクとしてセブン銀行を使い、かつ必要最低限のカードローンも利用するというのが一番賢いセブン銀行カードローンの使い方です。
融資限度額が低いことから、他の銀行系カードローンよりは審査に通りやすいと言えます。
金利が高いカードローンには必要以上の限度額は百害あって一利なしです。
ホドホドの限度額にとどめているセブン銀行カードローンは安心して利用できるカードローンだとも言えるようです。